テレビで録画した新宮晋のインタヴュー番組を観た。
2023年7月30日に放映、8月5日に再放送された物を録画した。
小さい頃に絵が上手くて息子の才能を確信していた母に親戚の小磯良平の所へ連れていかれ絵を見せて「この程度なら画家にはなれない。」と言われて母が激怒したという。父親が早くに亡くなったので東京芸大のデザイン科を受験しようとしたら「芸術家になりなさい。」と背中を押され、油絵科に現役合格。そこで再び小磯良平に師事する。
何かが違うと一人イタリアへ。そこで劇的に変化する。
先日「民藝」を観に行った大阪中之島美術館で新宮晋の作品が観られるという。
これは再び行かなければ。と後輩の美術科先生と観に行く。久しぶりのお友達との外出。
余りの暑さに疲れからか少し血圧が上がり、ものもらいが出来て少し目が腫れている。
用心して駅までバス、できるだけ暑いところを歩かないように経路を取る。
久しぶりの再会を喜びながら入場券を買おうと思ったらなんと2400円。共通券かと目を疑う。
写真もOKで展示は素晴らしかった。企画や展示方法がしっかりしてとても雰囲気が良かった。
今まで制作した模型
これを観ながら、ふと「大阪万博もこんな風に考えたらいいのに。」と思った。
私がで大阪万博パビリオン模型作りというグループ活動の授業に取り組んでいた時にコンセプトを調べると「自然と人間の共生」だった。そういうことを展示するパビリオンの外観を考えるというのが目的だった。結構色々な案が出た。
でも今、2年後の開催に向けてマスコットキャラだけが先行してまるでそのコンセプトが前に打ち出されていない。
例えばこの新宮さんの模型が全て太陽光パネルで出来ていてなおかつ風力発電に使えたらとなど考えた。
コロンブスの風のプロダクト イタリアのジェノヴァ港の再開発に飾られたモニュメントとなった。レンゾとの仕事。
私はこれを観た時にダ・ヴィンチのアイディアスケッチを思い描いた。
関西国際空港の建築や全体の構想の時に初めて二人は会ったそうだが、新宮晋の仕事をレンゾが知っていて呼んだそうだ。
レンゾの今まで作った建築物を一つに集めた夢の島「アトランティス島」も模型。そこに関西空港も。
この時までにすでに奇しくも1970年の大阪万博の時にレンゾがイタリア館の建築を。新宮晋は人口池の水のモニュメントを制作した。2人とも弱冠33歳。
会場で流されていた2人のインタヴュー映像を観るととても深い言葉をレンゾが連発していた。
新宮晋との親和性、交わり。
イタリアと日本の歴史と文化の重み。アメリカのなんでもあり。
日本の文化の透明性、軽さ、重なり。
伊勢神宮の20年単位の神殿の作り直しの中に見る永遠性。
やっと86歳になって若者になれたこと。
未来しか向いていないこと。
新宮晋の作品
床にその影が映ってそれも美しい。
銀座のメゾンエルメスも模型。模型より出来上がった物は数倍美しいし、生き生きしている。
レンゾの建築模型。チバウ文化センター。
ジェローム・セド・パディ財団の構想映像
模型
2019年から建築中の東京海上ビルディングの模型。
7本の支柱から。
屋上の緑の庭園。
常に木材と緑の共演。レンゾの主張する軽やかさ。今までの歴史との共存と未来への展望を感じさせる建築群。
新宮晋の最近の作品
元気のぼり
サンダリーノ君
三田市の新宮晋風のミュージアムを是非訪れてみたい。
観終わってから国立国際の裏のカフェ、glaf studio でお昼ご飯。
ここは雑貨店と一緒になっていて20年くらい変わらない。美味しかった。
共通の友人のグループ展に行ってひとしきり展覧会の良さをしゃべって帰宅。
昨日の晩御飯。蛋白質がほとんどなかったからあまり物で。
人参、玉ねぎ、シイタケ、トマト缶でチーズオムレツ。ぶちトマト、サーモンチーズ巻き。蓮根、シイタケ、人参、こんにゃく、煮豆。サニーレタス、キュウリ、茹で海老のジュレサラダ。
結構、お腹一杯になりました。
2023年7月30日に放映、8月5日に再放送された物を録画した。
小さい頃に絵が上手くて息子の才能を確信していた母に親戚の小磯良平の所へ連れていかれ絵を見せて「この程度なら画家にはなれない。」と言われて母が激怒したという。父親が早くに亡くなったので東京芸大のデザイン科を受験しようとしたら「芸術家になりなさい。」と背中を押され、油絵科に現役合格。そこで再び小磯良平に師事する。
何かが違うと一人イタリアへ。そこで劇的に変化する。
先日「民藝」を観に行った大阪中之島美術館で新宮晋の作品が観られるという。
これは再び行かなければ。と後輩の美術科先生と観に行く。久しぶりのお友達との外出。
余りの暑さに疲れからか少し血圧が上がり、ものもらいが出来て少し目が腫れている。
用心して駅までバス、できるだけ暑いところを歩かないように経路を取る。
久しぶりの再会を喜びながら入場券を買おうと思ったらなんと2400円。共通券かと目を疑う。
写真もOKで展示は素晴らしかった。企画や展示方法がしっかりしてとても雰囲気が良かった。
今まで制作した模型
これを観ながら、ふと「大阪万博もこんな風に考えたらいいのに。」と思った。
私がで大阪万博パビリオン模型作りというグループ活動の授業に取り組んでいた時にコンセプトを調べると「自然と人間の共生」だった。そういうことを展示するパビリオンの外観を考えるというのが目的だった。結構色々な案が出た。
でも今、2年後の開催に向けてマスコットキャラだけが先行してまるでそのコンセプトが前に打ち出されていない。
例えばこの新宮さんの模型が全て太陽光パネルで出来ていてなおかつ風力発電に使えたらとなど考えた。
コロンブスの風のプロダクト イタリアのジェノヴァ港の再開発に飾られたモニュメントとなった。レンゾとの仕事。
私はこれを観た時にダ・ヴィンチのアイディアスケッチを思い描いた。
関西国際空港の建築や全体の構想の時に初めて二人は会ったそうだが、新宮晋の仕事をレンゾが知っていて呼んだそうだ。
レンゾの今まで作った建築物を一つに集めた夢の島「アトランティス島」も模型。そこに関西空港も。
この時までにすでに奇しくも1970年の大阪万博の時にレンゾがイタリア館の建築を。新宮晋は人口池の水のモニュメントを制作した。2人とも弱冠33歳。
会場で流されていた2人のインタヴュー映像を観るととても深い言葉をレンゾが連発していた。
新宮晋との親和性、交わり。
イタリアと日本の歴史と文化の重み。アメリカのなんでもあり。
日本の文化の透明性、軽さ、重なり。
伊勢神宮の20年単位の神殿の作り直しの中に見る永遠性。
やっと86歳になって若者になれたこと。
未来しか向いていないこと。
新宮晋の作品
床にその影が映ってそれも美しい。
銀座のメゾンエルメスも模型。模型より出来上がった物は数倍美しいし、生き生きしている。
レンゾの建築模型。チバウ文化センター。
ジェローム・セド・パディ財団の構想映像
模型
2019年から建築中の東京海上ビルディングの模型。
7本の支柱から。
屋上の緑の庭園。
常に木材と緑の共演。レンゾの主張する軽やかさ。今までの歴史との共存と未来への展望を感じさせる建築群。
新宮晋の最近の作品
元気のぼり
サンダリーノ君
三田市の新宮晋風のミュージアムを是非訪れてみたい。
観終わってから国立国際の裏のカフェ、glaf studio でお昼ご飯。
ここは雑貨店と一緒になっていて20年くらい変わらない。美味しかった。
共通の友人のグループ展に行ってひとしきり展覧会の良さをしゃべって帰宅。
昨日の晩御飯。蛋白質がほとんどなかったからあまり物で。
人参、玉ねぎ、シイタケ、トマト缶でチーズオムレツ。ぶちトマト、サーモンチーズ巻き。蓮根、シイタケ、人参、こんにゃく、煮豆。サニーレタス、キュウリ、茹で海老のジュレサラダ。
結構、お腹一杯になりました。