しまなみ海道秋日和 その⑤ ～尾道～

やっと尾道である。尾道の港。

駅の観光案内所の前のロッカーに荷物を預けて、
　
　　　
　　
朝９時のロープウエイに乗って千光寺へ。
展望台からの眺め。

　
　　　
この日はすごく暑くなったのだけれど全体的に煙っていた。
過去に２回くらいは尾道を訪れているのだけれど、こんなかっこいい展望台が出来ていた。

整備されているところとそうでないところが混在している尾道の坂。
すぐに文学の小径

　

志賀直哉の句碑

千光寺の修験者の岩

天狗岩

そこからの坂道

　
途中の古民家がゲストハウスになっていていい感じ。

整備された坂道。でも猫には出会わない。

猫の小径。猫には出会わない。

志賀直哉旧宅に行きたかったのだが解らないので途中の古民家カフェで休憩。真夏のような暑さ。

　
丁寧にいれられたアイスティーがすごく美味しかった。
店主さんに教えていただいてやっとたどり着いた志賀直哉旧宅。すでに閉鎖されて中には入れないそうだ。

　
　　
家の前の休憩所。

以前はこの旧宅の中からの眺めがよくて一部文学館のようになっていた記憶があり、すごく良かったのに残念。
もう「暗夜行路」や林芙美子の「放浪記」は読まれなくなっているのだろうか。

お昼は娘の希望で尾道ラーメンを食べることに。人気のお店は長蛇の列。
そのうちの一つ、「しょうや」さんへ。

　
３０分程並んだら食べることができた。
豚骨だがあっさりしていて私の好きな割と細麺。


新感線の時間までまだ時間が十分あったので近くの浄土寺へ。

　
　　
足利尊氏が必勝祈願に訪れたというお寺。
そこから見る瀬戸内海

　

駅へ戻る道にある林芙美子の像

こんど「放浪記」を読んでみよう。NHKの１００分で名著で柚木麻子さんが森光子の舞台の「放浪記」をまるで印象が違うということだったので。

尾道の駅でお土産を買ってバスで新尾道の駅へ。
新感線はやはり満席だった。久しぶりにこだまで新大阪へ。帰りも相変わらず凄い状態だった。こんな時くらい有人にすればいいのにと思ったが。新大阪駅で駅弁を買い家で夕食

旦那の神戸の焼肉弁当。
娘の水了軒

私の錦秋弁当

駅弁で終わった旅だった。
効率よくお天気にも恵まれ、すごく暑かったけれど少し懐かしい旅になった。

今回の旅で途中で甘い物を飲んだり、毎食がっつり食べたりが本当にできなくなっていると実感した。
お茶さえもいらない。水でいいって感じ。バイキングで朝食をがっつり食べるとお昼はケーキセットくらいでいい感じである。
一日で摂取する糖分やカロリーが本当に少なくて済む。帰ったら２キロも体重が増えて、口内炎ができていた。
それも２日で元のもどったけれど。低燃費の身体になってきたことを自覚せねば。