この秋は観たい展覧会が充実している。
急に寒くなった日、行きかう小学生がマフラーをしていた。なんと秋が短くなったことか。
そろそろ袷で絹の長襦袢の出番だと一時預かりしている友達の紬を着ていくことにする。



秋のそぞろ歩きにピッタリの季節になってきた。

入口の光瑶さんの実物大パネルの前で。
この人は画家と同時に登山家でもあった。
富山の麻布を扱っていた素封家の五男に生まれ、若い頃から写生に明け暮れていた。
金沢の琳派の日本画家に弟子入りし、後に京都の竹内栖鳳に入門する。
この琳派、正統派日本画と言う流れにインドやネパールの高山、日本の剱岳登山、ヨーロッパ外遊で得た色々な物がミックスされて彼の絵画が花開いたと言う感じ。

初期の作品 富山湾真景図

水墨で描いた山。ここでも大胆な省略が見られる。

元になったであろう、スケッチ。


そうかと思えば、流麗で清楚とも思える色を押さえたにも関わらず華やかさのある屏風絵。 筧

光瑶30歳の作品であるが、なんとも独特の構図が斬新。

森の藤
こんな色味の訪問着を着てみたい。

凄い写生力だが、樹の幹はたらし込み、葉はベタ。これはわざと立体感を出すため。

襖絵の構図絵。この省略は琳派からくることころか。

代表作 燦雨
この作品を観た上村松篁が鳥に魅せられオマージュ作品を描いた。

春律
このエネルギッシュな前向きな省略、迷いのない画面の分割、琳派の流れを感じさせる大胆な作品。

寂光

私の大好きな 雪 ものすごくビビッドな色面分割。はっきり若冲の影響が感じられる絵だそうだ。
土田麦僊が左の絵を褒めていた。

その小下絵。

中之島美術館がすかさず手に入れている白孔雀。よかったこれは10月展示開始で観ることができた。
これを観ているとなんだか手塚治虫の「火の鳥」を思い出す。
葉の輪郭だけ黒くいれて木の幹とかはベタ塗りでわざと立体感、遠近感を出している不思議な絵。
現在、光瑶が生きていたらどんな画材で描いていたんだろう。お寺の襖絵の大作も取り組んでいたので、やっぱり日本画の画材を使っただろうか。それともアクリルなんかで描いていたかもしれないと思った。
上手く構成されていて4階の作品は撮影OK。
大作は椅子に座って眺められるように展示されている。
途中の休憩所。テラスの外庭。


信長の集めた石仏だそうだ。こんなコーナーがあったんだ。
結構な人数がいたけれど、落ち着いてゆっくり観ることができた。
堪能。
ランチは近くの新風館エースホテルのメキシコレストラン。PIOPIKO.



一度、娘とタコスランチを食べたことがある。
ネットで予約したら、ワンドリンク、デザート付きで3200円のコースがあった。
旦那の奢り枠が今月は一枠残っていたので、それを活用した。

ワンドリンクは迷わず、マルガリータ。
これが今年飲んだ一番のマルガリータであった。コアントローとか半端なく、オンザロックなのですごくアルコール度が高かった。
芳醇なマルガリータであった。

スープとサラダ。京都は野菜が新鮮で美味しい。

メインのタコス三種。サツマイモ、シュリンプのフリッター、牛煮込み。ナチョス。
もうここでお腹一杯になったが、最後のデザート。サツマイモのムースのような物。

これも半端なく美味しかった。
ほんまにはち切れそうなほど満腹であった。
11時30分に入店して12時過ぎまで私たち二人の貸し切りであった。後で3人一組入ってきた。
サービスも親切で着物姿なのでエプロンを持ってきてくれた。
このワンドリンク付き3200円のコースはネットだけで、予約するのにメールアドレスは入力しなければならないが、カード情報は必要ない。2日前からキャンセル100%だ。予約するのに少し勇気がいるかな?前日に予約を入れるとお得かも。
他のネット情報ではランチは週末だけになっていたのとリターンメールが返ってこなかったから不安で電話すると「大丈夫です。予約取れてます。」ということだった。
平日ランチは今年一杯で、1月はまた週末だけになるそうだ。
エースホテルに宿泊している人はほぼほぼ外国人でロビーはハロウィーン一色だった。


私も意識したわけではないがハロウィーン色の八掛と帯。

この紬は良い物なのでとても着やすかったが、やっぱり長襦袢は麻の方がいいかな?日中は少し暑かった。
珍しく紬の付け下げなので本来、お太鼓がいいのだが、少し崩した感じにしたかったので銀座結びに。結果楽だった。
この後、京都在住の友達が教えてくれた京都駅西口で開催されている伏見酒飲み比べに行こうと思ったがあまりにお腹が満腹だったので挫折していつものように直帰した。
昨日の晩御飯は、私はじゃが芋なしの鳥じゃが。豆腐、シイタケ、セロリ葉のお味噌汁。セロリ、ワカメの酢の物。

なんと、お酒が飲みたくなかった。ビール少し飲んだけど。(飲んだんかい!)
急に寒くなった日、行きかう小学生がマフラーをしていた。なんと秋が短くなったことか。
そろそろ袷で絹の長襦袢の出番だと一時預かりしている友達の紬を着ていくことにする。



秋のそぞろ歩きにピッタリの季節になってきた。

入口の光瑶さんの実物大パネルの前で。
この人は画家と同時に登山家でもあった。
富山の麻布を扱っていた素封家の五男に生まれ、若い頃から写生に明け暮れていた。
金沢の琳派の日本画家に弟子入りし、後に京都の竹内栖鳳に入門する。
この琳派、正統派日本画と言う流れにインドやネパールの高山、日本の剱岳登山、ヨーロッパ外遊で得た色々な物がミックスされて彼の絵画が花開いたと言う感じ。

初期の作品 富山湾真景図

水墨で描いた山。ここでも大胆な省略が見られる。

元になったであろう、スケッチ。


そうかと思えば、流麗で清楚とも思える色を押さえたにも関わらず華やかさのある屏風絵。 筧

光瑶30歳の作品であるが、なんとも独特の構図が斬新。

森の藤
こんな色味の訪問着を着てみたい。

凄い写生力だが、樹の幹はたらし込み、葉はベタ。これはわざと立体感を出すため。

襖絵の構図絵。この省略は琳派からくることころか。

代表作 燦雨
この作品を観た上村松篁が鳥に魅せられオマージュ作品を描いた。

春律
このエネルギッシュな前向きな省略、迷いのない画面の分割、琳派の流れを感じさせる大胆な作品。

寂光

私の大好きな 雪 ものすごくビビッドな色面分割。はっきり若冲の影響が感じられる絵だそうだ。
土田麦僊が左の絵を褒めていた。

その小下絵。

中之島美術館がすかさず手に入れている白孔雀。よかったこれは10月展示開始で観ることができた。
これを観ているとなんだか手塚治虫の「火の鳥」を思い出す。
葉の輪郭だけ黒くいれて木の幹とかはベタ塗りでわざと立体感、遠近感を出している不思議な絵。
現在、光瑶が生きていたらどんな画材で描いていたんだろう。お寺の襖絵の大作も取り組んでいたので、やっぱり日本画の画材を使っただろうか。それともアクリルなんかで描いていたかもしれないと思った。
上手く構成されていて4階の作品は撮影OK。
大作は椅子に座って眺められるように展示されている。
途中の休憩所。テラスの外庭。


信長の集めた石仏だそうだ。こんなコーナーがあったんだ。
結構な人数がいたけれど、落ち着いてゆっくり観ることができた。
堪能。
ランチは近くの新風館エースホテルのメキシコレストラン。PIOPIKO.



一度、娘とタコスランチを食べたことがある。
ネットで予約したら、ワンドリンク、デザート付きで3200円のコースがあった。
旦那の奢り枠が今月は一枠残っていたので、それを活用した。

ワンドリンクは迷わず、マルガリータ。
これが今年飲んだ一番のマルガリータであった。コアントローとか半端なく、オンザロックなのですごくアルコール度が高かった。
芳醇なマルガリータであった。

スープとサラダ。京都は野菜が新鮮で美味しい。

メインのタコス三種。サツマイモ、シュリンプのフリッター、牛煮込み。ナチョス。
もうここでお腹一杯になったが、最後のデザート。サツマイモのムースのような物。

これも半端なく美味しかった。
ほんまにはち切れそうなほど満腹であった。
11時30分に入店して12時過ぎまで私たち二人の貸し切りであった。後で3人一組入ってきた。
サービスも親切で着物姿なのでエプロンを持ってきてくれた。
このワンドリンク付き3200円のコースはネットだけで、予約するのにメールアドレスは入力しなければならないが、カード情報は必要ない。2日前からキャンセル100%だ。予約するのに少し勇気がいるかな?前日に予約を入れるとお得かも。
他のネット情報ではランチは週末だけになっていたのとリターンメールが返ってこなかったから不安で電話すると「大丈夫です。予約取れてます。」ということだった。
平日ランチは今年一杯で、1月はまた週末だけになるそうだ。
エースホテルに宿泊している人はほぼほぼ外国人でロビーはハロウィーン一色だった。


私も意識したわけではないがハロウィーン色の八掛と帯。

この紬は良い物なのでとても着やすかったが、やっぱり長襦袢は麻の方がいいかな?日中は少し暑かった。
珍しく紬の付け下げなので本来、お太鼓がいいのだが、少し崩した感じにしたかったので銀座結びに。結果楽だった。
この後、京都在住の友達が教えてくれた京都駅西口で開催されている伏見酒飲み比べに行こうと思ったがあまりにお腹が満腹だったので挫折していつものように直帰した。
昨日の晩御飯は、私はじゃが芋なしの鳥じゃが。豆腐、シイタケ、セロリ葉のお味噌汁。セロリ、ワカメの酢の物。

なんと、お酒が飲みたくなかった。ビール少し飲んだけど。(飲んだんかい!)