親との付き合い方 ベランダに放置

週末この冬一番の寒さ。みぞれや雪が舞う。
よっぽど行くのを止めようかと思ったが、午後から少しましになる。
意を決して荷物をまとめ、バスに乗る。

幸い、母はとても元気だった。
しゃかしゃか洗濯物を入れ、デイサービスで使ったタオルなどを洗濯し、干していた。
このしゃかしゃか動く時は元気。咳もほとんど止まっている。
どうやらこの冬は肋骨骨折は免れたようだ。
卵が無かったので、近くのスーパーに買い物に行き、出汁を取り、ある程度、料理をする。
換気扇の掃除のチラシが入っていたので頼もうと思う。
記憶にないくらい換気扇は掃除してない。

ふとベランダを見ると白い二つの袋が、一つはどうやら、白菜が丸まま入っているようだ。
もう一つはみかん類か？
食事の後で聞くことにする。

金時人参がまた沢山ある。

この日の晩御飯はいつものようにお刺身（鯛、あじ、サーモン）甘エビ、トマト、セロリ。おろした長芋。人参、ピーマンのきんぴら。しいたけ、大根、ネギのお味噌汁。毎回同じようなメニューになるが、母はお刺身が一番好きである。生魚は身体にもいい。
長芋も安いし、身体にもいい。食べやすさやバランスを考えるとこのようなメニューになる。

早目の食事だったが、よく食べた。ご飯も食べた。デイの日誌をみるとやはり、体重は減っていた。
年末に食欲がなかったのは風邪のせいだ。私も年末、年始食欲がなかった。
元気に食べて、元気にしゃべって帰り際に、ベランダの物を確認すると、やはり白菜。半分持ち帰り。
もう一つはみかん。一つカビになっていた。一つは腐っていた。もったいないが、捨てる。
部屋に入れて、早めに食べるように言う。
母曰く、「忘れてた」そうだ。白菜半部は冷蔵庫に入れる。
実家のベランダは風邪も強いが日当たりもいい。フェンスが高いので大丈夫だったが、ベランダに野菜や果物を置いたら忘れるので
置かないように言い聞かせる。食べ物を廃棄するのはしのびないのだ。
やれやれである。