遊びをせんとや

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完全退職して思うこと

2023-04-12 07:09:17 | 日々のあれこれ
完全退職になって10日以上たった。
じわじわと幸せが押し寄せてくる。
どんどん「こうあらねば」とか「こうせねば」が無くなっていく。
「何時にここに行ってこれをせねばならない」「何時まで○○にいなければならない」ということがないというのは何とも開放感に包まれる。
元来、小さい頃から習い事がすごく嫌だった。親に進められてしぶしぶ行くがその時間が近づいてくると「あーめんどくさー」となっていた。
だから退職して時間がふんだんにあってもお金を払って物事を習得しようと気が全くない。
本当にない。
スポーツジムに行くとかお茶を習いに行くとか。まっぴらごめんである。
金銭的な面もあるが、無料でも「行かないな」と思う。
元来のずぼら気ままが全開である。

旦那には「本来働くのに向いてないんや。」と言われた。
そうかもしれない!
そうなら40年間本当に無理をしてよく頑張ってきたと自分を褒めたい。
自分の持っている力以上に頑張ったと思う。確かに。
そういうふうに親にはしつけられた。

ということでこのじわじわ感じる幸福感を大切に味わいたいと思う。
独身の頃、海外旅行に行って出国するときの開放感に似ている。どこにも所属していない浮遊感。
だいたい、団体行動が大嫌いだから。

よーく考えるとエステは行ってもいいな。他人にゆだねて気持ちいいから。
でもお金をそこにかけるかというとNOである。

「きれいな物だけ見ていたい。」「気持ちいいことだけしたい。」という本能丸出しである。

今私が如実に「あー幸せ」と感じるのは
朝、ちょうどいい感じに濃いめにいれたコーヒーに温めた牛乳をいれたカフェオレを飲む時。
夕方、少し日が傾いてきた頃にジントニックを飲む時。
心から美味しいと思うし、ここに幸せがあると思う。

現実的には完全退職して家計の予算を見直した。
嬉しい誤算は健康保険料が思っていたより安くなった。
でも本来入ってくるお金は次の月の収入とみなしているので、私の場合は来年度から年金完全支給額となるので今年は厳しい。
できるだけ赤字を出さないように、でもやりたいことは我慢しないで機嫌よく暮らしたい。
よく、一度広がった家計は締められないというが、そんなことはない。
退職前に思い切り買いたい物は買ったので被服費はここ3年はほとんどかからない。
リビングのラグもネットで気にいった物があって注文したのでこれで形に残る物はほぼ買わないと決めた。
人間関係のストレスが全くないのでそんなに物も欲しいと思わない。決してストレス発散で物を買っていたわけではないが。

本音を言えば使えるお金が潤沢にあれば老後は楽しいんだろうなーとは思うが、それは考えても仕方がないし、現実に即してどれだけ楽しめるかを工夫する方がもっと楽しい。

というわけで私に課せられた使命は「親の介護」だけである。
工夫してできるだけ楽しく取り組みたい物である。

滋賀の高月に十一面観音像を観に行きたいのだが、お天気が今一なので今日は一日何も予定はない。
バーミュキラの鍋でフォッカッチャを焼いてみようかと思う。
昨日は筍ご飯を作ろうと欲張って沢山お米を入れたらダメで再度結局普通の鍋で炊いた。
何とか食べられる物ができた。

鳥唐揚げ、ピーマン素揚げ、トマトとセロリ、中華スープの晩御飯。


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