9月を迎えて、夕方鈴虫が鳴き始める。日差しは相変わらず容赦はないが吹く風は少しひんやりしてくる。
やっぱり秋がそこまで来ているようだ。
一週間に一度になった実家訪問。まずは電車に乗る前に野菜や肉を少しずつ買って行く。最近なすび1個、キュウリ一本ずつ売っているので助かる。玉ねぎと人参、卵はあるはずだからと実家の冷蔵庫を思い出し、自分ちの冷蔵庫も鑑み、多かったら持ち帰るという算段を頭の中でする。実家を訪れる日の晩御飯はお刺身と決めておく。母はあの年齢相応の始末屋で「お刺身は自分でおろす」と言いながら最近お刺身を買ったことがない。勿論魚一匹買っておろすということも到底できない。でも一番お刺身が好きだと思うので、その時に美味しそうな刺身の柵を買って行く。お昼は鉄火巻や巻きずし。
今回は買い物に行こうと思った矢先だったようで順調に冷蔵庫は何も無くなっていた。
母のヘアースタイルがすっきりしている。なんと自分で電話予約を入れて美容室へ行ったみたい。
歩いて2~3分の美容室だが、去年の夏はいくら勧めてもなかなか行かなかった。
足りない物を確認して牛乳やパン、果物、ビールを買いに行く。デイサービスのノートに「背中にかゆみがあるからメンソレータムを一瓶使いきったので新しい物を持って来てほしい」と書いてあった。ティッシュの箱がないのでそれも買って来て欲しいとのことでドラッグストアにも行く。
お昼は冷凍してあった出汁がやっぱりそのままあったので解凍してお吸い物と冷蔵庫にしまってあった野菜の煮物を少し、巻きずしを食べた。食欲も普通。
その日の「晩御飯はお刺身やけれど、茹でた蛸とか大丈夫?」と聞くと「もひとつやね。」と言う。「やっぱり嚙み切られへんの?」と言うと「いや味が。食べるのは全然大丈夫。」とのこと。なんだ。
「あんた、もう料理はいいから。来るだけ電車賃もったいない。」というから「いやおばあちゃんからもらってるからいいよ。」母が「それがもったいない。掃除でもして。」
基本、実家への交通費とお昼代は実費を請求することにしている。気分的にその方がお互いすっきりする。
同じことを何度も言うが、先週私に頼みそうになった簀の子もちゃんと作業部屋の窓についているし、日常生活は上手く回っているようだ。リビング、作業部屋に掃除機をかけ、テーブルの下を雑巾がけし、浴室、トイレの床を掃除した。
デイサービスに通いだして他人の目を気にする母としては身なりをきちんとしたいと言う欲が出てきたのだろう。すごくいい事だと思う。なんだか認知症もそう進んでいないようだし腰痛以外は100歳まで生きそうな母だ。
ちょうど私も前日にカット、パーマに行ったのでこの歳になって清潔感は大事。特にヘアスタイルは大事だと実感したところだった。
大昔住んでいた家の裏が美容室でご近所さんのよしみで親子でよく通っていた。すごく気のいい夫婦で営んでいたが、どうにもセンスがよろしくない。いつも母は帰ってくるたびに「なんで?こんな髪型に、、、。」と悲しそうに言っていた。成人式の時も私はたくさん注文だしたけれど近所の友達は七五三にされていた。今はカットだけでもすごく似合う髪型にしてくれる美容師さんが増えたけれど昭和の古き良き時代のご近所づきあいだった。そんな事をふと思い出した。
昨日の晩御飯。鮭のカマ、トマト、大根おろし。キュウリの塩麴、梅浅漬け。冷奴。シイタケ、小松菜のお味噌汁。出汁巻き卵。
息子がくれた山口の日本酒が美味しかった。
やっぱり秋がそこまで来ているようだ。
一週間に一度になった実家訪問。まずは電車に乗る前に野菜や肉を少しずつ買って行く。最近なすび1個、キュウリ一本ずつ売っているので助かる。玉ねぎと人参、卵はあるはずだからと実家の冷蔵庫を思い出し、自分ちの冷蔵庫も鑑み、多かったら持ち帰るという算段を頭の中でする。実家を訪れる日の晩御飯はお刺身と決めておく。母はあの年齢相応の始末屋で「お刺身は自分でおろす」と言いながら最近お刺身を買ったことがない。勿論魚一匹買っておろすということも到底できない。でも一番お刺身が好きだと思うので、その時に美味しそうな刺身の柵を買って行く。お昼は鉄火巻や巻きずし。
今回は買い物に行こうと思った矢先だったようで順調に冷蔵庫は何も無くなっていた。
母のヘアースタイルがすっきりしている。なんと自分で電話予約を入れて美容室へ行ったみたい。
歩いて2~3分の美容室だが、去年の夏はいくら勧めてもなかなか行かなかった。
足りない物を確認して牛乳やパン、果物、ビールを買いに行く。デイサービスのノートに「背中にかゆみがあるからメンソレータムを一瓶使いきったので新しい物を持って来てほしい」と書いてあった。ティッシュの箱がないのでそれも買って来て欲しいとのことでドラッグストアにも行く。
お昼は冷凍してあった出汁がやっぱりそのままあったので解凍してお吸い物と冷蔵庫にしまってあった野菜の煮物を少し、巻きずしを食べた。食欲も普通。
その日の「晩御飯はお刺身やけれど、茹でた蛸とか大丈夫?」と聞くと「もひとつやね。」と言う。「やっぱり嚙み切られへんの?」と言うと「いや味が。食べるのは全然大丈夫。」とのこと。なんだ。
「あんた、もう料理はいいから。来るだけ電車賃もったいない。」というから「いやおばあちゃんからもらってるからいいよ。」母が「それがもったいない。掃除でもして。」
基本、実家への交通費とお昼代は実費を請求することにしている。気分的にその方がお互いすっきりする。
同じことを何度も言うが、先週私に頼みそうになった簀の子もちゃんと作業部屋の窓についているし、日常生活は上手く回っているようだ。リビング、作業部屋に掃除機をかけ、テーブルの下を雑巾がけし、浴室、トイレの床を掃除した。
デイサービスに通いだして他人の目を気にする母としては身なりをきちんとしたいと言う欲が出てきたのだろう。すごくいい事だと思う。なんだか認知症もそう進んでいないようだし腰痛以外は100歳まで生きそうな母だ。
ちょうど私も前日にカット、パーマに行ったのでこの歳になって清潔感は大事。特にヘアスタイルは大事だと実感したところだった。
大昔住んでいた家の裏が美容室でご近所さんのよしみで親子でよく通っていた。すごく気のいい夫婦で営んでいたが、どうにもセンスがよろしくない。いつも母は帰ってくるたびに「なんで?こんな髪型に、、、。」と悲しそうに言っていた。成人式の時も私はたくさん注文だしたけれど近所の友達は七五三にされていた。今はカットだけでもすごく似合う髪型にしてくれる美容師さんが増えたけれど昭和の古き良き時代のご近所づきあいだった。そんな事をふと思い出した。
昨日の晩御飯。鮭のカマ、トマト、大根おろし。キュウリの塩麴、梅浅漬け。冷奴。シイタケ、小松菜のお味噌汁。出汁巻き卵。
息子がくれた山口の日本酒が美味しかった。