遊びをせんとや

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片岡仁左衛門 坂東玉三郎 初春特別公演 松竹座

2025-01-15 06:58:09 | 歌舞伎
連日お出かけ
この日は楽しみにしていた片岡仁左衛門、玉三郎公演、松竹座。
お正月は南座の玉三郎単独公演に行ったり、松竹座に行ったりしていたが、今年は玉三郎単独公演の後に半月、仁左衛門との共演があった。しかもがっつりお芝居。

 
この日は先に待ち合わせて、まずはランチ。
昨年と同じ少し行ったアメリカ村の中の割烹「十方」
食べログでお席だけ予約して、掘りごたつの隅の落ち着いた席を用意してくれていた。

量は少な目だが、この松花堂弁当がなんと十食限定で1430円というお得なお値段。これに食後のコーヒーまで付く。
私にはこれで十分。お酒を一合だけ頼んだ。

ゆっくりお食事してお互いのお正月の様子をしゃべり倒して、十分時間があった。
幸い、暖かく天気は上天気。
着物日和である。

入場して、先に三階のロッカーにコートや色々を入れて、身軽になって一番前のお席。
最初の演目は於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)の中の土手のお六、鬼門おの喜兵衛の二幕である。
てっきり早変わりと思ったのだが、悪婆のお六とその悪人喜兵衛のゆすりの物語である。

二人が出ると、まるで絵になる。なんだか二人とも若くなったみたい。
特に玉三郎がつやつや。
こんな役をやっても、赤姫をやっても、御殿女中をやっても様になるまるで生きたザ歌舞伎である。
仁左衛門もまた達者である。
この二人の共演を観ることができることの幸せ。

幕間にいつもコートを着てから慌ただしく写真を撮るので1階のロビーまで降りて、ゆっくり写真撮影。
それぞれの着姿を撮影して、その後にスタッフの方に頼んで3人の写真を撮ってもらった。

 
私は紫の訪問着、この前ヤフオクで誰ともせらずに買った濃いグレー、金銀の袋帯。昔、阪神の骨董市で買ったアンティークパーティービーズバッグ。帯締めは礼装用金銀。扇子は末広。
 
友達は同じような色味だがもっと渋い葡萄色の豪華な訪問着。素敵な利休バッグはお手製。そのお友達はお母さんの色無地を染め直して。名古屋帯の色が凄く似合っている。
それぞれ、フォーマル。劇場内も訪問着が多かったようだ。フォーマルが似合うお正月劇場歌舞伎公演である。

二つ目は舞踊神田祭
何ともすっきりした鳶頭の扮装の仁左衛門と粋な芸者姿の玉三郎。これ以上絵になる二人はいない。
なんとも艶っぽい舞踊であった。お正月らしく目だたく終わった。
満足して劇場を後にする。

なんばウォークのポップアップショップがリサイクル着物のお店になっていた。1g1円着物とか袋帯全品990円とか。
かなりの量があったので冷やかしがてら3人で物色。去年なら買ってたな、、、。と思いながら。
3月の南座の観劇の約束をして、2月の松竹座のチケットをもらって帰路に着いた。
幸せな二日間だった。ここうやって着物でおしゃべりしながら観劇できる友に感謝。

昨日の晩御飯。焼き過ぎてバラバラになった塩鮭、大根おろし。温泉卵にエビ。白菜、玉ねぎ、豆腐、ワカメの味噌汁。







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