かつを・土佐はちきん地鶏
わらやき屋
(千代田区九段北1丁目)
※店舗正面は狭く見えますが
実際には奥行きも2階もあって
かなり広いお店です。
土佐(高知県)の
美味しいものがいただけるお店
「わらやき屋」さんに行きました。
このお店は東京都内だけでも
10数店舗ありますが
私たちが行ったのは
靖国神社の近くにある「九段下店」。
ビールをお願いしましたが
もたもたしているうちに
グラスが汗をかいてしまいました…。
突き出しは野菜サラダ。
小瓶は自分で選ぶドレッシング。
かつをの塩たたき
そもそも、お店に来たのは
これが食べたかったから。
添えてあるのは、塩と
わさび、大蒜、青葱、茗荷。
店名が『わらやき屋』と
言うくらいですから
そりゃ、
あれもこれも藁焼きで。
私たちに供された
「塩たたき」も、こんな風に。
⇊
席は予約時にお願いした
藁焼き場前のカウンター。
思わず…
ファイヤー!!
と、叫んでしまいそう…。
私の目の前、ガラス越しに
串打ちされた「かつを」が
藁の火で焼かれているところです。
かつをを大きく
⇊
厚く切られたかつをは
口に入れると、
焼けた藁の風味も強くて
たまらなく美味しいです。
このお店には年に一、二度
かつをの時期に伺うだけですが
あー、また来たい!!と
食べている最中から、
そう思いました。
このお酒がまた…
かつをによく合うんです。
鯨(くじら)の藁焼き
表面が程よく藁焼きされた赤身は
醤油「松の甘口」をつけて食します。
うねす(クジラベーコン)は、
「ぬた」をつけていただきます。
赤身は癖がなくて柔らかい。
白いベーコンも
見た目と違い脂っこさがなくて
こちらも
凄く美味しかったです。
厨房男性陣は
「高知Love!」を背負って。
アスパラガスの藁焼き
藁で焼いたアスパラガスも
やわらかくて良かったですが
添えられた
「アオサ入りマヨネーズ」
これが、また美味しくて。
はちきん地鶏
もも肉の藁焼き
醤油の実、大蒜、青葱
地鶏もも肉を
ニンニク醤油に漬け込み
藁焼きにしたもので
醤油の実と一緒にいただきます。
メニューに、
「余分な脂質が少ないヘルシーな旨さ」
と、ありましたが、確かに…
脂っ気が少ないのにやわらかくて
地鶏らしいコクがありました。
芋天
「大正町市場」の
日曜市名物だそうです。
もう既に
お腹がいっぱい過ぎるほど
いっぱいでしたが
最初から私の目に留まってしまい
テイクアウトのつもりで
お願いした一品。
取り分けてみれば
⇊
前に置かれた時、
えっ! 土佐なのに…
なんで沖縄の
サーターアンダギーなの?
なんて、思ってしまいました…。
お腹がいっぱいなんて言いながら
前に置かれると、つい手が伸びて
熱々を一個食べてみることに…。
いゃぁ~おいしいっ!!
さつまいもに
甘塩っばい厚めの衣で
その衣はサクサクッ。
中はホクホクほっこり。
本当に美味しく感じましたが
今朝、残りを食べてみたら…
かなり甘かったです。
今シーズンにもう一度来たいね
などと話しながら
『わらやき屋』さんを後にして
神楽坂に戻り、
いつものバーへ
マスターの顔を見に。
このバーもすごく久しぶりで
昨年の11月以来。
先月、一度行ってみましたが
あいにくと「満席」で入れず。
コロナ渦になってから
入店制限をされており、
お店に入るのも
容易ではなくなりました。
久しぶりのカウンター。
夫はバーボンのロック。
私はファジー・ネーブルで
スタート。
夫の二杯目は
またもや同じパーボンのロック。
私はソルティドッグ。
一席空けて隣は
中高年のご夫妻と息子さんで
お三方とも静かでした。
そんな中
カクテルを飲んでいらした奥様が
「あー、外で飲むお酒って
本当に美味しいわ」
ため息をつくように仰いました。
ほんとうに…、
私も心の中で
激しく同意しました…。
夫の三杯目は
バーボンをストレートで。
バーを出てみれば
金曜日の神楽坂は
まだまだにぎやか。
そんな中、
「カイが待ってる」と、
いつものように夫が言い、
帰り道を急ぎました。
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