しまなみ海道で
道後温泉まで行った日の
夕食です。
一日目と同じく
量を若干減らして
少し良いものをという
「少量美食コース」で。
冷菜
蝦蛄と鯛オイル漬けの
生姜酢ジュレ掛け
ジュレの下には
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蝦蛄(シャコ) 鯛
蓮根豆腐 蛇腹胡瓜
酢取茗荷 赤蕪千枚漬け
正直に書けば
ジュレの酢が強すぎて
折角の食材が
ちょっと
負けちゃったみたい…。
温物
牡蠣とムール貝の
チーズ茶碗蒸し
クレソン餡かけ
真ん中に牡蠣とムール貝。
まわりには、
糸を引くほどたっぷりの
チーズが入った茶碗蒸し。
もう一杯いただきたいくらい
美味しかったです。
私にとって、
この夜の一番でした。
御造り
旬魚盛り合わせ
海鼠酢 海鼠腸とろろ
雪輪大根 椿鯛 煎り酒盗
寒鰆焼霜 赤西貝 地穴子薄造り
鰤焼霜 辛味大根
三種たれ
(土佐醤油、ハーブオイル、レモン塩)
少し大きく
⇊
一日目のお造りも
新鮮で素晴らしかったですが
二日目も文句なく素晴らしい。
特に杓文字にのせられた
「地穴子の薄造り」など
絶品でした。
焜炉
鯛と車海老の
アクアパッツァ
黄韮 若芽 二色パプリカ
アスパラ エリンギ
浅利 トマト
取り分けてみれば
⇊
夫が、
「あー、リゾットにしたいなぁ」
と、言いましたが
本当に…。
もともとの味付に加えて
魚介や野菜からの出汁で
スープが
とんでもなく美味しい。
肉料理
牛ホホ肉ワイン煮
ビーフシチュー
広島野菜 新じゃが芋 人参
ピコロス 神石玉蒟蒻
ブロッコリー 生クリーム
またもや夫が
「あー、パンが欲しい」
と、言いましたが
本当に…。
中身を掬って
少し大きく
⇊
供されたとき、
お皿に目が吸い寄せられました。
思わず「素敵なお皿ですねぇ」
と、言ったら
「料理長がお気に入りのお皿です」
夫は、「こんないいお皿の上に
こんなシチューの器をのせるのは
もったいない」と、言いましたが
私は逆に、シチューの器が
平凡なものだからこそ
きれいなお皿を
選ばれたんじゃないかと
思いましたけれど。
さて…、どうなんでしょう…。
油もの
虎魚唐揚げ
茄子 蓮根 さつま芋 青唐
広島レモン 卸しポン酢
これも、まず
器の絵に目がいきました。
「あ…、鞆の浦の常夜灯ですか ?」
「はい、その左は私ども
汀邸 遠音近音の建物でございます」
後は、仙酔島なども
描かれていましたが
やはり、オーダーされた
オリジナルの器だとか。
虎魚(オコゼ)の唐揚げは
「少量美食コース」の
一人前にしては
量が多いと思いながらも
パリッと美味しかったので
完食。
御食事
穴子飯 香の物
合わせ味噌仕立て 素麺
「ひつまぶしの器だわね」
と、言ったら
夫が、
「碁石を入れる碁笥(ごけ)みたいだ」
と、言いました。
ま、どっちでもいいけれど
穴子飯は美味しかったです。
驚いたと言えば…
合わせ味噌仕立て 素麺
コロンとそのままの里芋と
素麺が入った味噌汁って、
考え付きもしなかったけど…。
水菓子
瀬戸田ドルチェの
レモンシャーベット
戻酸檸檬水
黒糖わらび餅
焙煎黄粉 黒蜜
美味しかった夕食も
これでオシマイ。
思いもかけず、
道後温泉まで
行くことになりましたが
私に意識がある限り
この日のことは
忘れないと思います…。
ポチッと宜しくお願いいたします。
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