気ままな撮影紀行

鉄道写真をメインに航空機や一般の
風景写真等の撮影に出かけました。

JR最古のランプ小屋がある駅 JR奈良線 稲荷駅(京都府)

2016年06月16日 | JR西日本エリア
JR奈良線の稲荷駅(いなりえき)は、相対式ホームの2面2線を持つ地上駅です。

駅舎は伏見稲荷大社の真正面にあって、1935年(昭和10年)に竣工したコンクリート造りで、稲荷大社の朱塗りの鳥居にちなんでいるのか、駅舎の柱は朱色になっていました。撮影はいずれの写真も、2012年6月14日です。

伏見駅の駅舎です。柱の色は朱色になっています。


駅舎は下りの2番線ホーム側にあり、普通列車が入線してきました。


2番線ホームの脇にJR最古のレンガ造りのランプ小屋が残っています。1879年(明治12年)の開業当時にに設けられたもので、当初は木造だったが後にレンガ造りに改築されたようです。


【注】ランプ小屋 : 明治時代、列車の車内照明や信号機の照明等に、灯油が使われていました。そのため多くの駅には、レンガや木造で危険物保管庫や保管部屋等が設置されていました。明治中期から大正にかけて列車に電灯が普及すると、ランプ小屋は姿を消して物品庫として使用されるケースが多くなったようです。

ランプ小屋を駅舎を出て道路側から見ました。




駅舎正面には、伏見稲荷大社の大鳥居が有って参道が延びていました。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 旧国鉄を代表するディーゼル... | トップ | 初夏の北条鉄道沿線(兵庫県) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

JR西日本エリア」カテゴリの最新記事