気ままな撮影紀行

鉄道写真をメインに航空機や一般の
風景写真等の撮影に出かけました。

近鉄の保線作業用 特殊車両『つくつくぼうし』(奈良県)

2021年06月01日 | 近畿日本鉄道
近鉄奈良線の大和西大寺駅(やまとさいだいじえき)横にある車両基地で、保線作業を行なう特殊車両『つくつくぼうし』が止まってました。この車輌は奈良県内の五位堂検修車庫で行なわれた「きんてつ鉄道まつり」で展示されていたのを目にした事が有りましたが、本業で “実戦に向けて配置” されているのは初めて見ました。

この車輌は「マルチプルタイタンパー」といって、軌道の修正やバラストをレールや枕木の下に突き固めて整える保線用の機械です。「つくつくぼうし」の名前の由来は、バラストを「突いて」レールや枕木の下に固めて安定させる事によって、事故を「ぼうし」する願いを込めてネーミングされた様です。

西大寺車両基地に停まってました。




以下は五位堂検修車庫での「きんてつ鉄道まつり」で撮影しました。(撮影:2015年11月1日)
車体の側面に窓の付いたカバーの様なのが飛び出てます。保線作業は終電車が出た後の深夜作業になる為、本線での作業時には騒音対策として地面すれすれ迄降ろして作業しますが、この時はイベントで作業内容の周知の為に上がった状態で稼働させているそうです。






車体から「つく」の部分が降りてきてバラストに差し込んで枕木の下へ突き固めます。





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