レールの上を走る鉄道は、勾配の走行が苦手です。静岡県を走る大井川鐵道井川線の、アプトいちしろ駅と長島ダム駅の間は90‰(パーミル:1000m進む間に90mの勾配がある)の急勾配をアプト式で運行されてます。
【アプト式鉄道】
急勾配の路線を安全に走行出来る様に、軌道上の2本のレールの真ん中に滑り止めの歯の付いたレールを設置して、アプト式電気機関車の床下にも歯車を取り付け、それらをかみあわせながら勾配の区間を走行しています。その際は必ず坂の下側にアプト式電気機関車を連結して、ブレーキの役目をしながら走行しています。
長島ダム駅です。ホームには千頭駅(せんずえき)へ向かうトロッコ列車が入線しています。
この駅から先、写真左方向に行くと90‰の下り勾配が待ち受けています。その為トロッコ列車の先頭に、アプト式電気機関車の連結作業中です。右側が乗客の乗っている列車で、左側がアプト式電気機関車です。
連結されたアプト式電気機関車のサポートを受けて、急勾配をゆっくり下っていきます。撮影する時にカメラが傾いて、斜めに写っているのではありません。この列車には私も一度乗った事があります。勾配を列車が上る時にはあまり意識はしませんでしたが、帰りに坂を下る列車に乗った時は、進行方向に向かって座席に座っていると、足に力を込めて踏ん張っていないと滑り落ちそうな感覚になりました。
ちなみに長編成の列車がこの区間を走行する時は、列車の先端と後端では10m近くの高低差がでるようです。
【アプト式鉄道】
急勾配の路線を安全に走行出来る様に、軌道上の2本のレールの真ん中に滑り止めの歯の付いたレールを設置して、アプト式電気機関車の床下にも歯車を取り付け、それらをかみあわせながら勾配の区間を走行しています。その際は必ず坂の下側にアプト式電気機関車を連結して、ブレーキの役目をしながら走行しています。
長島ダム駅です。ホームには千頭駅(せんずえき)へ向かうトロッコ列車が入線しています。
この駅から先、写真左方向に行くと90‰の下り勾配が待ち受けています。その為トロッコ列車の先頭に、アプト式電気機関車の連結作業中です。右側が乗客の乗っている列車で、左側がアプト式電気機関車です。
連結されたアプト式電気機関車のサポートを受けて、急勾配をゆっくり下っていきます。撮影する時にカメラが傾いて、斜めに写っているのではありません。この列車には私も一度乗った事があります。勾配を列車が上る時にはあまり意識はしませんでしたが、帰りに坂を下る列車に乗った時は、進行方向に向かって座席に座っていると、足に力を込めて踏ん張っていないと滑り落ちそうな感覚になりました。
ちなみに長編成の列車がこの区間を走行する時は、列車の先端と後端では10m近くの高低差がでるようです。
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