JR参宮線田丸駅での列車交換（三重県）

JR参宮線の田丸駅は、相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能駅です。
この駅は開業が1893年（明治26年）で、現在のレトロな感じの木造駅舎は1912年（大正元年）に竣工したのが、そのまま残っています。

この駅では1959年の小津安二郎監督の映画『浮草』のラストシーンが撮られました。




駅舎内を通って1番線ホームに出ました。列車の行き違いの為、1番線には各駅停車の松阪行が入線してきました。このホームの行先案内表示は「伊勢市・鳥羽方面」の表示があって、下り線の表示になっています。しかし入線した列車は松阪行の上り列車です。

この駅では2番線が本線のスルー構造になっていて、通過列車は上下線とも2番線を通過し、列車交換時のこの駅での停車列車は、上下線とも1番線での発着となっています。通過列車がない場合は、行先方向別でホームを使い分けています。


下りの通過列車、鳥羽行の快速が接近してきました。


停車中の上り列車の横を駆け抜けて行きました。

全線が全面復旧した JR名松線 （三重県）

JR東海のJR名松線は、2009年10月8日の台風18号による被害を受けて、家城駅と伊勢奥津駅間が不通になっていて、バスによる代行輸送が行われていました。この不通となっている区間は、一時は廃止が検討されていましたが、今年の3月26日のJRダイヤ改正に合わせて全面復旧しました。

不通になっていた時期にも、数回この沿線を車で走った事が有って、列車が走っていたら絵になるのにな、と思える区間が何か所もありましたので早速行ってきました。

その時の様子をまとめたフォトチャンネルも新規追加致しました。

終着駅の、伊勢奥津駅（いせおきつえき）です。SL時代の給水塔が残っていて、山あいにある静かなこの駅で、初めて“キハ”のエンジン音を聞きました！！！




列車の先頭側へ移動しました。後方には、給水塔が見えます。

「めでたいでんしゃ」が走る ・ 南海電鉄加太線 （和歌山県）

南海電鉄加太線は南海電鉄本線の紀ノ川駅（きのかわえき）を起点に、海の方向に向かって走り加太駅（かだえき）迄を結んでいます。終点の加太駅から車で数分走れば加太港があって、漁船や釣り船等でにぎわっていました。

この沿線の海産物を売り物に観光客の誘致を目的に、「加太さかな線」の愛称がつけられています。その「加太さかな線」を先月、4月29日から『めでたいでんしゃ』が走っています。最初にネットでこの情報を知った時は、“なんじゃ　これ！！？”と思い、行ってみたら線路で鯛が泳いでいました！！　じゃなかった　走ってました！！

終点の加太駅です。JR関西本線で三重県にも同じ字を書く加太駅（かぶとえき）がありますが、こちらは読み方が異なります。


その加太駅ホームに、「めでたいでんしゃ」が入線してきました。正面は普通の電車ですが、側面は鯛です！！


列車の側面を見渡せるポイントを探して、狙ってみました。大きな目玉や鱗があって、鯛が走っている！！！

春の北条鉄道 桜と菜の花畑 （兵庫県）

兵庫県を走るローカル線、春の北条鉄道です。

私が初めてこの北条鉄道を訪れたのは2014年4月の末で、その時は菜の花は線路際で咲いているのは目にしましたが、桜の時期は終わっていました。先月、4月10日に久しぶりにこの路線を訪れ、網引駅（あびきえき）へ行った時には、菜の花と桜がきれいに咲いていたので撮ってきました。

網引駅ホームに粟生駅（あおえき）行きの列車が入線してきました。


今度は線路の反対側で、北条町駅（ほうじょうまちえき）行の列車を狙いました。


その後北条町駅方向へ場所を移動してポイントを探していたら、播磨下里駅（はりましもさとえき）と長駅（おさえき）間に、小さなお宮さんがあって、その脇で桜が咲いていました。


播磨横田駅（はりまよこたえき）付近まで移動すると線路際で菜の花が一面に咲いてました。

田植えの季節が到来 ・ 伊賀鉄道 （三重県）

三重県を走るローカル線、伊賀鉄道沿線に田植えの季節がやってきました。

沿線の線路沿いで季節感のある光景がないか、カメラを持って出かけてきました。猪田道駅（いだみちえき）の周辺の水田には水が張られて、田植えが終わっていました。農業の事は全く知識は無いのですが、周辺の田んぼを見渡すと、一部では耕運機が入って農作業を進められている所もあり、これから水を張って田植えが行われるのかなと思える光景も目にしました。