気ままな撮影紀行

鉄道写真をメインに航空機や一般の
風景写真等の撮影に出かけました。

天から神様が降りてくる!!! ? ・ JR紀勢本線(三重県)

2017年05月18日 | JR東海エリア
JR紀勢本線で多気駅(たきえき)を発車した列車は一旦南下して走行した後、大きく西方向にカーブしています。
この付近は線路の両側には田んぼがあって、長閑な絵になる光景が広がっており、私のお気に入りのポイントで何度も足を運んでいます。

この時は下り列車が東の方から接近する為、太陽を背にしてどの角度で狙おうか、構図はどうするか等を色々考えていました。列車の通過予定迄、後10分程になった時に後方を振り向いたら、雲の切れ目から太陽光が放射状に延びて地上に降り注いでいて、海上自衛隊が使用している旭日旗の様な光景が広がっていました。

太陽光が雲の切れ目からまっすぐ下に降り注いで、光のカーテンの様になっている光景は時々目にする事はありますが、この様な状態になっているのは初めて見ました。

西方向を向いて狙うと列車の後追いになりますが即、これを狙う事に決めて列車の通過を待ちました。






太陽光が良い感じで“列車よ 早く来てくれ!”と思う時には列車はなかなか来ないで、雲が風に流されてしまい太陽光線の様子が変わってしまった事がよく有ります。“列車が来るまで 雲は動かずに この状態を保って!!”と必死で天に祈ったら、願いが天に通じました!!!!
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臨時急行『葛城高原号』・近鉄御所駅(奈良県)

2017年05月15日 | 近畿日本鉄道
奈良県と大阪府との県境に、今の時期ツツジが美しく咲いている葛城山(標高:960m)があります。
近鉄では葛城山でのツツジの開花状況にあわせて近鉄南大阪線の始発駅、大阪阿部野橋駅(おおさかあべのばしえき)から葛城山登山の最寄り駅となっている近鉄御所駅(きんてつごせえき)迄、臨時急行『葛城高原号』が運転されています。その近鉄御所駅で狙ってみました。

この臨時急行には近鉄の電車では珍しい、ヘッドマークを掲出して運転されています。私は地元の近鉄沿線で生活してますが、列車にヘッドマークを掲げて走行しているのは、あまり見た記憶はありません。この写真は昨日、5月14日(日)に運転されたのを撮影しました。

この列車は近鉄御所駅から尺土駅(しゃくどえき)迄を結んでいる普通列車です。ホームでは葛城山での山歩きを終えた、ハイキング装備の人達で賑わっていました。




ホームには大阪阿部野橋駅行きの臨時急行『葛城高原号』が入線しています。上記の普通列車は編成が短かったですが、今度の臨時急行列車は4両編成で、ホームの有効長を目一杯使って停車しています。


ヘッドマークのアップです。図柄は葛城山で運転されているロープウェイが描かれていました。


この駅が終点で、レールはここで終わっています。
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国鉄時代を彷彿とさせる JR関西本線・柘植駅(三重県)

2017年05月13日 | JR西日本エリア
このJR関西本線の柘植駅(つげえき)へは、私の家から車で名阪国道を走って約1時間半弱で行く事が出来ます。国鉄時代の雰囲気が残っていて、私の自宅からも手軽に行ける事から私の好みのポイントの一つで、何度か訪れています。

この柘植駅は関西本線の途中駅であるとともに、この駅を起点とするJR草津線の接続駅でもあります。草津線ホーム3番線に、なつかしい湘南色の113系車両が入線していました。






向かい側1番ホームで、写真の右端の方にレンガ造りの建物があります。これはランプ小屋と呼ばれて、鉄道の客車内の照明や保線作業等に使用されていた、照明用ランプや燃料を保管していた危険物保管庫です。明治時代の列車内の照明には、灯油ランプが使用されていたようです。
明治末期から大正時代に入れば、機関車に牽引されて走行する客車の車軸の回転を利用して発電する方式が広まって、客車内での灯油ランプの使用はなくなり、一般業務保線作業用の灯油カンテラと燃料が保管されていました。


このランプ小屋に取り付けられていた管理プレートです。調べたところ、この柘植駅は明治23年2月に開業されたようなので、それと同時期に建てられたようです。


広大な敷地内にはレールが何本か残されており、かってはこの路線の主要駅であった往時がしのばれます。
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北条鉄道 法華口駅(兵庫県)

2017年05月12日 | 北条鉄道
北条鉄道の法華口駅(ほっけぐちえき)です。

この駅ではボランティア駅長さんが列車が到着するたびにホームで出迎えて、発車時は列車の姿が見えなくなるまで手を振って、お見送りをされています。テレビや他のメディアにもその姿が取り上げられて評判になっています。

しかしこの日は駅長さんの姿は無く、ちょっと寂しい光景でした。木造駅舎内でオープンしているパン屋さん内でも姿が見えなくて、この日はお休みだったのかなぁ。

ホームに粟生駅(あおえき)行きの列車が入線してきました。


列車の発車です。ふつうならば、駅長さんが手を振ってのお見送りがあるのですが、この時は無し・・・・・・。
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タブレット交換が行われる駅 小湊鐵道・里見駅(千葉県)

2017年05月10日 | 小湊鐵道
房総半島を横断する様に走っている小湊鐵道の里見駅では、今では珍しくなった『タブレット交換』が行われています。

【タブレット交換】
単線区間の路線での運転時、列車同士の衝突を防ぐ仕組みです。
線路を一定の区間で区切って(閉塞区間)、その閉塞区間には通行許可証(タブレット)を持った列車を1本しか入れない様にしています。その為、路線の途中駅で列車の行き違いが出来る駅が設定されています。その駅に到着した上り下りの列車は、それぞれのタブレットを待機していた駅員に手渡して、駅員が専用の機械を操作した後、上りと下りのタブレットを交換してそれぞれの運転士に手渡し、発車が可能となります。
現在は信号機によって制御されていているので、この光景はほとんど目にする事は無くなりました。

桜が満開の里見駅(さとみえき)です。




下り列車に駅員さんがタブレットを手渡しています。


島式ホームに入線した上り列車にも、駅員さんが手渡しています。
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