経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

◆【経営コンサルタントの独り言】 日本のロケット開発黎明期 912

2023-09-12 17:03:00 | 【話材】 経営コンサルタントのひとり言09

【経営コンサルタントの独り言】 日本のロケット開発黎明期 912

 

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経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。

 

 

■ 日本のロケット開発黎明期 912


 「宇宙」というと「2001年宇宙の旅」のハルの話しが思い出されたりします。私の携帯電話の着信音の一つにそのテーマ曲を使っています。

 アポロ11号でルイ・アームストロング船長が、月面に人類で初めて降り立ちました。その後、何回も月面に立った足跡が、いまだに鮮明に残っているというニュースが数日前に報じられたばかりです。

 「宇宙には、夢が広がる」と感じている日とが多いと思います。宇宙科学研究所のサイトを見ていると、いろいろな記事に夢膨らませられます。私の父は内燃機関の研究をしていたのですが、志半ばで戦死してしまいました。

 内燃機関というのは、戦闘機のエンジンや、日本でも密かに進められていたロケットエンジンの開発に繋がるところで、父がどの部分を担っていたのか、軍の機密ですのでわかりません。

 桜花というロケットエンジン搭載の戦闘機さえも作っていた日本の技術は、フォン・ブラウンを有するドイツと並んだロケット大国になる可能性を秘めていたのです。

 

(ドアノブ)

 

◆ ツイッターでのつぶやき 

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【映像で見るカシャリ!ひとり旅】 定山渓温泉2 二見公園からかっぱ淵を経て二見吊り橋へ

2023-09-12 12:03:00 | 【話材】 お節介焼き情報 カシャリ!一人旅

【映像で見るカシャリ!ひとり旅】 定山渓温泉2かっぱ淵 HKJZ-0112-9B26



 二見公園からかっぱ淵を経て二見吊り橋へ HKJZ-0112-9B26 「インスタ映え」という言葉が市井を走っていますが、何も飾らない、ひとり旅の旅先で感じて、見て、カシャリとした写真を、動画としてお届けしています。


  カッパの像が処々に立つ定山渓温泉街はかっぱ大王・かっぱ淵なしには語れない 


 


   https://youtu.be/K-Pl3hmdl3Q 


 



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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月11日 お節介焼き精神とギブ・アンド・テイク

2023-09-12 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月11日 お節介焼き精神とギブ・アンド・テイク B110 26

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

 

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 明日からの2日間、老朽化した配水管を新しくする作業が入りますので、当該か所におかれている物を移動しなければなりませんでした。

 この2日間は、騒音や臭い、などに悩まされるでしょう。

 

 竹根に経営を委ねた自社のクライアントの社長の友人が経営する企業で、社員に講話をお願いしたいと言われていました。

 今日が、その日だったので、出かけてゆきました。

 十人強の社員が全員、熱心に耳を傾けてくれました。

 

■ 26 お節介焼き精神とギブ・アンド・テイク B110

 経営コンサルタント業に40年余をそそいできました。この仕事に従事する前は、商社マンでしたが、そのころに、悩める中小企業の社長さんと接する機会が多く、彼等の愚痴を聞いていました。

 彼等の愚痴は、愚痴というよりも、「こうありたい」という希望なのだということに気づきました。これが、私がもともと持っている「お節介訳精神」に火を点けてくれたのです。

 サラリーマン経験10年に区切りを付け、第二の人生を歩み出しました。

 爾後、「先生のおかげで会社が良くなりました」といわれることに快感を覚えるようになりました。この言葉が欲しいがために、一所懸命にやります。それが結果として出てきますと、この言葉に繋がるのです。

 ところが、自分では、一所懸命にやっているつもりですが、なかなか、この言葉をいただけません。自分なりに「成果が出ている」と見えるだけに、「なぜだろう?」とwhyを何十回も繰り返します。

 クライアントさんにとっては、まだ、満足の域に達していないので、この言葉に繋がらないのです。

 その様なときに、思い出すのが吉田松陰の言葉です。

    至誠にして動かざるものは
    未だこれあらざるなり

 すなわち、自分では、一所懸命にやっているつもりですが、これは「つもり症候群」(○○しているつもりの自己満足)であって「至誠」ではないのです。

 知恵と経験から、あの手・この手でアイディアを懲らし、「これでもか」「これでもか」と工夫と努力をしますと、ついにこの言葉にたどり着けるのです。

 ギブ・アンド・テイクという言葉がありますが、私にとっては、努力と工夫という「ギブ」には、この言葉が「テイク」なのです。

 ところが、世の中には、「相手に何かをしてあげたら、その見返りがあって当然」という考え方の人がいます。

 何かをしてあげても、相手が、その価値を評価してくれなければ、見返りはありません。見返りがなければ、寂しさに襲われるだけです。

 幸い、私は、生来のお節介焼きですので、人様に何かして差し上げることに対して、ホンネのところでは、「喜んで欲しい」という期待をしているのですが、「見返りを求めない」という気持ちでいます。

 ある若手コンサルタントがかつて「Give and Give」の精神で事に当たれば、見返りを考えることもないと言っていたことを思い出します。

 一方、自分としては、何かしていただいたら、それが、妻や子供であっても「ありがとう」という言葉を発するようにしています。

 

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

◆梅雨と秋の長雨の比較に驚きが 911

 秋と言いますと、すかっと晴れ渡った透き通るような青空をイメージします。

 昔から「秋の長雨」という言い方もあります。

 梅雨の時期と秋を比べますと、確かに日照時間は秋の方が長いです。

 ところが、降雨量を比較しますと、どちらが多いとお思いでしょうか 

 私は、しとしとと降る梅雨の時期かと思いましたが、なんと秋の方が降水量は多いのですね。

 考えてみますと、台風で大雨が降るというのは、近年、あたり前のようになってきてしまっています。

 その結果、自然災害に見舞われて、苦しむ方が多いのです。

 各地で洪水・氾濫が起こっても直ぐに立ち上がることは困難で、避難所生活を余儀なくされることも多い昨今です。

 世の中、いろいろなことが起こります。

 そのために、過去のことの記憶は次第に薄れてしまいがちです。

 世の中の変化を時系列的に見ますと、規則性があったり、変化に法則性が見出せたり、と結構いろいろなことが見えてきます。

 短期的に一週間を振り返えるだけでも、記憶が新たになります。

 それが記憶として蓄積されます。

 それがブログ原稿になったり、話材となったりして人脈に津軽のです。

 

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
 
【これまでお話】

 エピローグは、主人公である竹根好助(たけねよしすけ)の人柄を知る重要な部分でした。
 親によるある教えで、超一流ではないものの上場商社に入社した竹根の若かりし、1ドルが360円の時代でした。
 入社して、まだ1年半にも満たないときのことです。アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。社内では、誰が派遣されるのか話題沸騰です。若輩の竹根は推理小説でも読むような気持ちで、誰が選ばれるか、興味津々で推理を働かせました。
 一方、竹根の信条のひとつに「サラリーマンとしての心得のひとつとして上司からの命令には逆らうなというビジネス書の教えをかたくなに守ってい」という頑固というか、意志堅固なところがあります。
 人事というのは、競馬の予想のような下馬評が走り回るのがサラリーマン世界の常です。そのような中、トップ間での人選は進みます。角菊事業部長は、自分の推薦順位の高いものから三名のリストを福田社長に提出するのですが、福田の顔はさえません。

【過去のタイトル】
 1.人選 1ドル360円時代 鶏口牛後 竹根の人事推理 下馬評の外れと竹根の推理 事業部長の推薦と社長の思惑

 <続く>
【バックナンバー】

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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■バックナンバー
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■【きょうの人】 0912 普明国師(春屋妙葩) 室町時代の禅僧、臨済宗相国寺の第二世

2023-09-12 06:22:37 | 【話材】 きょうの人09月

 

  【きょうの人】 0912 普明国師(春屋妙葩) 室町時代の禅僧、臨済宗相国寺の第二世

 

 独善的な判断で、気になる人を選んでご紹介しています。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取って、日々の生活やビジネスに活かしてくださると幸いです。

 

 普明国師(春屋妙葩) 室町時代の禅僧、臨済宗相国寺の第二世


 ふめいこくし  しゅんおく みょう
 応長元年12月22日(1312年1月31日)-元中5年/嘉慶2年8月12日(1388年9月12日)

 

 室町時代の臨済宗の禅僧で、室町幕府の帰依を得て臨済宗相国寺の第二世となりました。事実上の開山国師です。

 五山文化の発展に寄与した。ほかに天龍寺や臨川寺の住職をしています。

 春屋は道号、別号に芥室、不軽子など。諡号は知覚普明国師です。

 母方の叔父である夢窓疎石のもとで受戒すると天龍寺の住職となりました。室町幕府に対して、五山第一の南禅寺の楼門(山門)新築を提言しました。

 幕府は楼門建設の援助をしましたが、南禅寺と紛争状態であった園城寺がこれに強く抗議をしました。

 比叡山の門徒もこれに加わり楼門撤去や妙葩の配流を求め、紛争は政治問題にまで発展してしまいました。

 妙葩は頼之と対立して天龍寺住職を辞して阿波国光勝院、さらに丹後国雲門寺に隠棲することになりました。

 1379年(康暦元年/天授5年)の康暦の政変で頼之が失脚した後に入京し、南禅寺住職として復帰しました。

 

 

◆ 【きょうの人】 バックナンバー

 歴史上で活躍したり、仏教など宗教関係の人であったり、ジャンルはいろいろですが、彼等から、学ぶところが多々ありますので、それをご紹介します。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b57a13cf0fc1c961c4f6eb02c2b84c9f

◆ 【今日は何の日】は、毎日発信しています。

 一年365日、毎日が何かの日です。 季節を表す日もあります。 地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。 誰かの誕生日かも知れません。 歴史上の出来事もあります。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b980872ee9528cb93272bed4dbeb5281

◆ 【経営コンサルタントのひとり言】

 経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うコンテンツで毎日つぶやいています。 

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a0db9e97e26ce845dec545bcc5fabd4e

【 注 】

 【きょうの人】は、【Wikipedia】・当該関連サイトを参照・引用して作成しています。

 


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◆【経営コンサルタントの独り言】 梅雨と秋の長雨の比較に驚きが 911

2023-09-11 17:35:00 | 【話材】 経営コンサルタントのひとり言09

【経営コンサルタントの独り言】 梅雨と秋の長雨の比較に驚きが 911

 

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経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。

 

 

■ 梅雨と秋の長雨の比較に驚きが 911


 秋と言いますと、すかっと晴れ渡った透き通るような青空をイメージします。

 昔から「秋の長雨」という言い方もあります。

 梅雨の時期と秋を比べますと、確かに日照時間は秋の方が長いです。

 ところが、降雨量を比較しますと、どちらが多いとお思いでしょうか 

 私は、しとしとと降る梅雨の時期かと思いましたが、なんと秋の方が降水量は多いのですね。

 考えてみますと、台風で大雨が降るというのは、近年、あたり前のようになってきてしまっています。

 その結果、自然災害に見舞われて、苦しむ方が多いのです。

 各地で洪水・氾濫が起こっても直ぐに立ち上がることは困難で、避難所生活を余儀なくされることも多い昨今です。


 世の中、いろいろなことが起こります。

 そのために、過去のことの記憶は次第に薄れてしまいがちです。

 世の中の変化を時系列的に見ますと、規則性があったり、変化に法則性が見出せたり、と結構いろいろなことが見えてきます。

 短期的に一週間を振り返えるだけでも、記憶が新たになります。

 それが記憶として蓄積されます。

 それがブログ原稿になったり、話材となったりして人脈に津軽のです。

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【お節介焼き情報】「小説風 傘寿 老いぼれコンサルタントの日記」のご紹介

2023-09-11 12:03:00 | 【話材】 お節介焼き情報

 

    【お節介焼き情報】「小説風 傘寿 老いぼれコンサルタントの日記」のご紹介

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 2023年8月1日より、「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信掻くべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

 

■【小説風 傘寿の日記】

 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に会社を任せて数年になります。

 老いぼれコンサルタントが日々起こったことや感じたことなどを徒然に記述してゆきます。
 また、毎日のように、私のところに業務報告に来ては、二人で昔話をするのが日課となっています。話し上手な彼は、まるで小説の朗読でもするかのように思い出話をしてくれます。私自身の記録として、それを文字変換して、そのままここに記述してゆきます。


◆ 竹根好助(よしすけ)が業務報告にやってきて、このような話をしてくれました

 毎日のように、私のところに業務報告に来ては、二人で昔話をするのが日課となっています。話し上手な彼は、まるで小説の朗読でもあるかのように思い出話をしてくれます。私自身の記録として、それを文字変換して、そのままここに記述してゆきます。

 ここでは、私が半世紀ほど前に設立した経営コンサルタント会社を引き継いでくれた竹根好助が業務報告だけではなく、外出があまりままならない私のために提供してくれる情報を記述します。

 これから経営コンサルタントを始めようとして準備している若手コンサルタントが、どの様に苦労しているか、竹根の目線で、小説風に記述します。

 あくまでも小説ですので、実在組織や人物とは関係ありません。

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 時代を直視し、半世紀にわたる経営コンサルタント歴から、随筆風にひとり言を記述します。

 前日に感じたことを、首題の日付としてお届けしますので、多少のタイムラグはありますことをご承知おき下さい。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 前日に発信したブログを、首題の日付としてお届けしますので、1日のタイムラグはあります。

 見落としたブログ記事や興味あるものをお読みいただくのに便利と考えます。


■バックナンバー
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■■【一口情報】 「有」を「無」にする発想

2023-09-11 12:03:00 | 【話材】 お節介焼き情報

■■【一口情報】 「有」を「無」にする発想 

 世界で初めて無線通信を行ったのは、イタリア人のマルコーニで「国際マルコーニデー 」という記念日もあります。

 グリエルモ・マルコーニ(Guglielmo Marconi)は、イタリアの無線研究家、発明家で、ノーベル物理学賞を受賞しています。

 彼の研究は「無線電信」を電波を使って行うことで、自宅で無線装置を作り、実験を開始し、実用化した後にマルコーニ無線電信会社を創立しました。

 彼のすばらしさは、グラハム・ベルが発明した電話の欠点である有線工事をしなくても通信できるようにしたいと考えたところにあります。


「不便を解消する」という基本的な発想が発明を生み出します。

「今存在するものをなくす」という発想が彼のすばらしさです。

 ビジネスも「お客様は何に困っているのだろうか」というところから新しい商品・サービス構想が生まれてくるのです。

 
 
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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月10日 侍パンツ? 30

2023-09-11 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月10日 侍パンツ? 30

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 早朝ウォーキングの途中で体操をするために寄る公園に、「槐(えんじゅ)」があります。7月頃から白い花を付け、8月中旬には、その花が落ち始めます。木の根本周辺に、白い円ができます。

 年により、白色の濃さが異なります。今年は、暑い日が多く、花も少なめなのか、白色が薄い夏です。

 今は、枝豆のような実をたくさん付けています。

 

 今日は、ゆったりとした時間を持つことができました。

 かねてより江戸っ子から学ぶことの多さを実感していましたので、紐解いてみました。

 杉浦日向子女史の江戸塾は、江戸時代のエコ生活から飽食時代を迎えている我々に大きな示唆を与えてくれます。

 

■ 侍パンツ? 30

 江戸の庶民といえば長屋住まいです。昨今では飽食の時代で、着る物がタンスの肥やしになっていますが、江戸庶民はせいぜい3~4枚です。それも一生のうちでその枚数ですから、一つのものを着た切り雀です。
 それも新品を買ってくるというより、親から譲り受けたり、古着屋で購入したりしたものです。
 一つの着る物を大事に使います。
 すり切れそうな処は事前に裏当てしておきます。袖は下ろさずにいます。江戸っ子の絵になる尻っぱしょりは、「尻っ端折り」と書くように、尻近くの端に相当する裾を守という目的もあります。
 すなわち、すり切れやすいのが端ですので、その部分を保護することにより、古着として販売するときの商品価値をできるだけ下げないように来ていたのです。
 尻っぱしょりをするというのは、イコール褌をしているということです。褌なしに尻っぱしょりはさすがにできません。すなわち尻っぱしょりは、それそのものがステータスなのです。
 とにかく、当時、褌は高級品であり、ステータスシンボルの一つなのです。
 褌というと「越中褌」「六尺褌」がすぐに思い描かれます。
 「越中褌」の名前の由来には諸説あるようですが、その一つが越中富山薬屋さんが置き薬の景品として使ったことから全国的に使われるようになったそうです。
 「長さ100cm程度、幅34cm程度の布の端に紐をつけた下着である。一部ではクラシックパンツ、サムライパンツとも呼ばれている」(【Wikipedia】)

■ 「杉浦日向子の江戸塾」バックナンバー ←クリック

 

■【今日は何の日】

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

下手の横好き 910

 下手な絵ですが、描くのも好きです。
 水彩が主ですが、パステルやオイルもやります。
 主に風景画ですが、オイルでは静物も結構多いです。

 写生には時間がかかります。
 そこで、写真を見て、思い出しながら描きます。
 かつては、オイル調の絵の具を厚く塗る水彩でした。
 最近は、透明水彩に近いような絵が多くなっています。

 そのためにカメラは、必需品です。
 高級カメラですと、神経を使うので機動性が落ちます。
 最近は、もっぱら中級機で、レンズは2~3本位を持って出かけることが多いです。
 小型なので気軽に移動でき、被写体に機動性を持って向かえます。
 レンズ交換に時間がかかり、シャッターチャンスを逃すことが多いですね。
 その対策として、コンパクトカメラも必需品です。
 レンズ交換の代わりにコンパクトカメラのズーム機能を使って撮影するのです。
 最近のコンパクトカメラは、中級機も顔負けの良い写真が、簡単にとれます。

 私のサイトを見てくださるとお解りのように、京都が多いです。
 それでもまだアップロードしていない京都の写真は多数あります。
 近年、鎌倉にも関心があります。
 昨年鎌倉五山巡りの前半を行いました。
 まだ、整理していないうちに、今年は一泊で、残りの五山巡りをしました。
 その写真を整理して、ブログで紹介しましたところ、大変ご好評を戴いています。

 最近は、映像化してユーチューブでも紹介しています。

  鎌倉写真集
  写真インデックス

 

 

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【これまでお話】
 竹根は、本日の報告を終わると、竹根の商社マンとしてのサラリーマン時代の話の続きを始めました。まだ社歴の浅い竹根がアメリカ駐在員の候補になっていることに不満の声も出てきていました。
 竹根は、サラリーマンとしての心得のひとつとして上司からの命令には逆らうなというビジネス書の教えをかたくなに守っていました。
 不満の声が出ている中で、人選がどの様に進んだかを遡って、竹根が話し出しました。
 角菊事業部長は、三名を候補として福田社長に提案しているようです。角菊は、英語力もあり、東南アジア向けの輸出で実績のある佐藤を推薦しています。福田は角菊事業部長を自分が抜擢しただけに、彼の成長を願う一方、彼の人事案には大いに不満なのです。
 竹根の課長は、人を見る目がないことで知られているために、竹根に対する評価もあまり高くありません。そのために、竹根がアメリカ駐在員として候補に挙がることは、ほぼないと考えています。

 竹根は、あたかも推理小説を読むかのごとく、この人事選考を推理し続けるのでした。

 <続く>
 
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■【きょうの人】 0911 空也 平安時代 口称念仏の祖

2023-09-11 06:33:00 | 【話材】 きょうの人09月

 

  【きょうの人】 0911 空也 平安時代 口称念仏の祖

 

 独善的な判断で、気になる人を選んでご紹介しています。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取って、日々の生活やビジネスに活かしてくださると幸いです。

 

 空也 平安時代 口称念仏の祖


 くうや
 延喜3年 - 天禄3年9月11日 (新暦):903年 - 972年10月20日)


 平安時代中期に京都で生まれた浄土宗の僧で、阿弥陀聖(あみだひじり)、市聖(いちのひじり)、市上人とも称されます。

 口称念仏の祖で、民間における浄土教の先駆者と評価されます。空也流の念仏勧進聖は、鎌倉仏教の浄土信仰を醸成したとされています。

 俗に天台宗空也派と称する一派においても祖と仰がれていますが、空也自身は、複数宗派と関わりを持つ超宗派的立場を保ちました。

 没後も空也の法統を直接伝える宗派は組織されませんでした。よって、空也を開山とする寺院は天台宗に限らず、在世中の活動拠点であった六波羅蜜寺は、現在真言宗智山派に属します。(空也の没後中興した中信以降、桃山時代までは天台宗でした)。

 踊り念仏、六斎念仏の開祖とも仰がれますが、空也自身が、いわゆる踊り念仏を修したという確証はありません。

 門弟は、高野聖など中世以降に広まった民間浄土教行者「念仏聖」の先駆となり、鎌倉時代の一遍に多大な影響を与えました。

 遺命により11月13日をもってその忌日とし、踊り念仏を修して空也忌法要が行われます。


 京都六波羅蜜寺には、有名な空也上人像があります。

 口から仏像が並んで出ている像の写真を見られた方は多いのではないでしょうか。

 

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◆【経営コンサルタントの独り言】 下手の横好き 910

2023-09-10 17:03:00 | 【話材】 経営コンサルタントのひとり言09

【経営コンサルタントの独り言】 下手の横好き 910

 

二兎を追うブログ 

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■ 下手の横好き 910

 下手な絵ですが、描くのも好きです。
 水彩が主ですが、パステルやオイルもやります。
 主に風景画ですが、オイルでは静物も結構多いです。

 写生には時間がかかります。
 そこで、写真を見て、思い出しながら描きます。
 かつては、オイル調の絵の具を厚く塗る水彩でした。
 最近は、透明水彩に近いような絵が多くなっています。

 そのためにカメラは、必需品です。
 高級カメラですと、神経を使うので機動性が落ちます。
 最近は、もっぱら中級機で、レンズは2~3本位を持って出かけることが多いです。
 小型なので気軽に移動でき、被写体に機動性を持って向かえます。
 レンズ交換に時間がかかり、シャッターチャンスを逃すことが多いですね。
 その対策として、コンパクトカメラも必需品です。
 レンズ交換の代わりにコンパクトカメラのズーム機能を使って撮影するのです。
 最近のコンパクトカメラは、中級機も顔負けの良い写真が、簡単にとれます。

 私のサイトを見てくださるとお解りのように、京都が多いです。
 それでもまだアップロードしていない京都の写真は多数あります。
 近年、鎌倉にも関心があります。
 昨年鎌倉五山巡りの前半を行いました。
 まだ、整理していないうちに、今年は一泊で、残りの五山巡りをしました。
 その写真を整理して、ブログで紹介しましたところ、大変ご好評を戴いています。

 最近は、映像化してユーチューブでも紹介しています。


  鎌倉写真集
  写真インデックス

 

(ドアノブ)

 

◆ ツイッターでのつぶやき 

konsarutanto

 

 

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月9日 ウォーキングに持参する物「靴」132

2023-09-10 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月9日 ウォーキングに持参する物「靴」1322  

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 21世紀に入ってまもなくの頃から、健康のために、早朝ウォーキングを行っています。

 

 

 今朝の早朝ウォーキングで、自分でどの様にやっているのか反復してみました。

◆ウォーキングに持参する物 1321
 旅行をするのには、旅行の七つ道具がありますように、ウォーキングのも、「これは持っていると良い」という物があります。基本的には、持ち物は最低限のものにし、できる限り身軽な形でウォーキングをするようにしています。私自身が、どの様な持ち物を持っているかをご紹介します。

② 靴
 何ごとも、基本が大事といいますが、スポーツ関連では、靴の重要性が説かれます。店員さんに尋ねますと、クッション性、軽快性(重量、サイズ)、デザイン、材質などについて説明をしてくれました。
 靴といえば英国、というイメージがありますので、英国製の黒革製のウォーキングシューズにしました。少々価格が貼りますが、ひとつくらい贅沢をしても良いのではという気持ちと、ビジネスにはいてもおかしくなさそうなこともあり、あまり抵抗感なく決められました。

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

 あなたの趣味は何ですか? 909
 会話が弾まないときの常套句として「あなたのご趣味は?」と訊くようにします。
 それが契機となって、会話が発展します。
 相手の人が好きなことですので、こちらが頷くだけでも会話が進行します。
 どちらかといいますと無口な私にとっては、ありがたいことです。

 私の趣味のひとつは、絵画です。
 欧米の有名な美術館は、その辺の絵画評論家よりは回数も、件数も多いくらい訪れています。
 これが、私が自慢できる唯一のことかも・・・・・ <それじゃダメじゃん>梅雨と秋の長雨の比較に驚きが

 秋と言いますと、すかっと晴れ渡った透き通るような青空をイメージします。
 昔から「秋の長雨」という言い方もあります。
 梅雨の時期と秋を比べますと、確かに日照時間は秋の方が長いです。
 ところが、降雨量を比較しますと、どちらが多いとお思いでしょうか
 私は、しとしとと降る梅雨の時期かと思いましたが、なんと秋の方が降水量は多いのですね。

 

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」から独立して、最初から発信していたします。
 
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けしています。
 
【これまでお話】 バックナンバー

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 
■バックナンバー
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■【きょうの人】 0910 斎藤 龍興 マムシの道三の孫

2023-09-10 06:33:00 | 【話材】 きょうの人09月

 

  【きょうの人】 0910 斎藤 龍興 マムシの道三の孫

 

 独善的な判断で、気になる人を選んでご紹介しています。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取って、日々の生活やビジネスに活かしてくださると幸いです。

 

 斎藤 龍興 マムシの道三の孫

 さいとう たつおき
 天文17年(1548年)-天正元年8月14日(1573年9月10日)


 戦国時代の美濃国の戦国大名、道三流斎藤家3代です。

 天文17年(1548年)、道三に刃を向けた斎藤義龍の庶子とも、生母が近江の方(近江局)ともいわれています。

 近江の方は浅井久政の養女で久政の父・浅井亮政の娘であるという説が有力です。義龍と道三の父子関係を肯定するのであれば、斎藤道三の実の孫に当たります。

 永禄4年(1561年)、父・義龍の死により14歳で美濃斎藤氏の家督を継ぎますが、家臣の信望を得ることができなかったようです。

 永禄4年の森部の戦いにおいては、戦いそのものには勝利したものの、重臣(斎藤六宿老)の日比野清実、長井衛安らを失いました。

 永禄5年(1562年)には、有力家臣であった郡上八幡城主の遠藤盛数が病没してしまいます。

 長島に亡命した龍興は、元亀元年(1570年)に始まる長島一向一揆に長井道利と共に参加し、信長に対する抵抗をしました。

 その後、三好三人衆と結託し、信長が擁立した室町幕府第15代将軍・足利義昭を攻め殺そうとしましたが、敗退してしまいました。

 縁戚関係にあったことから越前国の朝倉義景の下へ逃れて保護されたりしました。

 天正元年(1573年)に、義景が、浅井長政を支援し、信長と対決するために近江国北部に出陣した際に龍興も従軍しました。朝倉軍が織田軍に敗れ、達興も戦死しました。


 誰とタグを組むのか、選択を誤ると、惨めな結果に繋がってしまうものですね。これは、企業経営でも言えることではないでしょうか。

 

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◆【経営コンサルタントの独り言】 あなたの趣味は何ですか? 909

2023-09-09 17:03:00 | 【話材】 経営コンサルタントのひとり言09

 

  【経営コンサルタントの独り言】 あなたの趣味は何ですか? 909

 

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■ あなたの趣味は何ですか? 909

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月8日 ホテルオークラ「言葉遣いの基本」

2023-09-09 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月8日 ホテルオークラ「言葉遣いの基本」  

 

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 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。
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■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 

 ネット情報を見ていたら、日本語に関する記事を見つけました。

■ホテルオークラ「言葉遣いの基本」
 日経電子版を読んでいたら、ホテルオークラ東京の「言葉遣いの基本」という記事が出ていました。サービス業にとって言葉遣いは大切です。さすがオークラらしく、ポイントを突いているので、ご紹介しておきます。
基本1  単語止めで話を終わらせない
「これ、会議の資料」などの乱暴な言い方は同僚でも避ける。「これは会議の資料です」と、「です・ます」で丁寧に。
基本2  「が」止めで話を終わらせない
「話し中でございますが」と、文が途切れたまま終えるのは×。続けて「ご伝言を承りましょうか」など自分の対応を加える。
基本3  安易にカタカナの言葉を使わない
「佐藤様、フルネームをお願いいたします」は×。安易にカタカナ言葉を使うと、相手を不快にさせることもある。
基本4  熟語はあまり使わず、平易な話し言葉を使う
「離席」「出張中」など、硬い印象の熟語は避ける。「席を外しています」「出張しております」と、話し言葉で分かりやすく。
基本5  相手の使った言葉は別の言葉に置き換えない
 相手が「リザベーション」と言ったのに、「予約」と言い返すなど言葉を安易に置き換えると、不遜と受け取られかねない。

 敬語は難しいですね。ただし、この中でちょっと気になったのは「単語止め」という表現です。私のつたない知識では「体言止め」と記憶しています。
   出典: 日経電子版

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
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■【経営コンサルタントの独り言】
 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ アメリカの時計は回るのが遅い !? 908
「高層ビルでは雨が下から吹き上げる」と聞いていたのですが、今の日本でもスカイツリーなどでは当たり前のこととなってしまっています。
 雨の降り方も尋常ではなく、滝壺にいるような体験をしました。それとて、今日の日本では各処の集中豪雨で珍しいことではありません。
 時間の流れのゆったりしているのも、日本の田舎の比ではありません。
 ニューヨークの大デパートであるメイシーズで、ボヘミアンカットのワイングラスが気に入りました。
 3ヵ月経っても何の音沙汰もなく、デパートへまた足を運んだところ、メーカーの製造計画には入っているので、あと半年以内には届くと思いますという返事でした。
 それが当然のような言い方に唖然としました。
 むろん、抗議をしても、「あっしには関わりえいのねいことでござんす」と自分の関与すべき事項ではないと言うだけで、とりつく島もありませんでした。

 1970年の年末押し詰まった頃の話しです。

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
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■【きょうの人】 0909 ■ 上杉 鷹山 海外でも知られる日本を代表する名君 ■ 藤原 不比等 藤原氏の絶大なる権力を築く ■ 山川健次郎 物理学者・教育者

2023-09-09 06:33:00 | 【話材】 きょうの人09月

 

  【きょうの人】 0909 ■ 上杉 鷹山 海外でも知られる日本を代表する名君 ■ 藤原 不比等 藤原氏の絶大なる権力を築く ■ 山川健次郎 物理学者・教育者

 

 独善的な判断で、気になる人を選んでご紹介しています。

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 山川健次郎 物理学者・教育者


 やまかわ けんじろう
 1854年9月9日(嘉永7年閏7月17日)- 1931年(昭和6年)6月26日

 明治時代から昭和初期にかけての日本の物理学者であり、教育者でもあります。男爵の爵位を持っていました。

 会津藩出身で、白虎隊の兵士として明治政府と戦った勇者でもあります。国費で米国留学をして、東京帝国大学(東京大学の前身)に登用されました。東京帝国大学総長や九州帝国大学(九州大学の前身)の初代総長など、多数の大学等で共育に携わってきました。

 会津藩出身で、白虎隊の兵士として明治政府と戦った勇者でもあります。国費で米国留学をして、東京帝国大学(東京大学の前身)に登用されました。東京帝国大学総長や九州帝国大学(九州大学の前身)の初代総長など、多数の大学等で共育に携わってきました。

 少年期に、白虎隊に入隊していたの時の経験を元に著した、戊辰戦争を会津藩側の立場から見た『会津戊辰戦史』はM死後の昭和7年(1932年)に出版されました。この本は旧幕府軍側を「東軍」新政府軍側を「西軍」と書いた初めての本です。

 会津藩に対する忠誠心は、壮年期以降は「愛国心」に転じ、日露戦争の時にはすでに東大総長であったにも関わらず陸軍に「一兵卒として従軍させろ」と押し掛けたという逸話もあります。

「はじめてカレーライスを食べた日本人」と諸本で紹介されていますが、定かではありません。しかし、明治4年(1871年)に、国費留学生としてアメリカに向かう船中で、カレーライスを食べたという記述が回想録に書き残されています。しかし、カレーライスを選んだのは、それが唯一米を使った料理でしたからで、カレーはすべて残したといわれています。

 

■ 藤原 不比等 藤原氏の絶大なる権力を築く


 ふじわら の ふひと
 斉明天皇5年(659年)-養老4年8月3日(720年9月9日)

 飛鳥時代から奈良時代初期にかけての公卿で、天智天皇から藤原氏の姓を賜った藤原鎌足の次男です。文献によっては「史(ふひと)」と記されている場合もあります。

『興福寺縁起』『大鏡』『公卿補任』『尊卑分脈』などの史料では天智天皇の落胤と記述されています。諡号は、文忠公、国公は淡海公です。

 文武天皇2年(698年)には、不比等の子孫のみが藤原姓を名乗り、太政官の官職に就くことができるとされ、絶大なる権力を握っていました。

 不比等の従兄弟たちは、鎌足の元の姓である中臣朝臣姓とされ、神祇官として祭祀のみを担当することと明確に分けられていました。このため、不比等が、藤原氏の実質的な家祖と解することもできます。

 天武朝の前期は不遇でしたが、後期に入りますと、草壁皇子に仕え、東大寺正倉院の宝物として『国家珍宝帳』に記載されている「黒作懸佩刀」は、草壁皇子から不比等に授けられた皇子の護り刀といわれています。後に皇子と不比等自身の共通の孫である聖武天皇に譲られたと伝えられています。

 大宝律令編纂において中心的な役割を果たしたことが、政治の表舞台に登場する契機となりました。

 文武天皇の即位直後には娘の藤原宮子が天皇の夫人となり、藤原朝臣姓の名乗りが不比等の子孫に限定され、藤原氏=不比等家が成立しています。

 不比等は、氏寺の山階寺を奈良に移し、興福寺と改めました。

 不比等とその息子の藤原四兄弟によって、藤原氏の繁栄の基礎が固められるとともに最初の黄金時代が作り上げられたのです。

 

■ 上杉 鷹山 海外でも知られる日本を代表する名君

 うえすぎ ようざん 上杉 治憲(うえすぎ はるのり)
 寛延4年7月20日(1751年9月9日)- 文政5年3月11日(1822年4月2日)

 母方の祖母の豊姫が米沢藩4代藩主上杉綱憲の娘であったことが縁で、10歳で米沢藩8代藩主重定の養子となりました。

 正室は、養子となった重定の娘・幸姫(又従妹にあたる)でしたが発達障害など健康上の悩みを抱えていたようです。後継者が絶えることを恐れた重役たちの勧めで、1770年(明和7年)に10歳年上で上杉家分家の姫であるお豊の方を側室に迎え、二人の子をもうけました。お豊の方は教養が高く、歌道をたしなんだ人でした。

 二人の子供は、若くして亡くなり、鷹山の直結で血を継ぐ人はなくなってしまいました。


 江戸時代中期の大名で、出羽国(山形県)米沢藩9代藩主でした。上杉謙信という名門の家柄でしたが、領地返上寸前の財政難に陥っていました。その米沢藩再生のきっかけを作り、江戸時代屈指の名君として知られています。諱は初め勝興、後に治憲となりますが、藩主隠居後の号である鷹山の方が著名です。

 宝暦13年(1763年)より尾張国出身の折衷学者細井平洲を学問の師と仰ぎました。

 10代将軍徳川家治より「治憲」の名を賜り、明和4年(1767年)に家督を継ぎました。

 家督を継いだとき、上杉家は、18世紀中頃には借財が20万両(現代の通貨に換算して約150億から200億円)に累積していました。

 初代藩主景勝は、越後で120万石時代に従えていた家臣団6千人をそのまま、石高が15万石で召しかかえました。このため他藩とは比較にならないほど人口に占める家臣の割合が高かったことから、人件費だけでも藩財政に深刻な負担を与えていたのでした。

 加えて農村の疲弊や、宝暦3年の寛永寺普請による出費、宝暦5年(1755年)の洪水による被害が藩財政を直撃したのです。

 名家の誇りを重んずるゆえ、豪奢な生活を改められなかった前藩主・重定は、藩領を返上して領民救済は公儀に委ねようと本気で考えたほどであったと伝えられています。

 藩主に就任した鷹山(治憲)は、民政家で産業に明るい竹俣当綱や財政に明るい莅戸善政を重用しました。当然のことながら、先代任命の家老らと厳しく対立することになりました。

 江戸での仕切料(生活費)を8分の1に減額、奥女中を50人から9人に減らすなどの倹約を行ったりしました。

 天明の大飢饉では、東北地方を中心に餓死者が多発しましたが、鷹山(治憲)は、非常食の普及や藩士・農民へ倹約の奨励などの対策に努めました。

 自らも着衣として、木綿の使用は羽織や袴だけでなく、下着にいたるまで着衣の全てに使用していたそうです。食事の内容は朝食に粥を2膳ほどと香の物(漬物)、昼食や夜食に干し魚などの肴類を添えて、うどんやそばを食べていたと伝わっています。酒は飲まず、冬になると甘酒を一椀ずつ飲んでいた。結果的に倹約ができて健康にも良い粗衣粗食であったようです。


 曾祖父綱憲(4代藩主)が創設し、後に閉鎖されていた学問所を藩校・興譲館(現山形県立米沢興譲館高等学校)として、細井平洲・神保綱忠によって再興させ、藩士・農民など身分を問わず学問を学ばせました。

 改革に反対する藩の重役が、改革中止と改革推進の竹俣当綱派の罷免を強訴するという、いわゆる「七家騒動」が勃発しましたが、鷹山(治憲)は、これを退けました。

 これらの施策と裁決で破綻寸前の藩財政は立ち直り、次々代の斉定時代に借債を完済するほどまでに財政の健全化がすすみました。


 義父・重定は、実子がいるのに鷹山を9代藩主にしましたが、鷹山は重定の次男・勝意(治広)を、鷹山の跡を継がせて10代藩主としました。逝去まで後継藩主を後見し、藩政を実質指導しました。

 隠居後は、重定隠居所の偕楽館に、後に米沢城三の丸に建設された餐霞館が完成するとそちらに移りました。

 享和2年(1802年)、剃髪し、鷹山と号すようになりました。この号は、米沢藩領北部にありました白鷹山(しらたかやま)からとったと言われています。

 文政5年3月11日(1822年4月2日)の早朝に、疲労と老衰のために睡眠中に、享年72才で死去しました。法名は元徳院殿聖翁文心大居士、墓所は米沢市御廟の上杉家廟所です。

 初め、上杉神社に藩祖謙信と共に祭神として祀られましたが、明治35年(1902年)に設けられた摂社松岬神社に遷され、現在に至っています。

 

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【 注 】

 【きょうの人】は、【Wikipedia】・当該関連サイトを参照・引用して作成しています。

 


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