kenharuの日記

自由気儘な旅を楽しみませんか。キャブコンならシニアの身体に優しい、疲れない旅が可能。詳細はブックマークからHPへ。

洗濯日

2011-04-18 | 旅行記
道の駅「ゆふいん」の朝。
車窓から隣を見ると、一緒に泊まったFご夫妻のクルマが消えていた。
早朝に一瞬だけエンジン音を聞いたから、あのときに、静かに出発されたのだろう。
昨夜のうちに、お別れをしておいたものの、空いた駐車スペースが寂しく見えた。

朝食後の家族会議で「今日は洗濯日にする」と決定。
替えの下着類が底をついたからで、この旅初めての洗濯になる。
いつも持参する着替えは、ほぼ半月ぶんだ。
多過ぎればかさばるし、少な過ぎれば洗濯代が不経済になる。
半月ぶんというのは、これまでのクルマ旅から定まった経験値である。

洗濯の前に、まず朝風呂だ。
湯布院にも共同風呂はあるが、人気の温泉街だから駐車場は有料が多く、そのうえ道が狭い。
それに、おっさんのボクに湯布院ブランドの値打ちなど、全く分からない。

すぐ近くの湯平温泉まで走った。
無料駐車場にクルマを入れると、観光客の姿はゼロ。
渓流沿いの狭い温泉の、歩き回れる範囲に、5つもの共同浴場がある。
いちばん近い、橋本という共同風呂まで、桜の花びらが舞う路地を歩いた。

共同風呂に管理人は居ない。
料金箱に200円を入れる。


靴脱ぎ場からの写真。

脱衣所と浴室の間には、気持ちばかりの仕切りがあるだけで、実質ワンルーム。
男湯にも女湯にも客は居らず、二人ともノビノビと入浴出来た。
空いているから、浴室も掛け流しの湯も、清潔そのもの。

その後、大分市内で洗濯。
コインランドリーは時間がかかる。
昼食後には元町あたりの石仏を見て回った。
三川温泉で本日2度目の温泉に浸かってから、夕刻、道の駅「佐賀関」に入った。

佐賀関は関サバで有名だ。
ここの漁師が釣り上げたサバだけに、「関サバ」のブランドがつけられる。
近隣の漁港から出漁した漁師や、対岸の佐多岬の漁師は、関サバのブランドが使えない。
道の駅の売店を覗くと、小ぶりな関サバ1本に6000円の値段。
こいつを食べるか、見送るか・・・
コメント (10)