kenharuの日記

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天草のギター和尚

2011-04-25 | 旅行記
不知火町はデコポン生誕の地。
道の駅「不知火」の朝。


予約しておいた、天草の向陽寺に向かった。
ギター片手に、愉快な法話で笑わせてくれる、有名な和尚がいる寺だ。


観客はボクらだけかなと思っていたら、開始まぎわに大型観光バスが入って、狭い本堂は観光客でほぼ埋まった。
ギター和尚(渡辺紀生氏)の話は、法話というより漫談。
綾小路きみまろに良く似たしゃべり方だが、毒気が少ない。
巧みな話術で笑わせてくれ、1時間があっというまに過ぎた。
ギターを弾きながらの歌もなかなか上手い。

法話の最後に「どうせ一度の人生ならば~・・・(中略)・・・笑って暮らそうよ~♪」と歌い、笑いと拍手で最高に盛り上がったところで、和尚は突然セールスマンに豹変した。
「拝観料はいただいておりませんが、よろしければ・・・」と、ギター和尚の歌入りCD、自筆の書、数珠、カレンダー、包み紙に法話が印刷された飴、各種お守り・・・次々に取り出しては、テレビショッピング顔負けの巧みな商品説明。
ボクらは1000円カレンダーを記念に買わせてもらったが、大いに楽しませてもらった。

その後、道の駅「有明」で休憩。
駅前にあるアコウの大木。

木の向こう側に、ボクのコルドバンクス。

天草の野釜島に渡ってみた。
海の色も眺めも、沖縄に良く似ている。
渚の砂を見ると、半分は珊瑚の屑だ。


海岸にクルマをとめて、肉を焼いた。
ボクの十八番料理、ポークソティランチの出来上がり。

無人の海岸を、車窓の借景に入れて昼食。
鹿児島の豚肉は旨い♪


海岸を眺めていると、ちょっと珍しいクロサギが姿を見せた。
これは儲けもの。


満腹のお腹が落ち着くと、大矢野島にある弓ヶ浜温泉の「湯楽亭」で入浴した。
露天は濃厚で色美しいナトリウム塩化物泉。


内風呂から溢れ出た湯で、床に析出した鍾乳石(?)

内風呂には、透明泉質の浴槽もあった。

内湯も露天も良く工夫されており、洞窟風呂まである。
テレビ東京の「どうしても入りたい日本の秘湯」の第6位に入ったというのが、なるほどと頷ける素晴らしさ。夫婦揃って大満足。

今日も大いに愉快だった。
ギター和尚の「どうせ一度の人生ならば・・・笑って暮らそうよ」という教え通りの一日が終わった。
今夜のねぐらは「水辺プラザかもと」。
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