kenharuの日記

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濃厚ラムネ風呂

2011-04-14 | 旅行記
道の駅「原尻の滝」の朝。
今日も晴天で、チューリップ畑が美しい。
午前中は道の駅周辺を散歩したり、バードウォッチングしたり、ブラブラして過ごした。
昼食は駅のレストランで名物のトリ天。

午後は、日本一のラムネ風呂(炭酸泉)をうたう、秘湯に向かった。
40キロほど走って、七里田温泉の「木の葉の湯」に到着した。

ここはまだ目的のラムネ風呂ではない。
「木の葉の湯」にある自動券売機で「下の湯」の入浴券を買うと、「下の湯」のカギが貰える。
それを持って、川沿いの道を100メートルほど下ると、問題のラムネ風呂がある。

写真は「下の湯」への下り坂。


浴室にあった注意看板。

大量の炭酸ガスが気泡として出るため、過去に窒息死事故があったらしい。

これが浴室。

炭酸ガスは空気よりも重いので、それを追い出すための換気扇が低い位置に取り付けられている。
床を茶褐色に覆っているのは、析出した温泉成分だ。

湯温は36度少々と、ぬるい。
源泉を加温していないから、含まれるガスが抜けずに、濃いラムネ状態が維持されている。

湯に浸かると、まるで泡風呂に入ったかのようだ。
特に源泉の注ぎ口付近に居ると、細かい泡で体中がプチプチする。
たちまち手がアワアワになった。


アワアワの腕に、指先で三角形を描いてみた。


これは面白い。
面白いけど、ぬるすぎる。
1時間じっと浸かって、ようやく湯船を出た。
冬場に入ったら、春まで出られないだろう。
ラムネは夏向きだ。

風呂上りに少し走って、道の駅「長湯温泉」に到着。
この駅の周辺もラムネ温泉だらけである。
温泉街を散歩していて、カラアゲ屋をみつけ、晩飯のオカズにトリの南蛮揚げを注文した。


南蛮揚げが揚がるのを待っていると、「からあげ八十八ヶ所巡り」という冊子を片手に持った、メタボな青年が現れたので、尋ねてみた。
「八十八ヶ所でカラアゲを食べるのですか?」
「はい、これにスタンプを集めています」
「八十八ヶ所が全部揃うと?」
「カラアゲ大使になれます」

見回すと店頭にポスターがある。


大分県は、トリの天ぷらやカラアゲが、やたらに多い。
「八十八ヶ所」は、県民の健康を考えれば、感心出来る企画ではない。
メタボ青年は1000円ぶんのカラアゲを買うと、スタンプを押してもらい、満足げに帰って行った。
カラアゲ大使など、よしたほうがいいぞ・・・・
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