散歩するなべさん

しょうがなくも所在なく散歩するなべさん。近頃野鳥に目覚めて鳥見お散歩の日々。病気もしたけど時には山歩きに物思い旅ね。

生活そのままが修行です・永平寺

2009-11-02 16:58:35 | 旅行


「道元禅師は、生活そのものが修行である。
庭掃除に、たくあん漬け、寝ることさえ
修行である、とおっしゃった。」

と、館内案内をするお坊さんは
申しておりました。

もう余命を数える年頃となったなべさんは、

「ふ~む、なるほどね。」

と妙に腑に落ちたりしたのであります。
(病気もしてるしね。)

でも、「寝ることも?」と
不遜にもなべさんは、
ためらってしまうのですが、そういえば、
「入院中の9時就寝は何とも修行でありましたな~。」
と自堕落に思い返すのでありましたが。
(ちがうか?)

永平寺入り口ですよ。↓



例年ですと、ここ永平寺は
もう紅葉シーズンのはずなのですが、
11月の声を聞くというのに、この暑さ。

まだまだ色づき始めといったところでした。



ところどころに、きれいな紅葉も↓



回廊の格子越しの紅葉が綺麗です。↓



甍の上の色づき始め、よろしいな。↓




永平寺では、こうして
物見遊山の観光客の相手もしながら、
峻厳な修行の手も休めない
というスタンスを持っていて、
なかなか好ましい感じでありました。
観光客がそこそこいながら、
どこか静寂な雰囲気を保っておいでであります。


回廊の階段さえ、どこか厳か。↓





頭くらくら、貧血モードのなべさんは、
厳粛な永平寺の趣きと
お坊様のお言葉を胸にしまって、

おみやげの、ひとつも買おうかと、



思案しつつ、
止めにして、

「永平寺そば」をおごそかに食して、↓



この場を後にしたのであります。


明日は、天気が悪いという予想で、
今日の内にもう一つ見ておこうと
このあと、「東尋坊」へ向かいました。
(なべ嫁さんが行ったことがないと言いますもので。)


この日のお宿は、
シーズンオフの越前海岸でありました。


なべさん、“頭くらくら”大丈夫ですかね。

コメント
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