下山した日の乗鞍高原は、
スコールのような午後の雨でした。
早々と宿に入ります。
宿の前から。雨上がりの乗鞍岳(たぶん)遠望。↓

宿の隣の蕎麦畑。↓

地味な昔ながらの民宿ですが、
温泉はしっかりした立派なものでした。
8月20日、
乗鞍岳はすっぽり雲の中です。
宿の女将さんに教えてもらった近道で
一ノ瀬園地を少し散策して、
一ノ瀬園地。↓



少し秋の気配も。↓

せっかくですから、少し足をのばして、
まだ訪れたことがなかった
白骨温泉探訪です。
あの入浴剤騒ぎで、すっかり
評判を落としてしまった
白骨温泉であります。
白骨には3方面あった道路のうち
現在、2方面が通行止め。
乗鞍高原からのアクセスしかありません。
それでもって何やらくねくね道路を
山越えしていく様子は自然と
秘湯ムードになっております。
(中ノ湯からの林道は道路崩落放任状態、
沢渡からの県道はスノーシェルターの本格道路工事中とか…。
と、白骨旅館組合のおっちゃんが言うておりました。)
公共野天風呂(500円)に入ります。

階段を渓流の方に下りていきますが、
いやあ、なかなかの風情であります。
評判を落としたのが、
何とももったいないです。



もともと、白骨温泉は
お高くとまりすぎでしたね。
もうちょっと
庶民的になっても良いです。
この野天風呂が今では救いに
なってるのかもしれませんよ。
というわけで、なべさんは
「まあ今回はこんなものか」
と、思いつつ、
もと来た山道をくねくね戻り
平湯、高山経由で
帰阪の途についたのであります。
(途中、ちょっと貧血モードになったけど、
飴をなめたら治まったのよ。)