金曜日のことである。
お仕事でした。
朝はやや不調であったが、
やがて持ち直した。
昼の弁当はサンドイッチにした。
一息ついた午後の2時半、
ご愛用のビスケットでも食べて
一服しようと思ったら、机の上に
“どら焼き”
が置いてあった。
誰かが、土産物の一つを
親切に置いてくれたものだと思う。
ちょっとためらいながらも、
ビスケットをやめて、
食べてみることにした。
油断大敵ですな。
10分ほどして、
これはしまったと思ったのです。
気分が悪くなり、冷や汗に
頭くらくらの症状であります。
1時間ほどダウンしてしまいました。
ついついサンドイッチの延長で
「まあ、いいやろ」と警戒心を解いて、
食してしまったのでありますが、
小豆たっぷりのまんじゅうのたぐいは
実はまだ警戒していて、
解禁していなかったのであります。
術後初めての小豆あんであったのですが、
いけるやろうと思って
気を緩めてしまったのですな。
吐いたら楽だろうな、と思いつつ、
結局我慢したのですが、
こういうことがあると、
2,3日は糸を引いて、
体調がぼんやりと思わしくなくなります。
一歩前進、二歩後退といったところです。
こんなことを繰り返しながら、
少しずつ身体が何事かを
覚えていくのでありましょう。