染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

明日、きはだやの隣の車庫でちんころ販売があります。

2023年01月24日 | 店主の一日
明日25日にきはだやの車庫で中条ちんころ伝承会のちんころを販売します。
10:00から12:00頃までです。
売切れ次第終了となります。
駐車場はありませんので「十日町市まちなかステージ立体駐車場」をご利用ください。

明日25日は今までなら「仕舞い市」の日です。
1月10、15、20、25日と続いた節季市の最終日。
江戸時代から続く市で、別名「ちんころ市」とも呼ばれて親しまれてきました。
しかしながらコロナで二年間中止になり、昨年は「ちんころ販売会」としてキナーレで開催されました。

コロナの規制も緩和されつつある今年は三年ぶりの開催かと思われましたが、今年からは休日に合わせる形で15日と22日に縮小してキナーレで節季市が開催されました。

節季市には様々な難点があったようです。
節季市の間、諏訪町通りの人は通りを車の往来ができないので、市が立つ前に近所に車を置きにいったりしていうましたし、食品出店をしている人たちからでるゴミの問題もあります。
また昔は通りを屋台が埋めるほどの業者さんがありましたが、やはり売れるものもそう多くはないのでしょう。撤退する方も多く、すっかり歯抜けになっていました。
人気なのはちんころ。毎朝長い列ができ、賑わいます。ちんころを買いに来た人が他のものを買って帰る感じです。
それでも今までは様々な問題があっても工夫をして続けてこれたのでしょうが、コロナで休んでいる間にその流れが絶たれてしまった感じです。
なんだか市がないのは寂しい感じです。
ちんころにだけ来てもらうというのは随分、安易でなんだかみっともない気もするのですが、まあ、何か形が残ればいいかと思い、中条ちんころ伝承会の方に来ていただくことになりました。
雪が心配ですが賑わうとよいです。

写真はコロナ前の節季市のようす。

コメント
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