津軽三味線、ドラム・パーカッション、和太鼓、ゴスペルが一つの舞台で!
毎年、三股町立文化会館で行なわれている、温故知新が今年も公演。
開催日は10月10日(木)、午後7時開演です。
和の津軽三味線・石井流家元、石井秀弦。洋のドラムス&パーカッション打楽器奏者、上之園謙治。このお二人のチームが「温故知新」。
今年の公演では、温故知新と和太鼓の岩切響一(響座)。宮崎のゴスペルのボーカル、Whoopin。アレンジャーキーボーデイスト、遠山淳。
以上の皆さんの出演で、題して「温故知新+魂を揺さぶる歌+魂に響く和太鼓」。…和と洋の音楽の響きを堪能して頂きます。
入場料金は、お一人2,000円(大学生以下は1,000円)。(お二人の場合は、ペア券3,500円)。未就学児は無料。
ゴスペルとは?
#日本舞踊着付け #舞台のメイク #振袖の着付け #花嫁の着付け #美容師の着付け
会場は超満席!…近県からもチケット求めて
「石井流、津軽三味線LIVE」は、9月1日(土)午後8時から、四人の奏者による「迫力と熱気の素晴らしい津軽の世界」…
小林市の会場には、鹿児島や福岡などからも「石井流の津軽を聴きたい」…と大勢の方が訪れ、会場は超満席。
家元の石井秀弦氏は、「今回は、居酒屋ライブの雰囲気で…」と前置きして演奏が始まりました。
奏者は、最高の名誉…「仁太坊賞」二年連続受賞の石井秀弦(しゅうげん・家元)。全国大会で優勝した、石井秀宗(しゅうそう)と石井秀岱(しゅうだい)の二人の総師範。そして師範の石井秀育(しゅういく)。めったに観れないセッションです。
この四人の津軽奏者が、それぞれの弾き方で、入れ替わり立ち代り、津軽の魅力を堪能させてくれました。
アドリブで、迫力満点の「掛け合い」が始まると、お互いの曲調と目線で、相手の三味線を誘います。
まるで「ジャズのインタープレイ」。堪らず…観衆の拍手や掛け声が…。
ライブの最後は、家元と秀岱のお二人が作曲して、昨年の全国大会「団体の部」で準優勝した曲と、今年の全国大会「団体の部」で優勝した曲を、四人が披露。
小林市の「フォークソングバー フラワー」で行われた「石井流、津軽三味線LIVE」でした。
広島から石井先生のもとで修行して…一般女性の部優勝
名古屋で行われた「全日本津軽三味線競技会」で、石井流(都城市)の石角さんが、「一般女性の部」で優勝しました。
彼女は8才から津軽三味線を始め、高校卒業後、広島から石井先生のもとに…。
全国4回目の挑戦で、見事に優勝。
石井流の発表会で、「きつけ塾いちき」が着付けをさせて頂いたことがありますが、そのときご両親も広島から駆けつけて来られていました。
石角さんのこの度の成果は、ご家族の支援あってこその賜物だと感じました。
5才のときから石井先生に師事…高校生以下の部で3位
また、同じ大会の「高校生以下の部」では、5才のときから石井先生に師事してきた、久留さんが三位に入賞。
彼女は、鹿児島の男子中学生と「デュオの部」でも準優勝しています。
芸事に限らず、物事の成長は、好きで楽しみながら、やり続けていくことだと、深く学ばせて頂きました。
これまでにも多くの優勝者を輩出しているご一門
石井秀弦先生(家元)は、津軽の全国大会で2年連続優勝され、最高の栄誉、仁太坊賞を受けられています。
近年では、フランスの日本大使館に招かれ、書家の紫舟氏と津軽と書のコラボレーションをされました。
また、全国の200名以上のお弟子さんの中には、全国大会優勝者を多数輩出されています。
明後日、小林市で「演奏会」
9月1日(土)の夜には、宮崎県小林市で、津軽三味線のライブを行なわれることになっており、伺います。
出演者は、石井先生のほか、全国大会で優勝されたお弟子さんたちです。
今から楽しみです。《津軽三味線のライブ》
上は読売新聞の記事、下は優勝した石角さん(左)と、三位の久留さん(右)。(ともに読売新聞の切抜きから)
石井秀弦家元が受賞された「仁太坊賞」について
解説が載っていましたので、、掲載します。
なお、《先生の青森の全国金木大会での受賞は、第8回大会と第9回大会》の時です。
[仁太坊について]
職業 津軽三味線奏者
本名 秋元 仁太郎(アキモト ニタロウ)
生年月日 安政4年
出生地 陸奥国(青森県 金木)
経歴
女盲の三味線弾きの子として生まれ、8歳のとき天然痘で失明し、11歳で両親を失う。この頃、はぐれ瞽女と出会い、その後をついて回って瞽女の芸を覚えたという。廃藩置県の明治4年には14歳でいっぱしの三味線弾きになっており、以後“坊様”と呼ばれる門付け芸人として生計を立てた。芸の面では旧習を打ち破って太棹による力強い叩き奏法を編み出し、さらに1人で8人分の芸を演ずる八人芸を創作した。今日、三味線における現代音楽として成立している津軽三味線の系譜をたどれば、仁太坊に行き着くとされる。
没年月日 昭和3年 1月2日 (1928年)
9月1日(土)午後8時開演/家元、総師範三名も出演
津軽三味線で有名な「石井流(宮崎県都城市)」の家元・石井秀弦先生。
私共の認定式にもご出演頂きお世話になっている方です。
1996・1997年、津軽三味線の最高峰、青森の地で行われた全国大会で、2年連続優勝(仁太坊賞)。
最近では、フランス・パリの日本大使館で、書家の紫舟氏と二人で、「書と津軽のコラボレーション」を披露。
現在でも、あらゆる場所で津軽三味線の魅力を広める活動をされています。
9月1日(土)には、小林市の「フォークソングバー フラワー」で「津軽三味線LIVE」を開催します。
このライブには、家元・石井秀弦先生の他にも、全国大会優勝者を含めた、総師範の三名の方も出演されます。(下のポスター参照)
重厚な津軽の音色をぜひお聞き頂きたいと思います。
「きつけ塾いちき」からも数名が聴きに行くことになっています。
豪華な三部構成…ゲストも多彩に
宮崎県都城市に本部を置く、「石井流(家元・石井秀弦)」は、創立25周年を迎えて、記念公演を開きます。
日時は、11月19日(日)、12時半開場、13時開演
場所は、都城市総合文化ホール。
入場料、2,500円。(当日は3,000円)
公演には、全国の名だたる奏者、民謡歌手、尺八、津軽手踊り、鳴り物、パーカッション奏者など、多くの皆さんがゲスト出演されます。
また、演歌歌手の西尾夕紀さんもスペシャルゲストで出演。
楽しみな舞台になりそうです。
「きつけ塾いちき」も着付けでお手伝いに伺います。
1992年に創立、家元に魅了されて200人のお弟子さんが
最近の石井流の活躍は目覚しいものがある。
2014年、家元の石井秀弦氏は、パリの在仏日本大使公邸で、世界の要人を前に、書家の紫舟氏とのコラボレーション。
2015年には、熊本県山鹿市の「八千代座」で、市川海老蔵丈の舞台に出演。
家元の津軽三味線に魅了されて、今は九州を中心に200名を超えるお弟子さんを数える。
下記に、石井流の歴史を紹介しますが、このたび、都城市総合文化ホールで25周年記念公演を開催します。
記念公演の内容は右をクリック➠ 石井流創立25周年記念公演
石井流のご紹介
16才から三味線を習い始め、1992年、津軽三味線石井流を創流。この年、秋篠宮ご夫妻の前で演奏。好評を得る
1996,1997年、津軽三味線発祥の地、青森県五所川原市金木町の「全国大会」で二年連続優勝。最高位の仁太坊賞を受賞。
1998年、新たな演奏を求めて、グループ「DADAN」を結成。
それ以後、石井流一門は、全国の各大会での個人、団体優勝の常連として名前を知られるようになる。
2013年から、宮崎短期大学非常勤講師を務める。
2013年、パリの、在仏日本大使公邸で、書家の「紫舟」氏とコラボレーション。
2015年、熊本県山鹿市の「八千代座」で、市川海老蔵氏主演の舞台の参加。
2017年の11月に、創流25周年記念公演を開催予定。