日程の3日間は、台風の隙間
台風24号が沖縄から北上中です。
福岡の「舞踊と振袖の、着付け専門特別講座」は24号が去ったあとの10月3日から3日間。
南洋上では、すでに25号が発生しています。
進路はまだはっきりしていませんが、最終日の小倉講座に出会わないように願うばかりです。
講座の指導講師4名は、皆さまのお力になれるよう、心を込めて務めさせていただきます。
受講の皆さまは、お気をつけてお越しくださいませ。
下の進路をクリックすると、現在の二つの台風の進路が見れます。
台風24号…25号の進路
大きな被害が出ないように、心から願うばかりです。
独身で入学…結婚、出産、子育てを乗り越えて
坂元三佳さんが、「きつけ塾いちき」に入学されたのは、平成27年9月のことでした。
そのときは独身で、しばらくして結婚。
かわいいお子さまも授かって、子育ての忙しい日々を送ることになります。
そんな中でも、きものの着付けは忘れずに、習いに来られていました。
もちろん、ご自分の仕事をこなしながら、家事や子育てをしながらのおけいこですから、思うに任せません。
子供を連れてのおけいこも、しばらく続きます。
いよいよ次回は認定試験!
そうして、三年にわたって学び続けてきた「自装の着付け」も、いよいよ一級の認定試験に挑戦することになりました。
今日は試験前の総復習。
坂元さん、がんばってくださいね。
古いものを改造して使いやすく…
「きつけ塾いちき」の衣裳方は、日本舞踊の舞台裏の着付けをさせて頂いています。
特に舞踊の場合には、針糸を使う機会が多く、手を伸ばせるところに針や糸があれば、こんな便利なことはありません。
針に糸を通す時間が勿体ないので、糸通し器も装着してあれば言うことなし。
私たちの使っているのは、高さ91cm、横幅15cm、奥行き7.5cmのスタンドです。
写真にはありませんが、スタンドの上には糸通し器。
赤く丸い入れ物の中には、赤・白・黒の30番の木綿糸を巻いたボビンが入っています。
三色の糸はスタンドの上部から出る仕組みです。
三段ある一番上の板は、針山代わりのマグネットです。そっと置くだけで針をしっかり保持してくれます。
二、三番目の浅めの箱は、着付けで使う安全ピンや、ハサミなどを置きます。箱の底はマグネットです。
これまでは、二組のスタンドを合体させて持ち運べるように作ったのですが、「一組だけのスタンドが必要」との事で作ってみました。
衣裳方は基本的に二人一組で着せ付けます。
一組にひとつ裁縫スタンドが必要で、10人…5組で伺う時には、スタンドは5つ必要になってきます。
11月にお受けした舞踊の会は、踊り手86名の皆さまを着付けますので、スタンドが足りなくなって、古い形のスタンドを解体して作り直しました。
けっこう重宝している、着付けの小道具です。