きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

夏季セミナー近づく…舞妓と半玉

2013-06-30 17:51:48 | 着付け研修
7月10日(水)、宮崎市民プラザで
毎年、「宮崎きもの学院・きつけ塾いちき」の主催する「夏季セミナー」が、今年も7月10日(水)、宮崎市民プラザで行なわれます。
今年の課題は 「京都の舞妓と、江戸の半玉」。
どちらも芸妓になるために修業する未成年の花街の華。
その華やかさとは違い、お踊り、お茶、お花、三味線、太鼓など、プロの厳しい修業が続きます。
今年(2013年)は、江戸と京都の花街に咲く若いスターを題材に致しました。
舞妓と半玉の、きものや着付けの違いをご覧いただきます。お楽しみに…。

これまでのセミナーを写真でご紹介…

2008年は、江戸の町娘を着付けました。(写真上)

2010年は、岸田先生(故人)を迎えて芸者の着付けを学びました。(写真上)

2012年は、十二単の着付け(写真上)

興味のある方は、ぜひお越しくださいませ。お待ち申し上げています。




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福岡特別講座の日程決まる。

2013-06-29 16:33:56 | 舞踊と振袖の着付け
7月30日(火)~31日(水)の二日間
毎月、福岡市早良区の「ももち文化センター」で開催している「舞踊着付けと振袖着付けの特別講座」の日程が決まりました。

詳しくは、 をご覧ください。



見学の方、大歓迎いたします。
このブログをご覧の皆さまのなかで、舞踊と振袖に興味をお持ちの方、本講座の見学に来られませんか。大歓迎いたします。
見学にお越しいただく場合は、一度ご連絡頂ければ幸いです。
入学されるかどうかは、講座をご覧頂いたうえで、充分お考えのうえ結論をお出し下さい。
皆さまのお越しをお待ち申し上げています。
連絡先担当 090-4489-9745 市来まで



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宮崎校の教室風景/衣裳方とプロコース

2013-06-29 14:54:11 | 着せ付け
裾引きで芸者を学ぶMさん
今日のカリキュラムは「関東芸者」。
赤い襦袢に裾引きの衣裳を着せ、真っ赤な一丈(関西では「しごき」)と言われる長い布を腰に巻き、全体に凹凸のない柳腰を作ります。
帯結びは、関東芸者特有の「柳結び」。
現在、舞踊の着付け(衣裳方)を学んでいるMさんの練習風景です。
この裾引きの作り方がなかなか難しいのですが、写真で見るように、下半身のシルエットがきれいに出来上がっています。
舞台裏の現場に出るのも、案外早いかもしれません。



浴衣の着せ付けの基本を学ぶAさん
この日のAさんは、「浴衣の着せ付け」でした。
自装の着付けから始まり、他装の着せ付けまでみっちりおけいこして、実践に役立つ「プロコース」。
Aさんも自装の着付けが終わって、今日から他装の着せ付けです。
写真のようにまずは浴衣の着せ付けから始まり、付け下げ・訪問着の着せ付けへとレベルは上がっていきます。
プロとしての技術をぜひ手に入れて下さいね。



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「福岡特別講座」から「八千代座」へ

2013-06-27 22:33:39 | 歌舞伎観劇
9月の観劇を前にして
福岡で行われた、6月度の「舞踊と振袖の着付け特別講座」を終え、大宰府インターから宮崎へ向かう途中、南関インターを出て山鹿市の芝居小屋に行きました。
9月に計画した、「播磨屋」(中村吉右衛門)さんの襲名披露公演の公演場所「八千代座」の下見をしようというわけです。


桝席、花道、奈落の仕掛け
江戸時代からの伝統を受け継いで、明治後期に建設された「八千代座」。
以前、八千代座の見学や、坂東玉三郎さんの舞台を観に来たこともあり、見慣れた場所ですが、今回はゆっくり小屋の中を見学させていただきました。
桝席や花道、七三のすっぽん、廻り舞台、奈落の仕掛けなど、その当時を偲ばせるのに充分なものでした。

興味のある… 八千代座の歴史
明治43年(1910年)に創建された芝居小屋…「八千代座」。
多くの歌舞伎役者や歌手などの公演を続け、多くのの観客を呼んだが、昭和40年代に経営不振になり閉鎖。
10年後、荒れてきた建物を熊本大学工学部が調査。その後、昭和63年国重要文化財に指定される。
平成2年から、坂東玉三郎丈(大和屋)による年一回の舞踊公演が始まるなど、今日の八千代座の復興がなされていくわけです。
9月の「播磨屋」(中村吉右衛門)さんの公演が楽しみです。



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福岡講座二日目、見学者に「模範着付け」を紹介

2013-06-27 00:05:04 | 振袖着付け
十分足らずで着付け完了!

福岡の振袖と舞踊着付け…特別講座の二日目。

午後1時からの「振袖講座」には、現役の着付け師の方を含む3名の受講者がお勉強していました。

この時間は、見学者もお見えになったので、指導講師による「振袖の模範着付け」のデモンストレーションをご覧いただきました。



お勉強中の受講者も一緒に見学。

補整から始まり…襦袢…振袖…帯結び…帯揚げの始末…完成。その間十分足らず。
「早くて、きれい」…。

見学者の方も8月から入学して、一緒にお勉強することになりました。



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ジュニア日本舞踊コンクール九州大会が幕

2013-06-26 10:12:05 | 舞踊の着付け
素晴らしかった、ジュニアの舞踊
6月23日(日)、鹿児島市民文化ホールで行われた「ジュニア日本舞踊コンクール九州大会」が観客の歓声のうちに幕となりました。
主催者の「国際文化交流会TEN」の呼びかけで予選を通過した12名のジュニアが、本選の舞台でナンバーワンを競いました。
この九州大会には、いずれも各流派の選りすぐられたジュニアたちが出場しただけあって、大人顔負けの舞踊を披露してくれました。みなさん、ほんとうに素晴らしい踊りでした。
踊ったのは、いずれも古典の演目で、「手習子」3曲、「雨の五郎」、「羽根の禿」、「玉兎」、「尚武」、「屋敷娘」、「松」、「うぐいす」、「夕月船頭」、「藤娘」の12曲。
昨年優勝したジュニアが、「まかしょ」で賛助出演。
特別出演は、猿若流のお家元、猿若清三郎先生の「卯の花」でした。

ご挨拶が身についた出演者
各流派のお師匠さんのご指導を受けているジュニアだけあって、着付けをしている私たちのところはもちろん、お化粧の時、カツラをのせる時に、両手をついてしっかりきれいなご挨拶をされていました。
「おけいこ事は、あいさつから」…が身についているジュニアたちでした。



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福岡の着付けの 6月特別講座始まる!

2013-06-25 23:39:55 | 舞踊と振袖の着付け
福岡で行われている、「振袖と舞踊の着付け特別講座」の第一日目は、6月25日(火)午後7時から行われました。

振袖着付け講座は、「着付けの原点」
今日の振袖講座は「二重太鼓」。
昔から、「帯結びは、お太鼓に始まりお太鼓に終わる」とよく申します。
お太鼓ほどその方の個性やセンスが表に出てくるものはありません。
もう一度原点に帰って、バランスのとれたお太鼓の作り方を学びました。
これからの振袖の着付けと、帯結びを学ぶ上での基本をキッチリ身に付けてほしい課題なのです。

舞踊の着付け講座は「裾引きに一文字」
舞踊着付けを学んでいる生徒さんの講座も回を重ね、裾引きの着付け。帯結びも一文字です。
仕事の舞台裏ではよく出てくるもので、私たちの中では「御殿物」といわれ、芸者の着付けなどと対照的な位置にあるものです。
着付けは腰から下のシルエットをきれいに作る、舞踊の着付けには欠かせない「裾引き」。
帯結びは、帯止(おびと)という枕を使い、一文字の帯結び。
技術も次第にあがり、舞台裏で活躍できる階段を確実にあがっている生徒さんです。





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「舞踊、振袖着付け」福岡特別講座…日程せまる!

2013-06-22 23:15:14 | 舞踊の着付け
ももち文化センターで二日間
「きつけ塾いちき」は毎月開催している「舞踊、振袖着付け/福岡特別講座」を、6月25日(火)~26日(水)の二日間にわたって行ないます。
日程は、6月25日(火)が午後7時から。6月26日(水)は午前9時から、午後1時から、午後7時から と、計4回にわたって行います。

 
舞踊の着付け講座

見学者大歓迎します
当日は、振袖の着付けと帯結び各種。舞踊の着付けは、はしょり着付け・裾引き着付け、そして舞踊で使われる帯結びが講座のおけいこ内容です。
プロがお教えする舞踊と振袖の着付けを見学したい方は、ご遠慮なくお知らせくださいませ。
思い立ったが吉日…着付けの新しい世界は、楽しいものになるはずです。
ご連絡は、090-4489-9745 市来康子までお知らせください。




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ジュニア日本舞踊コンクール九州大会/本選に向けて

2013-06-21 15:15:22 | 日本舞踊
明日はリハーサル
「国際文化交流会TEN」 の主催で、6月23日(日)午後1時から、第12回目の「ジュニア日本舞踊コンクール九州大会」が開催されます。
明日(22日)は、23日(日)の本番に向けて、出演者はもちろん、大道具、音響、照明、などの拵えが行なわれるリハーサルの日です。


鹿児島市民文化ホール

心を込めた着付けを! 
22日(土)の午前9時からは、「着付けに関わる衣裳方」も、出演者に衣裳をあてて、本番に向けた「衣裳合わせ」を行ないます。
衣裳は、京都の「小林衣裳店」 さんの本衣裳で、歌舞伎衣裳と同じものをジュニアが身に付けて踊るわけです。
これまで厳しいおけいこを重ねた出演者が本番に臨むわけですから、心を込めて着付けさせて頂くように最善を尽くします。



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八千代座で、吉右衛門(播磨屋)と海老蔵(成田屋)が公演

2013-06-21 02:21:43 | 歌舞伎観劇
9月に…播磨屋が「襲名披露公演」
熊本県山鹿市の「八千代座」で、中村吉右衛門丈をはじめとする「播磨屋」が、9月23日・9月23日の両日、襲名披露公演を行うことになりました。ポスター参照


上の写真は、「八千代座ホームページ」より

当日の公演内容は…
=公演日程=
     9月22日(日)開演:午後2時(開場1時)
     9月23日(月祝)開演:正午(開場11時)

=演目=
沼 津 伊賀越道中双六 一幕二場
     中村吉右衛門出演
口 上
     中村歌昇改め 三代目中村又五郎襲名披露
     中村種太郎改め 四代目中村歌昇襲名披露
連獅子 長唄囃子連中

この公演中に、昨年の博多座の楽屋に伺った。「 中村芝雀丈(京屋) と語る会」 に伺う予定です。

            ………………………………………………………………

10月に…海老蔵(成田屋)の「古典への誘い」
10月には、市川海老蔵丈が、10月25日~10月27日の三日間、古典舞踊の公演を行うことになっています。



当日の内容は…
=公演日程=
     10月25日(金)開演午後1時 
     10月26日(土)開演午後1時・午後5時 2回 
     10月27日(日)開演午後1時 

=演目=
口 上 

清元素演奏 玉屋

清元「保 名」

清元「お祭り」




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