9月13日の「彩の会」に向けて
「きつけ塾いちき」の衣裳方は、9月13日(日)の「彩の会」の着付けをお受けしていますが、今日はその為の手合わせを行ないました。
お受けする演目は下記のようになっていますが、着付けの内容も「後見」「文庫」「つの出し」「お太鼓」「片流し」「袴」「裾引き」などさまざまです。
着付ける20数名の皆さまに気持ちよく踊って頂けるように、「早く・きれいに・形よく」着付けなければなりません。
舞台裏での時間が押したり、お化粧が諸事情で遅れたり、どんな場合でも対応できるように、前後の相方が息を合わせなければなりません。
今年も、各流派のお師匠さんにお会いできるのが楽しみです。
●●●
●●●
●●
9月28日、男子高校生の浴衣教室終了。
鹿児島県立甲南高校の体育祭を前に、三年生の「浴衣でフォークダンス」の準備で欠かせない「浴衣の着付け」の練習がすすんでいます。
9月28日には、男子生徒の着付け教室が、50名以上の参加者で和やかに行われました。
この日の角帯の帯結びは、後ろで結ぶ「貝ノ口」。
完成度の違いはあっても、一生懸命に覚えるみなさんの真剣さは大したものです。
体育祭当日は、生徒さん自身で、浴衣を着て参加する生徒さんが多くなりそうです。
次回(9月2日)は女子三年生の「浴衣教室」
例年参加者が増え続けるために、今年から女子と男子の練習日程を分けて行うことになっています。
9月2日(水)は午後から女子生徒さんの浴衣着付け教室。
「きつけ塾いちき」の講師陣は、甲南高校のOBでもある「福元講師」を先頭に、三年女子の皆さんに着付けの技術を伝えていきます。
●●●
●●●
●●
今年、四半後期日程
「きつけ塾いちき」主催の「舞踊と振袖の着付け9月専門講座」。
平成27年9月の日程は、9月9日(水)午後2時から三日間にわたって開催されます。(小倉講座を含む)
日程の詳細は、下記のような内容になっています。
平成27年度の9月以降、四半後期の講座日程も下表に掲載いたします。
講座への見学者大歓迎いたします。
「特別講座」では、着付けのプロ・アマ関係なく基本からお勉強いたします。
「時代風俗衣裳着付け」を基本に、「時代考証」を学びながら、いろんな技術を提供いたします。
受講生からは、「目からうろこです…」などのお褒めをいただいています。
日本舞踊着付けは、歌舞伎座の衣裳方の技術を踏襲してご教授させて頂いていますし、振袖の着付けは35年間の経験に裏打ちされた技術を提供しています。
講座の最大の特徴は、楽しい講座を目指しているという事です。
初心者、ベテランの区別なく、どなたにも最高の愛情が感じられる講座が私たちの目指すもの。
笑いの絶えない講座を、ぜひご覧になってください。見学者大歓迎です。
芸者の着付けを学ぶ受講生と講師陣。
●●●
●●●
●●
多くの参加者で、会場はいっぱいに
全日本きもの文化協会は、8月29日(土)午後から、「協会技術研修会」を開きました。
多くの会員の参加で、会場はいっぱいに…。
帯結びの内容は「銀河」でした。
皆さんは、ビデオやカメラ、筆記用具など、それぞれの方法で技術指導を受けていました。
基本と勘を養って…
完成された帯のカタチがわかってから、帯の位置決め、手先の長さ決め、帯板や後ろ板の入れ方、帯の締める位置と締め具合、ヒダの取り方などなど、帯結びが完成するまでには基本がいっぱいあります。
それらを身に付けるのは並大抵の事ではありません。
それに加えて、経験の中で養った勘や、身体の感覚を集中させなければなりません。
プロの技術を身に付けるために、今後も協会は会員の皆さまに寄り添ってお勉強していきます。
各流派の舞踊の会のお知らせも
日本舞踊の着付けをライフワークにしている私たちにとって、お勉強する本はいろいろあります。
そんな中で、九州と山口県などの日本舞踊界の情報誌に、季刊誌「藝報」があります。
発行元は「オフィス・キュー」(福岡県久留米市国分町)。
1989年の創刊で、二ヶ月に一回の発行です。(定価330円)
今年の9月・10月号は16ページに、各流派や、県別のの「会」の予定や演目。
また、開催された「会」の舞台写真が盛りだくさん。
その他、有名な古典の演目の解説(今回は「櫓のお七」)のページもあって楽しめます。