遠山先生の教室で学びます。
きもの文化を支える、和裁士の技術。
海外での仕立てが多はやりですが、伝統を守り続ける国内の和裁士集団が存続し続けることは何よりの大切なこと。
いろいろな企業が海外に進出しては、国際的な景気の動向で国内にUターン。
帰ってみるとその企業の職人が激減し、立ちいかなくなる場面もあるのが実情です。
きもの文化を守るために、なくてはならない国内の「和裁士の技術」を、これまで以上に大切にしなければなりません。
明日は「きつけ塾いちき」が和裁士の方にお願いして、初めて実現した一日だけの研究会。楽しみです。(下は遠山先生執筆の「和服の魅力」)
お伺いする和裁教室の遠山先生は、十年前に「きつけ塾いちき」の舞踊着付け(衣裳方)の、鹿児島第一号の認定者でもあります。
鹿児島で和裁士数名の研究会
「きつけ塾いちき」の和裁担当者と、これまできものを縫っていただいいていたベテラン和裁士が鹿児島の和裁教室の先生のお宅に伺います。
「半返しの遠山」としても知られている遠山先生の教室です。
伺う宮崎の和裁士も、京都の和裁教室で教える立場にあった方で、お勉強できるところがあればどこにでも行く研究熱心なベテラン和裁士。
今回、お勉強会の機会と場所を快くお受け頂いて、実現の運びとなりました。
どんなお勉強会になるか楽しみで、いまから私もワクワクして参加させていただきます。
技を盗むのが先方への礼儀
日頃、「和裁をお勉強したいのですが…」という電話での問合せに、「中途半端な気持ちなら、時間の無駄だからやめておきなさい。」という遠山先生。
その先生が「きつけ塾いちき」のために、朝から夕方まで一日空けて頂けるとのこと。ありがたいことです。
遠山流独特の和裁の流儀。
極意を盗むのが先方に対する礼儀…。堪能してまいりたいと思います。
遠山和裁着付け教室⇚クリック
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