18歳で入社してきた、しっかりものの「あゆみちゃん」
山梨県の富士吉田市。
子供のかわいいきものを造り続けている「富士山着物工房」。
代表は中林あゆみさんです。
宮崎の高校を卒業して、新卒で「宮崎きもの学院」に入社。
しっかりものの「あゆみ」ちゃんは、誰からも好かれる18才でした。
2年間勤めて、「全国の旅館で仲居さんの仕事をしたい」と退職。
それから、鹿児島県指宿市の旅館を皮切りに、全国の旅館の仲居をして歩きました。(約5年間)
宮崎に帰ってくると、必ず学院に立ち寄ってくれる律義な性格は、今の仕事にも生かされているのでしょう。
山梨にいるときに、縁あって結婚。かわいい桜介(おうすけ)くんを授かり、30才のときに子供のきものを販売する仕事を始めます。
それが、「富士山着物工房」。
先日、浅草の講座の受講生に「工房」の話をしたら、「知っています。かわいい子供のきものを作っているところでしょう」とのこと。
知名度も高くなっているようで、うれしい限りです。
彼女の子供のきものは、山梨県富士吉田市の、ふるさと納税お礼商品としても登録されているほどです。
皆さまのなかで、お子様のかわいいきもののに興味がおありの方は、下記のバナーをクリックしてみてください。
中林さんが、二重太鼓の結び方の動画を出されていたので、ご覧になりたい方は下のバナーをクリックしてみてください。
余計な説明をしないで、てきぱきと結んでいるのが、分かりやすくて小気味いいですよ。
股旅姿…花柳流前割れ後見…関東芸者などを、参加者がおけいこ!
1月24日(木)「ももち文化センター」で行われた、「舞踊と振袖の、着付け専門講座」は、午前・午後の二講座が行われました。
受講された皆さまは、日本舞踊の着付け(衣裳方)のなかの技術を学びました。
講座では、日本舞踊のなかの「新舞踊」でよく着付けられる「股旅物の着付け」。
祝儀舞いなどで着付けられる、前割れ後見のなかの、花柳流の後見の着付けと帯結び。
また、裾引きの着付けの中で、関東芸者の着付け(帯結びは、もちろん「柳結び」)などでした。
やがて、受講生の皆さんは、日本舞踊の舞台裏で、伝統芸能を支える「着付けの衣裳方」として、活躍されることでしょう。
その萌芽が育ってきているのです。
お子さん連れでお越しになる方も…
今日は、お子さんを連れて受講された方がいらっしゃいました。
小学2年生の男の子が持ってきたのは、いろんな大きさの「折り紙」。
作ったのは「桜の花びら」や、忍者の使う「手裏剣」などでした。
素敵なかわいいお子さんでしたよ。
ちょっと、手裏剣でヤンチャもしていましたけどね!
楽しい時間をありがとう。
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10年…20年…30年以上…長年の会員も参加して
今年の4月で40年目を迎える「宮崎きもの学院」。
着付けを学ばれたOB生の交流会、「彩の会」の新年会が、県内の各地域で行われています。
先日も、宮崎の料亭で「彩の会・宮崎地区新年会」が行われ、楽しい時間をすごしました。
参加されたなかには、30年以上、20年、10年の会員の方も多数参加されました。
「着付けを学んだとき生まれていなかった子供も、来年はハタチの成人式です。」などという会員さんのお話なども多く聞かれ、40年目を迎える学院の歴史を感じる新年会でした。
当日は、先日の成人式のお話もでて、「宮崎、鹿児島、東京での着付けのお話」にも華が咲いていました。
新年会が終わると、本格的な「伝統文化の継承と発展のお仕事」が始まります。
みなさま、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
股旅・裾引きに紗の掛け・御殿物をおけいこ…
東京浅草西会館で行われている、「日本舞踊の着付け、浅草西会館講座」が、1月17日(木)開催されました。
当日は、午前・午後の二講座が行われ、
芸妓さんや、きもの教室の先生方、ブライダル関係の着付け師さんが参加されました。
講座の内容は、裾引きの着付けに片花結びで紗の掛け、裾引きに一文字の「御殿物」、つの出し結びなどをお稽古いたしました。
2019年も一年間、「日本舞踊の着付け、浅草西会館講座」を月一回の計画で行ってまいります。
ご見学は自由でございますので、興味のある方は、気軽に「浅草西会館」にお越しくださいませ。
お問合せは、090-4489-9745 いちき まで