イベントもキャンセルが相次いで…
コロナ感染の拡大で、昨年から企画されていた、各流派の「日本舞踊のイベント」も減少しています。
9月から年末までお受けしていた九州地域の衣裳方の着せ付けも、現在3ヶ所がキャンセルになりました。
しかし、佐賀・鹿児島・宮崎などの「舞踊の会」はいまだに計画中です。
9月の19日(日)には、佐賀県の嬉野温泉の芸者衆の、裾引きの着付けが待っています。
題して、「嬉野伝統芸能保存協会二周年記念公演」。
公演の中で、演歌歌手の中村美津子歌謡ショーもあります。
衣裳方のみんなも、技術を磨きながら開催を待っています。
三密を避けながら、マンツーマンでゆっくり…
鹿児島の教室では、自装やプロの着付けなど、巾ひろく、しかも慎重に、着付け教室が展開されています。
コロナ禍の中では、教室も「密」に出来ないために、もちろんマンツーマン。
今日は榎谷さんが自装の教室に参加。
三密を避けながら、自装の技術をゆっくり学んでいます。
コロナが治まったら、「きもの生活」を楽しみたいのです。
#日本舞踊着付け #衣裳方#舞台のメイク #振袖の着付け #花嫁の着付け #美容師の着付け #演劇 #ファッシヨン
独身で入学…結婚、出産、子育てを乗り越えて
坂元三佳さんが、「きつけ塾いちき」に入学されたのは、平成27年9月のことでした。
そのときは独身で、しばらくして結婚。
かわいいお子さまも授かって、子育ての忙しい日々を送ることになります。
そんな中でも、きものの着付けは忘れずに、習いに来られていました。
もちろん、ご自分の仕事をこなしながら、家事や子育てをしながらのおけいこですから、思うに任せません。
子供を連れてのおけいこも、しばらく続きます。
いよいよ次回は認定試験!
そうして、三年にわたって学び続けてきた「自装の着付け」も、いよいよ一級の認定試験に挑戦することになりました。
今日は試験前の総復習。
坂元さん、がんばってくださいね。
お母さんは、いま振袖の着付けを学び始めていますよ。
坂元三佳さんは、独身のときから始められて、結婚・出産などのブランクを乗り越えておけいこを続けていらっしゃいます。
出産から七ヶ月が過ぎたころ、教室を再開。
つかまり立ちくらいの「圭吾くん」を負ぶってのおけいこだったのを思い出します。
保育園に預けるまで、しばらく親子で通う着付け教室が続きます。
来なくなると寂しいもので、どんなに成長しているかと思いを馳せることになります。
朝から「圭吾は来ないよね!」などと話していたら、おけいこ場のチャイムが鳴り、大きくなった噂の彼が…。
「おはよう圭吾くん、久しぶり…大きくなって!」
二時間のおけいこは、あっという間に終了していました。
0才児を抱いて学び始め…もうすぐ一年になります。
佐藤さんは、昨年の8月9日がお稽古始め。
一回目から、「お目付け役」の0才児、キララちゃんを抱いてのお稽古でした。
お母さんが離れると「ギャー」と泣いて、時間の半分もお稽古が出来ない状態が続きました。
それでも佐藤さんはあきらめずに、コツコツと積み重ねて、もうすぐ一年になります。
1才と7ヶ月になったキララちゃんは、本当に聞きわけがよくなって、一人遊びもお手のもの。
よくこれまで頑張ってきました。(佐藤さんと担当講師に拍手…)
今日はキララちゃんを保育所に預けてきたとかで…。入学以来お一人だけのお稽古は初めてです。
もうすぐ第一段階の認定試験。
がんばりましょう!