本番まで一週間…周到な準備を…
7月5日(日)、鹿児島市民文化ホールで行われる「ジュニア日本舞踊コンクール九州大会」本番までのこすところ一週間となりました。(主催…「国際文化交流会TEN」)
本番出場者13名の着付けには、補整の準備や着付けに関わる小物の準備、前日リハーサルで着付けた衣裳などのシワを取るアイロン、針や糸などの裁縫道具など多くのものが欠かせません。
衣裳方の心を込めた最高の技術を…
当日の演目が古典舞踊である為に、衣裳の多くが本衣裳です。
九州のあらゆる日本舞踊の流派のジュニアたちの出場する決勝本番の着付け…最高の貢献ができるよう心と技術を提供してまいりたいと思います。
興味のある方は、九州のジュニアの大会本番を、ぜひご覧になってください。
6月は…舞踊着付けに欠かせない、「つのだし」と「後見」を特訓
福岡市早良区の「ももち文化センター」の「日本舞踊と振袖の着付け専門講座」に引き続き、小倉新幹線口の「KMMビル」でも行われました。
午前10時からは、衣裳方(舞踊着付け師)の講座にお二人がお越しになる予定でしたが、お一人のご都合でおひとりの講習になりました。
マスターするのは大変…だから、とっても楽しい…
がんばってお勉強されたのは、山口県からお越しになった K さん。
数か月前に、「きつけ塾いちきのホームページ」を見て、舞踊着付けのキャリアを高めるために入講されました。
今回の K さんの講座内容は、「六通の袋帯を使ったつの出し三種」と、「前割れ後見結びと後見用のはしょり着付け」でした。
ご自身も日本舞踊のお師匠さんから着付けを依頼される方。ですから、私どもの講座の内容もよく理解して頂けます。
「つの出し」と「後見」を学んだあと、「技術がスゴイと思います。マスターするのは大変…だから、とっても楽しい…」と感想を語っていただけました。
来月の小倉講座は、7月10日(金)に行われる予定です。
二日目の講座も楽しい雰囲気の中で
ももち文化センターで開かれていた、「日本舞踊と振袖の着付け専門講座」は、多くの方がお越しいただいて楽しい雰囲気の中で講座がすすんでいきました。
講座には、熊本など遠方から新幹線を乗り継いでお越しいただいた方もあります。
それだけに、学ぶ姿勢も真剣そのもの…
講座に参加される生徒さんの感想は、「楽しいから来るのが楽しみ…」とか、時代考証などが…「すごく勉強になる…」などと言って頂けます。
「初めて聞いた!」
講習生のみなさんの中には、ご自分の家庭の都合などで、お休みになる時もありますが、どの方もお辞めにならないで、コツコツと学んでいらっしゃる方も多いのです。
今日も振袖を学んでいる受講生が、「ワア…スゴイ…初めて聞いた!」と感嘆の声をあげているのを聞いて、教えている担当講師が「今まで何回も教えているのに…、やっと意味がわかってもらえた」と喜んでいました。
やっぱり技術を身に付ける最善の方法は、やり続けること、学び続けること以外にはありませんね。
明日は、北九州市の小倉教室です。
舞踊・振袖・帯結び・浴衣など多彩な講座に…
6月24日(水)から「日本舞踊と振袖の着付け専門講座」が始まりました。
今日の講座は、福岡市早良区の「ももち文化センター」。
講座で学んでいる講習生の皆さんは、20数名いらっしゃいます。
今日参加された皆さんは、「振袖の着付け」、「帯結び専科」、「舞踊の後見結びやつの出し結び」、「浴衣の部門」などを学ばれました。
写真の他にも、それぞれ自分の学びたい課題と真剣に取り組まれていました。
講座への見学は、大歓迎です。
「ももち文化センター」では明日の25日(木)も、10時~、13時半~、19時~と、三講座が行われます。
明日は、日本舞踊に欠かせない「裾引きの着付け」も予定…。
講座には、このブログや、新聞の広告記事などをご覧になって、福岡県内はもちろん、熊本県や山口県など遠方からもお勉強にお越しいただいています。
ごらんの皆さまの中で、ご見学のご希望の方は、気軽に遠慮なくお越し下さい。
心よりお待ち申し上げてます。
お問合せは、090-4489-9745 いちき まで
「慶扇会おさらい会」…会場の熱気の中…42名が25演目を披露
6月14日(日)、延岡市総合文化センターで行なわれた、「慶扇会・おさらい会」(花柳慶次松会主)は、大盛況の中で幕となりました。
当日は、慶次松門下の42名が、古典・小曲合わせて25演目を披露。
日本舞踊の舞台裏は戦場です。
「きつけ塾いちき」の衣裳方も、午前8時に会場到着。
前日のリハーサルで打ち合わせたとおり、衣裳や小物の点検を行ない、番組に合わせて、お化粧の出来上がった方から着付けが始まります。
絶対に出番に遅れの出ないように着付けていきます。
着付けの合間にも、出番が終わった方の衣裳を片付けて…舞台裏はまるで戦場です。
着付けが終わったのは午後2時半頃…それから美味しい昼食の時間。
宮崎市では花柳幹都社中8名が7演目を…
宮崎市の「オルブライトホール」で行なわれた「みんなの集い」。
この集いに参加された「花柳幹都社中」は、7演目を8名の出演者が披露しました。
いつもお世話になっている幹都社中の今回の着付けには、3名の衣裳方が伺いました。
花柳慶次松社中と花柳幹都社中のみなさま、今回もお世話になりありがとうございました。
未来を担うキラ星の踊り手が一堂に…
「国際文化交流会TEN」が隔年に主催する、「ジュニア日本舞踊コンクール九州大会」が、7月5日(日)に鹿児島市民文化センターで行われます。
回を重ねて今年で13回目。
4月の予選大会で選ばれた12名のジュニアがその頂点を目指します。
まさに未来の日本舞踊界を担う、キラ星たち…。大向こうをうならせるすばらしい踊りを魅せてくれます。
当日は、前回の最優秀賞受賞のジュニアと、現在活躍されている舞踊家の特別出演があります。
なお、衣裳は小林衣裳(京都)で、当日の着付けは「きつけ塾いちき」の衣裳方が担当することになっています。
日本舞踊にふれる機会になかった方も、このジュニアたちの素晴らしい踊りをぜひご覧いただきたいと思います。
ジュニア出演者の演目(順不同)
6月24日から三日間…七教室を開催
「きつけ塾いちき」が毎月開催している、「舞踊と振袖の特別専門講座」は、6月24日(水)と25日(木)が福岡市早良区の「ももち文化センター」。6月26日(金)は、北九州市新幹線口の「KMMビル」で開催されます。
スケジュールの詳しい内容については、「舞踊と振袖の特別専門講座」をクリックしてごらんください。、
どの教室でも自由にご見学頂けます。
一般の着付けと日本舞踊の着付けは基本的に違うものです。
また最近、振袖の着付けの若干の問題点も出てきており、基本に立ち返った着付けを守る必要も出てきています。
講座では、振袖の帯結び専門講座や、舞台化粧の講座もあります。
関心のある方は、いつでも見学にお立ち寄り頂いて楽しんでいただけます。
お問合せ(090-4489-9745 担当 いちき)頂いてお越しくださいませ。
下の写真は、先月(5月度)の研修風景です。