舞台の着付けが多くなる季節です!
季節の花々は、春の訪れを知らせてくれる季節になってまいりました。
私どものブログを見て、…「4月の舞踊の会で、古典舞踊の着付けすることになりました。本当の着付けをお勉強したい。」(東京浅草)などのお問い合わせがありました。
先日は、「よさこい祭りに、股旅物の衣裳で出たいのですが、、着付けがわからない。」(20代の男性)という問い合せもありました。
お電話でお役に立てるときはいいのですが、着付けは電話では伝わらないときが多く、申し訳なく思います。
暖かくなるにつれて舞台の着付けの依頼も多くなってきます。
そんな季節を前にして…
福岡の「舞踊と振袖の、着付け専門講座」が始まります。
3月6日(水)から7日(木)までが、福岡市早良区の「ももち文化センター」。
3月8日(金)は、北九州市小倉北区の小倉新幹線口、「KMMビル」で開催されます。
日本舞踊の着付けは、古典から新舞踊まで、その巾も広く、着付けの技術は奥の深いものです。
私たちも、受講生の皆さまと、より高い技術を磨くために、精進したいと思っています。
そのためにも、時代考証に基づく楽しい講座を進めてまいります。
講座当日は、お気をつけてお越しくださいませ。
講座の見学は、どなたでも自由です。
見学のお問合せは、090-4489-9745 いちき まで。
来年は、娘の成人式…4年間の技術を振袖に込めて
「振袖のお稽古をはじめてから、新成人の着付けの経験を三年間させてもらいました。」
そう語るのは、「きつけ塾いちき」で振袖を学んできた鶴田さん。
今日は、新成人になる、ご自分のお嬢さんの袋帯を持ってこられました。
「新しいので、しっくりくるように少し使いこなしたい。」とのこと。
帯に合う振袖はなかったのですが、素敵な新しい帯を相手に、帯結び。
来年の春は、これまで培ってきた着付けで、お嬢さんの晴れの衣裳を着付けます。
一緒にお稽古をされたのは、今年から新成人の着付師としてデビューした吉田さんです。
着付師一年生ですが、新成人からも高い評価を受け、人気も上々。
これからが期待される着付け師です。
アステールプラザで、午前と午後の二講座がスタート
「きつけ塾いちき」は、本年の4月から、広島市の「アステールプラザ」で、「日本舞踊の着付け、特別専門講座」を開催いたします。
一ヶ月に1回のペースで…午前・午後の二講座。
内容は、日本舞踊各流派の日本舞踊の着付けを専門的に学ぶ、実践型の講座です。
特に、古典舞踊の衣裳の着付けは、それぞれに決まりごともあって、一般の着付けとは異なるものといっても過言ではありません。
はしょりの着付けから裾引きまで学んでまいります。
帯結びも、日本舞踊や歌舞伎でよく使われる、「つの出し」、「後見」、早変わりで使われる「作り帯」など、多くのものを身につけて頂きます。
四名の指導講師で…募集する受講生は 少人数で、個人指導 !
普段の着付けとは異なるために、一般の「着付け」や「着せ付け」が出来る方でも、日本舞踊の基本的な着付けから学んでいただくことになります。
指導するスタッフは、時代風俗衣裳研究家の市来康子と、舞台裏の現役の衣裳方3名の、4名で指導させて頂きます。
この講座は、実践に役立つための個人指導ですから、募集人員は、当面一ケタ( 数名から多くても6~7名 )に限らせて頂きます。
きものや着付けが大好きな方なら、着付けの経験などは全く関係ありません。
着付けが初めての方大歓迎です。もちろん着付け技術のスキルを上げたい皆さまへは、同じ仲間として協力させていただきます。
関心のある方は、いつでも気軽に遠慮なく、下記までお電話を…
お問合せは、090-4489-9745 いちき まで。
4月2日/二講座の開始時間
福岡、小倉、東京の8講座が…
「きつけ塾いちき」が毎月行なっている、「舞踊の着付け」と「振袖の着付け」の専門講座が、3月も行なわれます。
●福岡市早良区の「ももち文化センター」
●北九州市の小倉北区の「「KMMビル」」。
●東京都台東区浅草の「浅草西会館」。
●鹿児島市中央町の「きつけ塾いちきのお稽古場」。
●宮崎市下北方町の「きつけ塾いちきのお稽古場」。
などが主なお稽古場です。
とくに、福岡・北九州・浅草は、三名の舞踊の衣裳方を派遣して、お稽古を続けています。
3月の講座日程が決まっていますので、下図のとおりお知らせ致します。
受講される皆さんは、気を付けてお越しくださいませ。
当日の見学も自由に出来ます。
見学をご希望の方は、気軽に下記までご連絡を…。
お問合せは、090-4489-9745 いちき まで。
午前、午後の二講座/時間ぎりぎりまで楽しく…真剣に
2月21日(木)浅草西会館で、「日本舞踊着付けの専門講座」が、午前10時からと午後1時からの二講座行なわれました。
今日参加されたのは、関東の芸妓さん・着付け教室の先生・ブライダルの着付け師・日本舞踊の着付け師・一般のきもの好きの女性などの皆さまでした。
参加者の中には、舞踊の会の着付けが4月にあり、それまでに「古典の演目の着付けをマスターしておきたい」という方もいらっしゃいました。
「浅草西会館講座」には、参加者がそれぞれに持っている目標があります。
主催者の「きつけ塾いちき」は、「日本舞踊着付けの技術」を身に付けることで、それぞれの夢を叶えて差し上げる事だと思っています。
しかも、日本舞踊の着付けは範囲が広く奥の深いものです。ですから、講座がこの上もなく楽しくなければ、長続きしません。
いつも講座に行くと、新たな発見が出来て、何気ない説明の中にも、歴史に裏打ちされた時代考証を学べて楽しい。
そんな講座を目指しています。
今日も下の写真の内容で講座が行なわれました。
皆さんも参加しませんか。
いま、日本舞踊着付けの専門講座は、浅草、広島(4月2日から開講)、福岡、鹿児島、宮崎で講座は行なわれています。
関心のある方は、講座の見学も出来ますので、下記までご連絡を。
お問合せは、090-4489-9745 いちき まで。
いまが大切…オフどきの着付師の過ごし方
成人式の着付けに、献身的にがんばった着付師の皆さま、お疲れさまでした。
ご自分の着付けへのクレームもなく、ホッとされているかもしれません。
もっと技術を磨いて、「来年こそは、自分でも納得できるすばらしい着付けを…」と、思われていることでしょう。
ところで、プロスポーツの分野では、野球もサッカーも、オフシーズン。
各地のキャンプ地では、本番を通して記録が残せる体作りに余念がありません。
基本に立ち返って、体をつくり、一年を立ち返って学ぶ場なのかもしれません。
このオフシーズンの過ごし方で今シーズンが決まってくるのでしょう。
さて、着付師にとって、いまはオフシーズン。
冠婚葬祭の着付けは、ことあるごとにご依頼があるのですが、皆さまはどんな過ごし方をされていますか。
今年の振袖着付けの温もりがあるうちにワンステップ技術を上げるのは今のうちですよ。
梅雨時はうっとうしい…、夏場は暑いし…、と思っていると、もうすぐ10月…
技量は最初に逆戻り。
また最初から時間をかけて思い出しながら12月に入ってしまいます。
鹿児島では、そんなことのないように「振袖特訓」を行ないながら、一年かけて着付師の養成を続けています。