きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

「振袖、舞踊着付け特別講座」二日目/福岡

2013-10-30 22:27:04 | 舞踊と振袖の着付け
現場で役立つ舞踊着付けを目指して!
福岡市早良区の「ももち文化センター」で開催されている「舞踊・振袖着付け、福岡特別講座」の10月講座も二日目の最終日を迎えました。

舞踊着付けの講座二日目は、「はしょり着付けに≪つの出し結び≫」、「箱割に≪後見結び≫」、「裁付け袴」などの着付け講習が行われました。

さんは、ご自分でも振袖の着付けをされますが、ご自分の技術を確かなものにするために、振袖講座を受講。認定試験に合格し、帯結び専科もお勉強。現在、舞踊着付け講座を学び、今回は舞踊でよく使われる「はしょり着付けに≪つの出し結び≫」を学ばれました。

また、 さんは、ご自身が日本舞踊の名取さん。
今日の着付けは、祝儀舞いでよく着付けられる「箱割に≪後見結び≫」。(下の左写真)
ご自分の後見帯をお持ちになって、真剣に結ばれていました。

さんは、福岡県内の美容室のオーナー。
振袖着付けは日常にされていますが、福岡の特別講座では舞踊着付け(衣裳方)を選択。
衣裳方(舞踊着付け)の初級認定試験にも合格され、現在上級過程で勉強中。
今日は古典舞踊の「越後獅子」や「お祭り」などで着付けられる「裁付け袴」の着付けを学ばれました。(下の右写真)

 

この他に講座には、来年の成人式に向けて振袖着付けの技術を磨いている多くの講習生がいらっしゃいます。
皆さんは、来春の新成人の着付け技術者やヘルプスタッフ(助手)としてデビューすることになります。
本番に向けて真剣なおけいこがすすんでいます。がんばってほしいです。





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認定試験直前の振袖着付け講座/福岡

2013-10-29 18:05:22 | 舞踊と振袖の着付け
さんは、もうすぐ振袖の認定試験。
福岡の「振袖と舞踊着付けの特別講座」で学んでいる生徒のさんは、振袖初級の認定試験を受けるまでになりました。

この講座では、認定を取得するのが入会の条件ではありませんので、認定を受けるかどうかは当然講習生の自由な選択になります。

「認定試験を受けない人」は、着付けを気楽に習えますし、実力を試されるという精神的な負担も発生しません。
ですから、着せ付けをご自分のキャリアとしてでなく、着付けを学ぶ楽しいおけいこの時間を求める人にはいい選択かもしれませんね。

一方、「認定試験を受ける人」は、楽しいおけいこも終盤になると、試験の日程に合わせて技術を磨き、当日は規定の時間内で振袖を着せ、帯結びを完成しなければなりません。

試験前に復習をしてみると、思ったようにいかなかったり、わかっていない箇所が明確になってきて、克服していくのですが、けっこうプレッシャーがかかります。



「わかっているはず、出来るはず…」という思い違いを教えてくれる認定試験。
この認定試験期間のプレッシャーが、自分の技術をのばし、大きな収穫を与える「不思議な力」なのです。

今回、認定試験を受けるさん、プレッシャーを楽しみながら望んでください。きっといい結果が出ますよ。



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10月の「舞踊と振袖の福岡特別講座」始まる。

2013-10-29 01:11:17 | 舞踊と振袖の着付け
10月29日~30日の二日間
「きつけ塾いちき」が、毎月開催している「舞踊と振袖の着付け特別講座」が、今月も29日(火)の夜の部と30日(水)の終日、早良区の「ももち文化センター」で行なわれます。

開催内容は、当塾のホームページ、福岡特別講座のページで詳しく掲載してありますのでご覧ください。

  

歴史を学びながら、楽しく学べる講座です。
この講座は、振袖と日本舞踊の着付けを、現場のプロが、歴史考証をお話ししながら、わかり易くお教えするものです。
現場でつちかった高度の技術は、大変興味深く、楽しいものです。
最近の振袖の着付けをみると、きれいに着せられているものも数多くある一方で、腰紐の締め方、おはしょりの始末、裾の決め方…など簡単に出来るポイントさえ出来ていない例も少なくありません。
初心者の方も、現在着付けを経験されている方も、ぜひご一緒にお勉強いたしましょう。

私どもの教室は、着付け教室の先生や、着付け師、美容師の垣根を越えて学べる講座です。
現在でも、「もっと自分の着付け技術をレベルアップしたい」という皆さんもお越しになっています。

一方…初心者の方が短期間で技術を手に入れられるのも、この講座の特徴。
福岡でも、まったくの初心者の方が短期間にメキメキ腕をあげていらっしゃいます。

見学者は大歓迎いたします。
着付けに限らず、どのような習い事でも「思い切った勇気」が必要ですよね。
例えば、携帯やプッシュホンからのお問合せの電話でも、「私に出来るかしら…」とか、「見学したら入学しなければならないかも…」などと迷ってしまいがちですが、そんなご心配はまったくありません。
私どもの生徒さんでも、見学をするまでに一年もかかった方が多数いらっしゃいます。

ぜひ講座の見学を楽しんでくださいませ。
お問い合わせは、090-4489-9745…担当は市来です。





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可愛い七五三の女の子に出会いました。

2013-10-26 22:04:10 | 七五三の着付け
歴史と文化を堪能できる南国の街…鹿児島
来春の成人式の打合わせの日。時間が出来たので、ぶらぶらと散策。
鹿児島の天文館通りの本屋さんに立ち寄ってから北に進み、突き当たると照国神社の大きな鳥居に出ます。
交差点を右折すると、西郷さんの銅像や、自決した城山公園やがあります。いろんな文化・芸術の関連施設が密集する地帯。
日本の藩制度の中で、一番長い歴史を刻んだ薩摩の国。維新の転換もこの地なくしては成し得なかったこと。
さらに足を延ばしてトンネルを抜けると、島津侯の磯庭園。向かい側には錦江湾が広がり、爆発をくり返す「桜島」の雄姿が目の前に迫ります。
鹿児島はまさに、歴史と文化を堪能できる南国の街だといえます。

照国神社で出会った可愛い女の子
照国神社の参道を歩いて正面に向かうと、七五三のお参りをするご家族がありました。
近づいて「おめでとうございます」とお祝いを言うと、ニコッと笑顔で応じてくれました。
よく似合う鮮やかなピンクの被布を着て、左手に千歳飴、右手には同じピンクの風車を持って、何とも可愛らしい女の子です。
お父さまが「お願い出来ますか…」とカメラを手渡され、ご家族の写真を撮って差し上げました。
金髪のお母さまが私に「ありがとうございます」と言ったあと、女の子に「ありがとうは…?」。
そして女の子もペコっと頭を下げてお礼を言ってくれました。
可愛いお子様でしょう。日本の文化をしっかり担っている、「お父さま」と「ママ」と、ジュニアの「マリアちゃん」でした。


ブログへの掲載は、快諾頂いています。



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11月7日に「認定式」と「きものフェスティバル」…その3

2013-10-04 00:34:33 | 時代風俗衣裳
日本舞踊の舞台裏を覗いてみませんか…

今回の「きものフェスティバル」では、「日本舞踊の会」の舞台裏をご覧いただくことになりました。

ある会館で行なわれている、ある流派の「舞踊の会」の舞台裏…

いま舞台で踊っている長唄が、拵えをする裏方の仕事場まで聞こえています。
舞台裏では、出番前の支度がすすんでいる様子…。

踊り手さんの頭に巻かれているのは羽二重。プロの顔師の手でお化粧が出来上がりつつあります。
白塗りをしているのですが、よく見ると芸者のお化粧らしい…。

隣りでは、お化粧の出来上がった人に衣裳を着せ付ける二人の衣裳方。
はしょり着付けに帯結びは後見結び…。出来上がって…本舞台へ。

やがて、先ほどお化粧をしていた踊り手さんの、裾引きの衣裳につのだしの関西芸者の着付けも始まります。
出番まで、あまり時間のない様子…急がないと間に合わない…
ここが衣裳方の腕の見せ所です。

短時間で踊りの衣裳を着せ付ける衣裳方の仕事…。
こんな情景を演出して、私たちの舞台裏を楽しんでほしいと企画いたしました。


以前のフェスティバルの着付け風景です。(上は大店の娘、左下は顔師のメイク、右下は関東芸者)
     

江戸時代とあまり変わらぬ、舞踊着付けの舞台裏。
ぜひ皆さまに楽しんでいただきたいと思います。
振袖などの着付けにたずさわっている方にも参考になるかもしれませんよ。

一般の方でご覧になりたい方はお問い合わせくださいませ。ご案内状をお送りいたします。




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11月7日に「認定式」と「きものフェスティバル」…その2

2013-10-02 18:31:04 | 時代風俗衣裳
「琉球國祭り太鼓」が特別参加!

「きものフェスティバル」では、「琉球國祭り太鼓」の皆さんが特別参加して頂けることになりました。
下の写真は、数年前にお越し頂いた時の舞台写真です。
満面の笑みと、会場を圧倒する熱気でフェスティバルの会場を盛り立てて頂きました。
今回も、「琉球國祭り太鼓」を参加者が楽しみにしています。



「琉球國祭り太鼓宮崎支部」の日常の活動もご覧ください。
なお、下の写真は、琉球國祭り太鼓宮崎支部のサイトからお借りいたしました。







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11月7日に「認定式」と「きものフェスティバル」…その1

2013-10-02 12:25:18 | 認定式
平安・鎌倉時代にタイムスリップ/壺装束の着付けショー
「全日本きもの文化研究協会」の主催で行われる、同協会の「第33回認定証授与式」並びに「秋のきものフェスティバル」は、下記の日程で行われます。



今年の「きものフェスティバル」では、恒例の時代風俗衣裳の着付けショーも開催されますが、今回のテーマは「平安・鎌倉時代の壺装束」(下の写真)です。
この衣裳の旅姿を「むしのたれ衣」ともいいますが、ベテランの講師たちがステージで着付けて行きます。
千年もの時代をタイムスリップしてお見せする、雅の世界。
一般の参加も大歓迎です。興味のある方は、是非お問い合わせくださいませ。



私たちの仕事/衣裳方の舞台裏
ステージでは、私たちの日常の仕事のひとつでもある、「日本舞踊の着付け」の舞台裏もご覧いただきます。
歌舞伎や日本舞踊を観に行かれる人でも、舞台裏で着付けている現場を観る機会はないと思います。
今回は、実際に着付けている「衣裳方の舞台裏」を、皆さんにご覧頂くことになりました。
メイクとカツラの職人さんにもご参加頂いて、実際にメイクもして頂きながら、手早く着せる様子をご覧いただきます。
着せ付けに興味のある方にはたまらないステージだと思います。


「振袖の着付けショー」も衣裳の点検が…
「きものフェスティバル」では、振袖の着付けショーがご覧いただけますが、きつけ塾いちきでは衣裳の最終点検。
一ヶ月後に向けた準備が進んでいます。(下の写真は小物の点検をしている講師たち)



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