きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

本番前のリハーサル風景/新富文化会館で

2017-01-07 16:58:10 | 男の着付け

藤間亀之輔先生が「初桜道成寺」をリハーサル
1月8日(日)に行なわれる、「新富初舞会」の本番を前に、リハーサルが行われました。
舞台では大道具、照明、音響などの調整、踊りなどのリハーサルがすすんでいきます。

大道具のセッティングのあと、裾引きに振下げ姿の藤間亀之輔先生の「初桜道成寺」。
発表会前日にみられる、本番前のリハーサル風景です。







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10月16日(日)/「宮崎市、秋の芸能祭り」

2016-10-14 00:02:12 | 男の着付け

花柳流の着付け五演目をお手伝い
宮崎市芸術文化連盟主催の、「第46回、秋の芸術まつり」が、宮崎市民文化ホールで開催されます。
日時は、10月16日(日)12時から。
開催場所は「宮崎市民文化ホール」の大ホールです。

当日は、花柳流「幹都会」の出演する5演目、10名の皆さまの着付けをさせて頂きます。

「秋の芸術まつり」の内容は下記のポスター参照。







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北斎のおもしろ歴史漫画 15

2016-10-10 23:03:37 | 男の着付け

車作
 車作りの仕事は、昭和の時代のなっても続いていました。
 この北斎漫画は、車輪を作っているところです。
 この絵を見た70才代の仲間が、「なつかしい絵ですね…昔を思い出します。」と言っていました。
 昭和の時代になっても…重たい荷物を馬に引かせる「馬車」の車輪などを作るのには欠かせない職業だったのです。

釿(チョウナ)と鑿(ノミ)…
 衣裳も、股引を着ている人もいればフンドシだけの人もいます。

 車輪を足で押えて削っているのは、
釿(ちょうな)…日本独特の造作道具
現在では宮大工さんだけが使っています。(これを使いこなせれば一人前の職人)
 右上の職人さんは、カシの木槌を振り上げ、鑿(のみ)で穴を切りこんでいます。





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北斎のおもしろ歴史漫画 6

2016-09-27 09:05:04 | 男の着付け

版元の彫師 北斎漫画の彫師
 江戸時代の「出版社」「印刷屋」「書籍販売店」を一手に引き受けていた業種のことを「版元」と言います。
 「版元」も、現代の週刊誌にあたる「浮世絵」や「娯楽もの」を作っていたところと、専門書などの書物を専門に作っていたところに分かれます。

色の数だけ彫る版木
 例えば、北斎が描いた原画をもとに、桜の版木に絵をさかさまに貼り付け、見当(目印)を彫り、貼り付けた下絵に沿って彫りこんでいきます。
 江戸時代の後半になって「多色刷りの浮世絵」が出てきますが、彫師は色の数だけ版木を彫りあげていかなければなりません。

 繊細な線を彫る神経を集中する時などには、ガラスの容器に水を入れ、それに光を当てて乱反射で手元の影をなくして彫っていきます。
素晴らしい知恵だと思いませんか。

摺師の仕事
 彫り終えた版木に和紙を当てて刷りこんでいく職人さんを「摺師(すりし)」といいます。
 細かい線や、ボカシの技法を駆使して素晴らしい版画(浮世絵)が出来上がっていきます。
 一般的には、200枚くらいが摺りあげる枚数です。
 しかし評判のいい版画になると、摺りの枚数が増え、線の細かい「摺り初めの浮世絵」も線がしだいに太くなり、もう一度版木を作りなおすことになります。
 同じ北斎の浮世絵でも、少し色遣いや線が違うものがあるのはそのせいです。







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福岡の特別講座/日程近づく

2016-09-02 10:29:42 | 男の着付け

9月7日から三日間/七講座
毎月、福岡の早良区の「ももち文化センター」と、小倉北区の「KMMビル」で行われている、「舞踊と振袖の着付け専門特別講座」が、9月7日から三日間開催されます。(下記の日程表参照)

今回も、舞踊や振袖の技術のお勉強は多岐にわたります。
受講生の皆さまは、時間に遅れないように、気をつけてお越しくださいませ。

当日の講座の見学は自由です。
ご希望の方は、 090-4489-9745 いちき までお問い合わせくださいませ。

 





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甲南高校/三年男子の浴衣教室

2016-09-02 08:13:23 | 男の着付け

9月10日、体育祭の本番に向けて…
鹿児島県立甲南高校は、9月10日(土)の「体育祭」本番に向けて準備がすすんでいます。
そのなかでも、三年生による「浴衣でフォークダンス」は全国的にも稀なプログラムでしょう。
これは、甲南高校の先人たちが、戦後の長い歴史の中で引き継いできた伝統のひとつです。

これまで同校は、ノーベル賞受賞者や、日本の政界や経済界のトップリーダーを多数輩出してきました。
しかし一方で、きもの文化への配慮を忘れない体育祭などでの伝統の継承は、さすがだとおもいます。

今日(9月1日)は男子生徒の浴衣教室でした。(写真)
「浴衣でフォークダンス」の準備は万全です。
精一杯楽しみながら学生生活の思い出を…。
体育祭が終わると、多くの生徒は大学受験へ一本道です。

教室の様子は、同校OBの福元先生のブログ、「小粋におごじょ」でご覧ください。

甲南高校のブログでも浴衣教室を掲載
この教室の様子は、甲南高校のブログでも紹介されています。

クリック 鹿児島県立甲南高校HP


 





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男の着付け講座を始めます!

2016-07-30 10:16:21 | 男の着付け

「男着付けの基本」を覚えてほしい
歌舞伎役者のきもの姿は、粋でほれぼれするものです。
私たちも、日本舞踊の着付けをする際に、歌舞伎衣裳などを着せています。
男の衣裳は、粋に着せる場合が多くなります。

最近の男の着付けを見ていると、帯の位置や裾の長さなど、基本を外れた野暮な着付けが多くなっています。
男性がきものを着る場合、女性の着付けとは基本的に異なる箇所が多いのです。

近いうちに、男専科の着付け講座を開設したいと思っています。
女性の場合と異なり、男の着付けは江戸時代から変化しないで受け継がれてきました。
それらの時代考証も学びながら、「粋な男着付けの極意」を学んで頂きたいと思います。








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