泣かない忍耐と、こぼれる笑顔が私の身上です。
ぼくは、10ヶ月の男の子です、。
お母さんはきものの着付けをお勉強中。
そのたびに抱っこされて、母親の応援団として、着付け教室に通っています。
教室の先生から、「泣かない子」ということで可愛がってもらっていますが、これでも我慢しているわけで、大人たちには、わかってもらっていないようです。
まあ、いい子で通そうかと思っています。(「本当にいい子なんですよ」…先生の声)
いよいよ今日は着付けの認定試験らしくて、いつもとは違う空気を感じています。
無事に試験も終わったらしく、きものをたたんであげたり、床掃除をしたりと忙しい一日でした。
そうそう、先日「這い這い競争」で準決勝まですすんだんだけど、他のお母さんの持っているおもちゃや黄色い声援に気を取られて休憩してしまい、決勝まで残れませんでした。
何事も集中しないといけませんね。
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最後の関門➠プロ着付け一級の認定試験へ
沖永良部島の美容室をご夫婦で経営している竿さんは、「きつけ塾いちき」の「プロ着付けの特訓コース」を受けられました。
一週間の特訓講座の場所は、鹿児島市中央町の「きつけ塾いちき」のおけいこ場。
始まったのは6月11日(日)の朝の講座からでした。
それから一週間、食事と講座間の休憩を除いて、夜までビッシリ特訓の授業が続きました。
市来学院長と竿さんのマンツーマン➠時代考証と技術の勉強に息つく暇はありません。
気を抜いていると、授業はどんどん先に進みます。
試験前日の16日(金)などは、朝、昼、夕方、夜と、4講座が組まれ、試験当日の朝は七五三の着付けを行なうという強行軍でした。
最終日の昼から、上級の筆記試験を含む、最後の認定試験を受けて、特訓講座が終了致しました。
竿さん、学院長の授業に耐えて、気を抜かず、本当によくがんばられました。
認定試験の合否は、今週中にご本人のもとに郵送で送られます。おたのしみに。
午前➠女袴、午後➠附下げ、夕方➠男の袴、夜➠七五三の帯結び
日曜日(6月11日)から始まった、「美容師のためのプロコース/一週間特訓講座」も最終段階を迎えました。
沖永良部からの、「美容師に必要な着付け技術を短期間に習得したい」というご希望に応えるために、「きつけ塾いちき」も、「特別カリキュラム」をご用意しました。
開始以来六日間、朝・昼・夜の三講座を行なってまいりました。
今日は、午前は女性の袴、午後は試験前日の附下げの着付け、夕方が男の羽織・袴、そして、夜は七五三の帯結びと続きました。
受講生の竿さんは、何よりもお店のお客様のお役に立つために、そして家族のために、息つく暇なく頑張ってきました。
今回は、着付けの経験があったことや、誠実さとセンスの良さで、かなり多くのものを手にされたと思います。
いよいよ明日は認定試験。
緊張せずに、いつもどおりに試験に臨んでください。
午前中はお互いに新しい帯結びを猛勉強
「きつけ塾いちき 鹿児島」では、二人の生徒さんがおけいこに来られました。
おひとりは、振袖専科でお勉強されている岩切さん。
もうひとりは、プロコースを特訓講座でおけいこされている竿さん。
午前中は、新しい帯結びの練習でした。
午後からはお互いに相モデルで…着せ付けのおけいこ
「振袖専科」と「プロコース」…学ぶ内容は違いますが「着せ付け」は同じ。
午後の講座では、お互いにモデルになっておけいこをしていきます。
腰紐の締め方や締める位置、衿合わせetc、モデルになってみると着付けを通して自分の着付けが見えてきます。
モデルになることを通して、自分の着付けがワンランクアップです。
復習…そして二級の認定試験へ
一週間の特訓コースで、「美容師として必要な着付け技術を身につけたい!」と、沖永良部かお越しになった竿さん。
一日3講座(朝・昼・夜)をぶっ続けで受講するわけですから、学ぶほうも教えるほうも真剣勝負。
お互いに楽しいからこそ続けられるのでしょう。
今日の昼の講座は、これまでの復習。
手を休めることもなく、黙々とおけいこをされていました。
夕方になって学院長から、「これから二級の試験を行ないます」と通告。
いつもと違う静かな雰囲気のなかで、モデルさんに、「黒留袖に二重太鼓」を着せ付けていきます。
プロ着付け師の入り口に立ったからには、迷うことなく突き進んでいくことしかありません。
試験中も平常心で着せ付けていかれたようですが…。
プロ着付け師二級の試験(写真)