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乾燥ゴーヤ/香港バーバキュー事情

2014年09月22日 | 田舎生活の衣食住
 重ね着したり、薄着したりの繰り返しのいち日でした。毎年今頃ってこんな陽気だったかしらん。
 夜になってモニターの前を横切る黒い点。「蚊だっ」。慌てて渦巻き蚊取り線香を。あの香りが夏を連想させるので、我が家は未だに渦巻き蚊取り線香を愛用しています。
 程なくして、2匹キャッチ。蚊っていつまで生息するのだろう。
 そして「生類憐みの令」が施行された元禄時代って、蚊を叩き落としただけでも罰せられたと。蚊の多かった江戸の人の苦悩が分かる様な気がします。
 江戸は掘り割りが巡らされ、そうとう蚊が多かったそうです。蚊帳なしにはいられなかったそうです。
 子どもの頃は夜になると蚊帳を張り、その中に布団を敷いて寝たものですが、蚊帳を使用しなくなったのは、網戸の普及によるものでしょうか? 蚊帳の中に渦巻き蚊取り線香を焚いた様子は夏の風物詩でもありました。
 
 香港の娯楽のひとつにバーベキューがあります(むしろ最大の娯楽)。何かあると集まってバーベキュー。それが、日本のようにひとつの網や鉄板でワイワイ焼くのと違い、ひとりひとりがアルミの長い棒を持ち、その先に肉(野菜を焼く習慣は少ない)を挿して焼くのです。よって、ワイワイといった盛り上がりはなく、無言で肉を焼く、食べる、焼く…「何が楽しいのだ」と思ったものです。
 更に、驚く事に、肉を焼く前に蜂蜜を塗る事。食パンも焼いちゃう事。
 何度か、ローカルの知人たちとバーベキューに行きましたが、一番驚きの場所は、何と、レパレスベイの監獄の敷地内。メンバーの中にそこの看守がいて、看守用のバーベキュー・ブースなのですが、目の前に金網のフェンスがあり、刑の軽い受刑者がバスケットボールをしているのです。重罪の受刑者は表には出られないそうです。
 「良いのか? こんな所でバーベキューなんかしていて」と甚だ疑問でありました。塀の中への嫌がらせではないのか…。
 次に、通称猿山でもバーベキュー(何処だったか忘れた)。文字通り、猿が出没します。それもふと気を許すと肉を横取りされる距離まで来るのです。これはちょっと怖かった。
 で、蚊取り線香との繋がりは、これもどこだったか山の中での折り、どうにも蚊が多く、渦巻き蚊取り線香を購入。その時「蚊香(まんひょん)」と言うのだと知った次第。香港で蚊取り線香を必要としたのは、この一度きりでした。
 
 大量に頂いたゴーヤは乾燥させて保存します。これまでは笊を使用していましたが、「ダイソー」で欲しかった干物用の網を発見。これが100円で買えるなんて、驚きです。
 手前のファスナーの中に入れます。



 天気が不安定だったので、2日間干して出来上がり。



 味噌の空き箱に丁度収まりました(巨大ゴーヤ3本分)。



 3箱分ストックしてあるので、これで冬もゴーヤを食べられる。


 昨日のお菜は、赤魚とゴーヤのかき揚げ(残り物)でした。


 




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