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半世紀前の事....

462 時代小説と歴史小説 (毎週土曜日に更改しています)

2016-04-09 04:36:39 | 
  恥ずかしながら、どうしても、知らない事が一杯あり、このフレーズこれからも良く出て来ると思います。人生を振り返って思い直すといっぱい過ちが多いと思ってください。
 
 この年まで、時代小説と歴史小説と2つあったのを知らなかったこと。それどころか、その違いがあったのをまったく考えていなかったです。本を良く見ると裏表紙の物語の説明に時代小説と書いてあるのに気が付きました。

  今まで何ともなく沢山、面白く本を読んでいましたが、時代小説と歴史小説の2つの種類の違いを全く意識せずにきました。時代小説は流れゆく歴史の中に、実在した人物や架空の人間を結びつけて物語を創作していく小説であり、歴史小説は歴史という事実の積み重ねの中で、実際に生きていた登場人物を描く物語であったのです。最近は時代、それと歴史小説ともにハマっています。どちらかと言えば、気軽に読める時代小説を好んで読んでいます。

 歴史上に名を残す人達はそれなりに文献も残っていると思いますが、その他の人やその生活を映し出すのはわずかに残った家財道具や今に残る家から想像するよりありません。時代小説は本当にあった様に、当時の生活がそのようにあったかの如く面白く書かれています。

 ただ、驚くのはドラマや映画になった時に、着るものが新しすぎて、下ろし立てのような着物を長屋の子供まで着ているのを見て落胆することが殆どです。現在のように摂取する油ものが少なかったとはいえ、私の子供時代も洗濯自体大変な重労働であったと想像できます。それにしても着物が綺麗すぎる。

 宇宙から日本列島が明るいのが分かりますが、それに比べて北朝鮮の暗さが分かります。戦前、又、その前の電気が無かった暗さは計り知れないです。時代小説を読むにしたがって、我々にはその暗闇は想像できない暗さだったと思います。

 芸者の顔におしろい(白粉)を塗るのは、お座敷で夜、行灯でも顔がハッキリ見えるようにしていたらしいのです。今でも寒い冬をせんべい布団で、まだ布団があるだけマシな暮らしていたとは昔の人は強く無ければ生きていけなかったと想像します。

 私の子供の頃はせんべい布団とは言わないですが、畳の上に布団。今のように毛布を2枚とは考えられない、足元に確か黒の陶器の中に豆炭を入れていたと思います。その様なものがあったか不確かですが、よく火事が起きなかったと思います。毛布無く、暖房無くて、布団も薄く、昔の人は良く冬を越せたなと思う様になっています。栄養状態だけでなく、長生きできなかったはずです。
 
 
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