旅、思いで思い出し           何も知らずに旅にでた!

昔ズート昔、旅をした。何も知らない私が、若かった,若いだけだった!
半世紀前の事....

461 雨にも負けず (毎週土曜日に更改しています)

2016-04-02 04:11:53 | 思い出日記
 「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はありえない」宮沢賢治。そうあって欲しいですが、現在、理想主義としか言いようが無いです。人が殺し合う戦争をしている国、そこから逃げ出してくる人。戦争を抑止する為に戦力を増強しなくてはいけない国。世界中幸せに何かをしなくては、思っても自分の身の回りも幸せにできないのです。アメリカは建国後30年の間を置かず戦争をしていて、日本は戦後70年、戦争無しです。

 戦争は沢山の人が死にますと言うより殺されるます。毎日人を殺すとのニュースがあり、人の命を軽く見ているとしか思えない。そこで世界中幸福などましてありえない、現在社会においては夢の世界であるとしか思えないです。しかし、どのような状態においても幸福は人類全ての希望と言えます。
 
 宮沢賢治さん、残念ながら、なかなかそう幸福にはならないです。しかし、宮沢さんは死者の幸せ、これから生まれる者の幸せ、みんなの幸福を思って言っているのだと思っています。

 とても不思議なのは何時も当時の人の多く宮沢賢治さんも含み、暗そうな写真を見て、特に「銀河鉄道の夜」等メルヘンチックな本、失礼ながらどう見てを書いた人には見えません。外見とは本人の本質と違うものだと思うのです。
「どこまでもどこまでも僕たち一緒に進んで行こう」と数々の童話、詩を書いて「雨ニモマケズ」を書いてから約2年後37歳に亡くなりました。若いです、でも約100年前に生まれて亡くなった人の作品が今でも新鮮に思えるのは素晴らしい事です。感受性が凄い人です、外観で判断はいけないとの言葉を忘れずにいなくてはいけないです。

 フィーリングで判断して、つまり第一印象で、どうしても人を見てしまうという私です。それが外れる場合が多くあります。では、人から見て自分の第一印象とはどのようなものか、考えもしなかった事に最近目が覚めました。多くの人は自分の第一印象を考えたことがないかもしれません。何か面接を受ける時は、考えたかも知れないです。私は、その時にどう答えようかと、そればかり考えていました。

 他の人が感じる自分の第一印象、今まで思って考えたことがありません。これが、ダメなのと分かりました。考えると自分では第一印象が良いと勝手に思っていました。思い出すと高校の時、友人の妹に親切に優しく話したつもりで、怖がられたことがありました。その時に改めていたらと思いますが、そんな昔から、やっぱり無理かも...


 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 460 いまどき   (毎週土... | トップ | 462 時代小説と歴史小説 (... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

思い出日記」カテゴリの最新記事