旅、思いで思い出し           何も知らずに旅にでた!

昔ズート昔、旅をした。何も知らない私が、若かった,若いだけだった!
半世紀前の事....

532 高齢 (毎週土曜日に更改しています)

2017-08-12 04:42:36 | ブログ
 高齢者とは何歳から? 他人事だと思っていると思います。私もです。年月、それより1日が早すぎます。幾つになればそう呼ばれるのか、なんにしても高齢者が増え続けている現状、その渦中にいる団塊世代が問題になっています。

 そもそも団塊とは、かたまりと言う事で、第二次世界大戦直後の日本において1947年から1949年にかけての第一次ベビーブームで生まれた世代であります。
作家の堺屋太一が1976年に発表した小説『団塊の世代』で、鉱物学で一塊の単位で採られる鉱物の呼び名ノジュール(nodule)の訳語を世代をあらわす言葉として用いたことにより登場した言葉であるとされています。

 政治家は主に少子化を問題視して、内閣府特命担当大臣(少子化対策担当)なるものを創りました。それを創るのなら、同じ様に「高齢者対策担当」なるものを創設するのも考えなくてはと思います。どこでも団塊の世代はのけものです。今から死んで行く人間、年寄りは票には結びつかないのでしょうか? 数は多いのに、それも痴呆症になって行く人も多くあると思われます。そのような人が多くなり街に溢れる、そんな世にならない事を願っていますがどうなる事やら。難しい事です。

 重症の痴呆症の方が、2泊だけ施設を利用しました。初めて知った重症者、自分の名が分からないし、言えない。今いる所が分からない。じっとしていられない。多分不安定な気持ち、状態でそうなるのだと思います。誰も望んでなっていないですが、それはそれはなりたくないと思いました。
 直ぐうろつく、テレビの画面を触る、ものを叩く、「ねえねえ」、どうしましたと聞くと黙りこんで涙ぐんでしまう。何をしたいか自分で分からない、この方を受け入る施設は難しい、精神病敷しかないでしょうと聞きました。多分この様な人が街に溢れる事になるかもしれないのです。

 益々増えていく高齢者ドライバーが、起こす事故も問題化しています。メディアが再々取り上げるのに、20年先の事を考えない政治家がもっと考えなければならないものとして、高齢化社会です。問題児の団塊の世代は、長生きしますよ...。
 
 テヘランで認知症教育を4,500人の小学生を対象とした認知症教育を行ったという事を知り、先ず、日本の方が必要です。小さい頃から、認知症教育を受ける、子供は自分の思った事を口に出す。子供の時に認知症を知るという事は、大変大事な事と思います。 
コメント
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