たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

古事記とフェルメールと私 vol.2

2012年10月03日 05時45分48秒 | 旅行
日本最初の国土は淡路島に有ります


さて、お土産も買って、博物館を出たのは10時半・・・
あっさり帰るのももったいないので、神戸市立王子動物園に行ってみることにします。
ココには「パンダ」と「コアラ」と「ユキヒョウ」がいます。





それと、「ホッキョクグマ」も外せないでしょう。

もちろん他にもいろいろ展示してるのですが、観たかったのはこの4種。

家族連れやカップルで賑わう駐車場にオッサン一人乗った車で乗り付け、「観たい動物だけ観て帰る」というコンセプトの元、30分足らずで動物園を出てくるワイルドな見方です。

結局、11時前には動物園を後にします。

さて・・・
当初の計画では初日に神戸を散策し、夕方、淡路島に渡り宿泊、2日目に古事記に出てくる「日本最初の島」と「日本最初の山」を観ておく予定としていました。
しかし、あいにく台風の接近で明日には大雨(台風のコースによっては暴風雨)の可能性が出てきました。
いや・・・最悪、、明石海峡大橋が風で通行止めになったら、帰れないという可能性もあります。
よって、今日の内に淡路島に渡り、観たいところを観ておくことにします。



その前に腹ごしらえ
淡路島と言えば「玉ねぎ」
神戸淡路鳴門自動車道の淡路SAで「玉ねぎカレーセット」を食べておきます。

ここから一気に島の南端まで行き、灘土生漁港から連絡船に乗って沼島に渡る事とします。
沼島は「日本最初の国土」と言われる島。「おのころ島」といわれています。
『古事記』によると、伊邪那岐命(イザナギノミコト・男神)と伊邪那美命(イザナミノミコト・女神)の二神が、国生みの際に天の沼矛(ぬぼこ)で混沌とした海原をかき回したとき、滴り落ちたしずくが固まり「おのころ島」が生まれたとされています。

実はこの「おのころ島」の候補地は淡路島内に複数あるんですが、南あわじ市の沼島、淡路島の絵島、そして淡路島自体もそうです。

ネットで連絡船の時間を調べたら、1時50分がちょうど良い感じです。
それまで1時間程時間に余裕が有るので、自凝島神社に向かいます。

先ほどの「おのころ島」の位置ですが、自凝島神社もその候補地の一つだそうです。
日本三大鳥居の一つらしいんですが、朱塗りの大きな鳥居が印象的です。
近くに「葦原の国」の石碑、そして伊弉諾尊と伊弉冉尊の二神が降り立ったと言われる「天浮橋」があります。
簡単に「あります」と書いたのですが、たどり着くのに結構な手間暇をかけてしまいました。
ナビに乗ってないし、案内地図は少ないし、ガイドブックの広域地図だけでは、たどり着くのに大変です。
コメント
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