たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

雪とサルたちの年末年始ツアー vol.3 地獄谷野猿公苑編

2022年01月10日 07時54分45秒 | クマと動物たち

地獄谷はサルの楽園?

 

12月31日(金)

今日は北陸新幹線で長野まで行き、長野電鉄で湯田中駅、さらにバスと徒歩で地獄谷野猿公苑を目指します。

 

地獄谷野猿公苑は、冬場になると野生のニホンザルが温泉に入りに来る施設で、正に「SNOW MONKEY」がよく似合う施設です。

野生のサルといいつつ、餌付けはされているのですが、その辺は「よし」とします。

 

8時2分発の新幹線で長野へ。

大雪がどうこう言っていましたが、今のところ晴れています。

しかし少しぐらい寒い方が温泉に入るサルを見やすいし、雪景色の方が画になるというもの。

 

 

ちょっとぐらい、

雪、降らないかな・・・♪

 

 

そんな罰当たりな考えは、後で強烈なしっぺ返しを食らうことになります。

長野駅に到着したら荷物をクロネコヤマトの宅急便に預けます。

湯田中温泉を含む山之内町の旅館に長野駅から手荷物を運んでくれる、超便利なサービスがあります。

 

さらに往復の長野電鉄、バス、地獄谷野猿公苑入園券がセットになった、「SNOW MONKEY PASS」を購入です。

 

そして長野電鉄の特急「スノーモンキー」に乗り込みます。

車窓を見ていると湯田中駅に近づくにつれ、積雪が見受けられるようになり、やがて雪の厚さが厚くなり、そして湯田中駅に着くころには一面銀世界に。

バスに乗って野猿公苑の最寄りのバス停まで行き、そこから40分程徒歩です。

本格的な山道に入るまでに、そこそこの坂道を登るのですが、この時期に東京から来た夏タイヤの車がずり落ちていくのを何度か見ることとなります。

雪の山道を歩くこと40分、地獄谷温泉を経て地獄谷野猿公苑に到着です。

 

早速、(サルの)温泉へ

 

おおっ!!

Onsen Monkeys!!

 

実は前回訪れた際には、サルたちはいたものの温泉には入らず、ちょっと残念な気持ちになっていました。

今回はそんな無念を払拭するに値する温泉への入りっぷりです。

 

 

一通り、1時間程、撮影をします。

降り続ける雪に、カメラ上面やアイカップが凍りますが、

その辺は「変態PENTAX」割と平気です。

 

そういえば「冷凍庫の中でも撮影可能です!!」と営業の方がお話していたのを思い出します。

ちなみに皆様方はカメラにカバーを付けたりしていますが、そうでないN社中堅機のおじさんが、動作不良に陥り切れかけているのを横目に見ながら撮影を続けます。

 

それにしてもだ・・・

オミクロン株の水際対策で、「外国人は原則入国禁止」と聞いております。

しかし・・・

付近は中国人のツアー客、西洋人と外国人だらけです。

そりゃ、2週間とか隔離期間を過ごしたというなら文句も言いません。

しかし、そこまで見たいのか雪猿??

右寄りの山口県民でも、正直、コロナの水際対策については政府の対応を信用しておりません。

 

カメラは大丈夫でも、体は限界です。

14時過ぎに公苑を後にし、バス停まで向かいます。

 

いよいよ雪も本降りとなり始めます。

 

時折、木に降り積もった雪が何かのはずみで落ち、ホワイトアウトの様な状態になりながら何とか下界へ降りてきます。

麓の「猿座カフェ」で遅めの昼食です。

ポテトフライ、野沢菜ときのこのピザ、ホットワインが冷えた体に沁みわたります。

その後、店の前のアイスバーンで派手にコケます。

ちなみに、直前に同じ場所でコケたおばさんは、動けずそのまま救急車で搬送されます。

 

少し遅れてきたバスに乗り、大噴泉バス停で降車し、今日の宿に向かいます。

 

今日の宿は「湯田中湯本」

小林一茶ゆかりの旅館として知られ、昭和、いやいや創業350年ですから江戸時代から続く旅館です。

温泉はもちろん源泉かけ流し。

料理も好評の様ですし、ご主人がお蕎麦を打たれるということで、今年の大晦日はこちらで過ごすことと決めました。

 

バス停から坂道を300m程登ります。

重いカメラ機材を背負い、向う脛まである雪の中を歩く風景と息遣いは、

鬼滅の刃 第1話 冒頭30秒

と、ほぼ同じです(笑)

 

やっと到着した旅館では、体温測定で測定不能(Low)となる始末です。

とりあえず撮影機器とスマホの充電をし、温泉に入ります。

肢がピリピリする感覚で、生き返り感が伝わってきます。

 

続いて夕食

美味しいし、ボリューム満点です。

蕎麦、入るかな・・・

続いてごはんとみそ汁。

これもメッチャ旨い!(が、もう入らない)

 

まんぷくで部屋に帰り、そのまま熟睡し、気が付けば年を越しています。

コメント
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