快晴の安佐ZOO
クマとシフゾウの休日
2月18日(日)
快晴です。
7時に朝食に行く予定を寝過ごし、遅れついでに朝から温泉に行ってみたりして、結局7時20分に朝食会場へ向かいます。
食後は勢いで準備を済ませ、8時20分にホテルを出発です。
安佐動物公園には9時8分に到着です。
今日も多くのお客様が、朝一から詰めかけています。
でだ・・・
今日は安佐で何があるのか??
動物シンポジウム
~ツキノワグマに遭わないために「クマ」知る~
クマさん大好きな俺にもってこいのシンポです。
時間は13時から16時まで。
たっぷりとクマ談義ができそうです。
では午前は全体的にザックリ見て回りましょう。
クロサイ
ご飯の時間で楽しそうに走り回っています。
マルミミゾウのダイくん
少し野性的になったかな?
鼻を上げて寄ってくることが無くなりました。
ツキノワグマ
午後のシンポジウムのためかマスコミが取材していました。
レッサーパンダ
元気そうです。
シフゾウ
明日が誕生日!!
袋角が大きくなってカッコいい姿を見つつ、1人静かにお祝いです。
アムールトラ、アムールヒョウ、ライオンをチラ見して、レストランで昼食です。
今日は肉うどんとおにぎり
12時25分
食後に、少し早いですが会場に行ってみます。
今回の講演の内容はツキノワグマを中心に多岐に渡ります。
広島大学からは空気中のDNAの収集、糞のDNAから個体の特定、さらにニホンリスの復活のお話、地元高校生のクマに出会わない工夫、そして安佐動物公園のクマ担当者のクマを知ることについてです。
ある意味超マニアックで奥深い内容です。
特に、と言うか、ある意味「驚愕」したのは広島県で絶滅したといわれていたニホンリスが確認されたとの事。
山口県でも同様に「レッドデーターブックⅠA(=絶滅)」扱いなのですが、もしかしたらどこかにいるかも・・・と考えていたりします。
総合討論でちょっと質問してみます。
ツキノワグマの誤捕獲が年に何度かあるのですが、放獣が困難との話を散見されています。
技術的な理由と地理的な理由があると思うのですが、そこら辺をひっくるめて何か知見があるか?と質してみます。
えっと、このような質問をすると「捕殺反対派」と思われるのですが、実は逆で民家周辺にまで進出したクマについては、住民保護と適切な飼育数管理の元、捕殺すべきと考えています。
しかし、自然保護団体や謎のクマ保護団体の中には、現状把握しないまま「安易な放獣論」がでてきます。
ここはひとつ、「そんなに簡単に放獣できないんだ」というのをはっきり認識してもらう意図での質問だったりします。
ちなみに回答は、捕獲場所より山奥に放獣するのが原則だが、他の市町、隣接する他県があり放獣する場所がなく、やむを得ず捕殺している。
また、民家に接近するクマは味を覚えており、再度民家に接近する傾向が強くなり放獣はより一層困難となるというもの。
まぁ、今回のシンポでは、その辺を理解せずに騒ぐ活動家はいないみたいなのですが、専門家の意見として「それ無理!!」と言ってもらってよかったと思います。
有意義な公演を聞き、大満足で会場を後にします。
閉園まであと30分あるので、最後にマルミミゾウでも見て帰ろうかと思いましたが、ダイくんはすでに撤収されています。
午前中写真に撮れなかったアフリカスイギュウを撮影し、園を後にします。
夕食はいつもの「お好みハウスABC」です。
ここの激辛ソースにハマっちゃってます。
今日は初めての「スタミナ焼き+ソバW」です。
元々ボリューミーなのですが、今日はさらに大盛の感じです。
帰りは宮島SAのスタバでコーヒーを補充して、帰宅は19時30分です。