たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

俺VS北の動物たち vol.3 野生のラッコを見に行く

2022年05月08日 03時53分52秒 | クマと動物たち

「北海道の強風注意報をなめるな」という話

 

4月30日(土)

今日はレンタカーを借りて釧路市動物園に行くのですが、その前に・・・

ホテルの無料朝食を潔くキャンセルし、和商市場に向かいます。

和商市場では、丼飯の上にお好みの海鮮等を載せていく「勝手丼」というのが人気です。

とりあえず270円で酢飯仕様の丼を購入し、スルメイカ、ボタンエビ、ミズダコ、アブラカレイ等々を載せていき、大体1800円前後の丼を作り上げます。

ついでにカニ汁も注文してみますが、こちらは身のダイナミックさより出汁重視の格安120円(多分・・・)で、オススメです。

因みに海鮮を販売している店舗も複数で、具のバラエティーも多数ありますので、お好みでアレンジは無限です。

 

8時30分に店を出て、釧路市動物園に向かうのですが、わざと田舎道を通って、キタキツネを探します。

9時30分ちょっと前に釧路市動物園前で嫁を下ろし、俺は一路、霧多布岬を目指します。

 

距離にして約100㎞、時間にして1時間30分です。

道中、割と至近距離でキタキツネを発見しますが、写真を撮ることはできません。

 

GWの割には、交通はスムーズで、たまにイキった都会ナンバーの車にぶち抜かれながら、ひたすら東を目指します。

途中1回のトイレ休憩をはさみ、11時過ぎに霧多布岬駐車場に到着です。

 

で・・・

霧多布岬に何をしに?

 

霧多布岬には野生のラッコが住んでいます。

このために135-450㎜レンズと2.0×リアコン持ってきています。

駐車場で車を降りると、天気はいいのですが・・・

 

 

 

暴風です。

ええっ、ちょっとした台風並み!!

警報だとしても驚かない風です。

 

そんな中、バズーカーを持って岬稜線を進軍するおっさん一人・・・

一応、他にも数名カメラマンがおられますが、明らかな観光客は早々に引き上げてゆきます。

 

どおやらラッコさんは岬の先端、島陰にいる様ですので、体を持っていかれそうになりながら、何とか岬先端部に到着です。

 

見渡せば島陰に「黒い粒」3つ

 

 

900㎜でもギリギリです。

隣の超大型バズーカ砲のおじさんは、風で撮影不可能と話しておられますし、手慣れた感じのご夫婦は100倍望遠のビデオでブレながらも撮影を続行しています。

俺は15分程で何枚か取りましたが、これ以上好転しそうもないことから、早々に引き上げることにします。

 

再び車に乗り釧路を目指します。

途中の厚岸の道の駅で食事をとろうかとも思いましたが、車が多いことから早々に諦めて釧路市内または釧路市動物園内で食事することとします。

 

13時30分

釧路市動物園近くのレストラングリーンパーラーへ到着です。

こちらで謎の釧路飯(?)

 

「鉄板スパカツ」を注文です。

 

鉄板の上にスパゲッティー、その上にミートソース、さらにその上にトンカツが乗っています。

 

ええっ、想定どおりの味です(笑)

 

食後は車で10分の釧路市動物園に向かいます。

西門から入園し、

リャマの赤ちゃん

レサパン

等を押さえてゆきます。

 

こちらでお会いしたいのはアムールトラのココアとあさま

 

それとホッキョクグマのキロルとミルク

なんだか1周でお腹いっぱいです。

その他の動物たちもざっくり見たのちに、16時前には退園です。

そうそう、園内で『全日本マレーグマ愛好会(仮)北海道支部』の方(笑)にお会いしまして、色々ご案内をしていただきました。

ええっ、クマ界は平和なのです(シロ、シロクロを除く)

後日、再会を約束し16時30分に園を後にします。

 

17時にレンタカーを返却し、これからJRで帯広を目指します。

今回の旅行ではJR北海道の「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」を使います。

6日間、JR北海道在来線全線(特急を含む)が利用可能です。期間中4回は指定席も利用できます。これで12,000円はお値打ち価格です。

 

夕日に染まる釧路駅を出て、帯広駅に着くのは20時31分です。

ホテルにチェックインし、近くのジンギスカン屋で夕食をすませます。

 

生ジンギスカンが美味しく、かつ安いお店で大満足です。

 

今日もコンビニで飲み物を確保し、ホテルに帰ります。

 

追伸)今日の撮高:ラッコ(微妙)、キタキツネ(見ただけ)

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俺VS北の動物たち vol.2  釧路放浪編

2022年05月07日 06時31分07秒 | クマと動物たち

不意を突くアクシデント3連発

 

4月29日(金)

7時過ぎにホテルをでて、再び無料連絡バスで第1ターミナルへ。

今日からGWということもあり人が多いですね。

朝食を売店のおにぎりで済ませ、JAL釧路便に乗り込みます。

9時40分釧路たんちょう空港に到着です。

 

空港内カウンターでレンタカーを借り、この足で釧路市丹頂鶴自然公園へ向かいます。

 

ええっ、車で10分程です。

今日は13時位までこちらで過ごす予定です。

 

だが、しかし・・・

 

4月20日(水)に園内でカラスの死体から鳥インフルエンザが確認できたということで、22日から臨時休園・・・

うぁ、マジか・・・

 

即、今日の予定を組み替えです。

1 釧路市湿原展望台の散策道

2 鶴居村の鶴見台&音羽橋でタンチョウ探し

3 釧路湿原を横切り、塘路経由で釧路市内へ

4 早めにホテルに荷物を預け、空港でレンタカーを返却

5 「世界三大夕日が美しい街」の夕日を見に行く

6 海鮮中心の夕食

 

早速、釧路市湿原展望台へ向かいます。

ここは建物には興味なく、自然林の中を歩く遊歩道へ向かいます。

ここの遊歩道で、シマリス、キタキツネ、あわよくばエゾシカとタンチョウも観察可能かも!!

 

しかし、湿原らしい展望以外には特に野生動物との遭遇はナシ・・・

ささっ、次を目指します。

次は鶴居村の鶴見台、すぐ近くのタンチョウが見える音羽橋へ。

いわゆるタンチョウ探しの本命です。

 

だが、しかし・・・

 

Noタンチョウ

これは困った

後は湿原を彷徨いつつ、偶然のタンチョウを探すのみです。

 

と言うわけで、コッタロ湿原を目指します。

途中、車窓から牧場で休んでる第1タンチョウ発見

 

こんな所に居るんだ・・・

 

その後も、牛の飼料をついばむ都会派タンチョウとかを見つつコッタロ湿原へ。

未舗装路を走りつつしばし進むと・・・

 

通行止め(泣)

 

マジか・・・

戻りますか。

 

 

すると、Uターンしてすぐの所で2頭のエゾジカ発見

しかも至近距離

しばし撮影

 

その後、別の群れも

 

結局、さっき通った道を戻りつつ、更なるタンチョウを何羽かを撮影します。

昼食は通り道にある「森のカフェ エレガント」です。

ナポリタンとコーヒーで軽く済ませておきます。

 

まだ時間は早いようなのですが、キタキツネでも探しながら空港を目指します。

レンタカーを返却し、空港から釧路駅行バスに乗り込みます。

今回のホテルは「アルファーワン釧路天然温泉」

駅のすぐ傍に「アルファーワン釧路駅前」があるので、ややこしいです。

 

夕食は前回も訪れた居酒屋「やん衆居酒屋 釧路食堂 本店」です。

北の海の幸を満喫し、ホテルに向かいます。

ちなみに・・・

新型コロナの懸念からせっかくの温泉は利用しません。

北海道限定コンビニのSeiko Martで飲み物を確保し、ホテルに帰ります。

 

追伸)今日の撮高:タンチョウ・エゾジカ

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俺VS北の動物たち vol.1  東京前泊編

2022年05月06日 21時24分09秒 | クマと動物たち

危うく夕食難民

 

今年のGWは恵まれている!!

5月2日(月)と5月6日(金)を休めば、夢の10連休!!

と言うわけでコロナの収まっている今がチャンスと、北海道遠征に向かいます。

今回は、と言うか今回も道内JAZA加入4園と前回訪れた時にちょっとだけ寄った、釧路市丹頂鶴自然公園を巡る旅程です。

今回は、ちょっと訳あって釧路入りの新千歳出という、ちょっとマニアックな旅程にしています。

 

理由は「自然動物も観たいから」

です。

 

当初の企画段階では、東京から女満別空港に入り、知床を巡った後、釧路に入る事を考えていたのですが、5月とは言え水温低いし、波風強いし、俺はともかく嫁はしんどいだろと言うことで,

知床を潔く諦め2日短縮して釧路がスタートとなった次第です。

 

そして、計画も大詰めになったときに知床遊覧船のあの事故です。

いや、もう「ビックリ」というか「やっぱり」というか、複雑な気持ちで一杯です。

事故原因を調査(捜査)中なので、余計なチャチャは入れませんが・・・

 

1 内航利用設計の小型船にバルバス付けて

2 昨年座礁事故した船首を外注せず自己修理で済ませ

3 船首が突っ込むぐらいの大波の中を航行したら

4 そりゃ亀裂が入り浸水するやろ

5 事故時のバックアップ体制が無い中、荒天予想を甘く見て出たのが直接の原因

 

と事故分析しています。

 

何はともあれ・・・

不明者の発見と事故でお亡くなりになった方々ご冥福をお祈り致します。

 

さて、今回の日程です。

 

4/28 夕方の便で東京入りし前泊

4/29 朝一の便で釧路空港へ

   到着後はレンタカーで釧路市丹頂鶴自然公園と周辺の野生動物観察ツアー

4/30 釧路市動物園、ちょっと抜けだし霧多布岬で野生ラッコ観察

   夕方、JRで帯広移動

5/1 おびひろ動物園、ちょっと抜けだし然別湖で野生エゾナキウサギ観察

   夕方、JRで札幌移動

5/2 札幌から旭川へJR移動

  旭山動物園、ちょっと抜けだし朱鞠内湖でイトウ&アメマス狙いの釣り

  夕方、JRで札幌へ

5/3 市内、円山動物園。ちょっと抜けだしフェルメール展

5/4 小樽へ移動し、午前はおたる水族館

   16時の便で新千歳から羽田経由で帰山

です。

 

さて・・・

今回のツアーに際し、知り合いから「何か北海道らしい写真撮ってきてよ」と言われ、渡されたメモがこれ

 

エゾシカ

キタキツネ

エゾリス

エゾヒグマ

ラッコ

タンチョウ

ナキウサギ

イトウ

アメマス

ミヤベイワナ

※野生の奴ね♪

 

おっ、おお・・・

ちょっと頑張るわっ

 

 

 

4月28日(木)

旅行とは関係ないことで2時間年休を取り17時には帰宅です。

19時05分山口宇部空港発のJAL便で羽田空港を目指します。

今日のホテルは羽田空港第3ターミナル直結のホテルです。

第1ターミナルから無料連絡バスで第3ターミナルへ移動し、チェックインです。

 

ここからが問題・・・

世の新型コロナは落ち着きを保っている中、東京都だけが「オミクロン株リバウンド警戒期間」とかで、空港周辺の飲食店が21時に閉まっていきます。

羽田空港着が20時40分なので、どうしたものかと悩んでいましたが、最終的には空港内のコンビニでお弁当を購入し、ホテルで食べることとします。

 

しかし何だ・・・

東京都では、未だにコロナは夜、飲食店で広がっていると信じられているのか??

「やっている感」を重要視しているのか、飲食店に補助を出し続けなければ票が取れない勢力があるのか、いずれかは存じ上げませんが、ミスリードに踊らされているのが見え隠れしてしまいます。

 

ということで、明日も7時出発なので、早々に就寝です。

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いきなり「Monster hunter」計画発動 GW北海道旅行(イトウ)準備編

2022年05月05日 15時55分08秒 | 水辺の人

予算15千円、3時間で仕留める

 

4月も後半に差し掛かった某日

朝4時から起きだし、情報収集のためにパソコンデスクに向かいます。

今年のゴールデンウィーク(以下、「GW」と表記)ですが、1日休めば7連休または6連休と、遠征にはもってこいの日程塩梅です。

で、どこに行くかといえば3年ぶりの「北海道」です。

前回、訪れた時もGWでしたので、今回は夏休みに行こうと企画していたのですが、

「コロナが落ち着いている

今がチャンスじゃね?」

 

「夏はまたコロナってんじゃね?」

 

って話になり、急遽GWに入れ込むこととします。

 

今回も、もちろん、JAZA加入の4園を各1日ずつ回る他に、釧路市丹頂鶴自然公園でタンチョウを思う存分見たい(=嫁が)ということで、5日間そして帰る日は空いた時間でおたる水族館にも足を運ぶこととしています。

 

ただね・・・

せっかくの北海道だし、動物園ばかりじゃ食傷味気ないので、抜け出して何処ぞへ遊びに行こうと考えています。

各動物園訪問時に抜け出せるのは、最長で5時間ほどですが、今日は「旭山動物園を抜け出して何処に行くか?」というお話です。

 

おそらく4園の中で最も大きく最も人気で、最も人出が多いのが

旭山動物園です。

 

ここを抜け出すのは実は一筋縄では行きません。

下手に出ると、駐車場がなくなるのです。

 

相当の覚悟で抜け出す必要がある訳です。

で、どこに行くのか・・・

 

当初はおとなしく富良野まで走り、観光地巡りでもしようかと考えましたが、ふと中学生時代の夢を思い出します。

 

北海道でイトウを釣る

 

ええっ、1mオーバーの怪物ですよ!

「釣りキチ三平」の世界ですよ!

ネットで調べてみると、旭川から1時間少々走った朱鞠内湖で釣れるとのこと。

 

なんでも漁協がしっかりレギレーション管理している湖沼だとか・・・

 

だが、割と高い確率で釣れる様です。

朱鞠内湖の解禁日は5月1日

俺たちが旭川を訪れるのは5月2日

 

ビンゴ!!

 

早速、ネット(と言うよりYoutube)で情報収集です。

まずはタックル。

 

割と何でもいいようですが、一般的には大型トラウト用のスピニングタックルか、シーバスタックルが一般的なようです。

リールも特に限定なし。

ラインはPEでもナイロン14lb直結でもよい、というご意見が多数見受けられます。

そこで導き出されたたタックル

〇ロッド:シーバス用8.0ft Mクラスのモバイルロッドを新調。

〇リール:中小型のスピニングリール(既存の物でよしとする)

〇ライン:14lbナイロン(これも新調)

〇ルアー:Rapara カウントダウン・ジョイント 7㎝がよいとか。

後は7gクラスのスプーン。風のある時用のちょっと重めの10g スプーン。

 

 

友人に聞いてみると、ロッドはシマノの「ワールドシャウラ(シマノ)」がオススメだそうな?

 

いやいやいや・・・

「ワールドシャウラ」

7万ぐらいするじゃありませんか!

 

しかも7万ぐらいするロッドに7千円ぐらいのリールとか、恥ずかしくて付けられませんわ!

 

ということで、思いつく限り予算をかき集め、1万5千円でロッド、ルアー等を準備することにします。

 

ロッドはネットで見つけた、メーカー不詳の8.0ftのシーバス用パックロッド。

 

リールは年末にノリで買ったDAIWA レプロス3000D-C

ラインはバス用の14lb(POLYAMIDE PLUS)

ルアーはネットでCDJ-7を2個GET、近所の釣具屋でFJ-9を1個、DAIWAのチヌーク7gを2個、そしてBite10gを2個、RiverDolphin10gを1個キープです。

BiteとRiverDolphinはアウトレットコーナーから拾ってきましたので、ちょい色が剥げてたりします・・・

 

後はプラグ用シングルバーブレスフック・・・

近所で売っていなかったことから、ネットで取り寄せます。

ここまでで1万3千円(各送料込み)です。

後はウェダーとネットは持ち込むので、遊漁券1,100円でほぼ1万5千円です。

 

ちなみに懸念材料は2つ

一つは解禁日までに朱鞠内湖の氷が解けているか

もう一つは実釣時間が2時間ほどしかないこと

です。

 

さらに言うと

俺、基本的に運を「持ってない」ことです・・・

 

 

 

 

 

 

 

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