内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

体調が回復しはじめる。午前、スカイプ授業、午後、採点作業

2017-11-13 23:15:53 | 雑感

 やっと体調が回復に向い始めた。
 午前中、日本の大学の学生たちとこちらの学生たちとの間でスカイプを使ったグループ発表と質疑応答を大学で行った。
 先週金曜日から、その準備として、日本の学生たちとスカイプの接続状態の確認等で連絡を取り合ったり、こちらの学生に指示を出すために頻繁にメールを送ったりしていた。このスカイプ授業は、私の方から今年度初めて提案した試みで、まだかなり手探りの部分がある。当日の接続状態に左右されるという技術的不確定要素も避けれられない。
 今日は、結果としては、まあ最初としてはこんなものかなあといった程度で、いろいろと技術的にも内容的にも改善すべき点が課題として残された。
 それに、こちら側に、積極的に日本語で話そうと努力する学生たちがいる一方で、頑なに口を開こうとしない学生も何人かいて、それらの学生たちに対してはかなり腹が立った。話す気がないのなら、もう来るな、お前たちには単位は出さない、と次回は「脅す」つもりである。修士にもなって、どういうつもりなのか、話すのがいやなら、そもそもなんで修士に来たのか、まったく何を考えているのやら。
 午後は、自宅で採点作業を続ける。なんとか夕食前に古代文学史の答案の採点を終える。全部で四十五枚の答案の中、よくここまで調べたな、よく気づいたな、よく考えたなと感心させられる答案が全体の三分の一弱、その他もほとんどは二十点満点で十点以上の合格点があげられる内容。十点未満だった答案は五枚だけ。
 日本古代史の答案が同じ枚数残っている。明日と明後日でなんとかしないと、週末まで持ち越さざるを得なくなる。それは避けたい。