近所の池を歩いていたら
たくさんの亀が、水面から頭だけ出して泳いでいた。
ここ数日の暖かい陽気に誘われて
冬眠から目覚めたのだろう。
牧野が池緑地まで足を延ばし
緑地の竹やぶを覗いてみたが
筍はまだ出ていなかった。
芝生の脇にはタンポポが咲き乱れ
満開のこぶしが青い空に映えていた。
今年初めて20度を越し
歩いていても汗ばむほどだった。
先週までは北風が冷たかったが
ようやく春の柔らかい風を頬に感じた。
飛騨の山里も、雪解けが進んでいるようで
春祭りがあちこちで行われていることだろう。
春の遅い飛騨で
雪の降りしきる中
春祭りに参加したことを思い出す。
春祭りが終わると
野良仕事をする人の姿を見かけて
春の訪れを感じていた。