
今日も晴れ時々曇りで、風の冷たい一日だった。
日向にいれば寒さを感じないが、日が遮られると急に冷え込む。

今日は家籠りを決めこみ、先輩に教わった「善女龍王」像の粗彫りの続きをした。
下絵を描き直し要所にノコギリで切り込みを入れ、鑿で少しずつ彫っていく。
集中力や根気が続くのは、せいぜい2時間ほどなので、その間に散歩をしたり、テレビや本を読んだりするので余り進まない。
粗彫りのあとは、像の下部から彫り進み、最後に顔を彫るように教わっている。
最初に顔を彫って失敗すると、続ける気持ちが失せるからとのことだ。
最後の顔で失敗した方が、ダメージが大きいように思うのだが、円空さんはどちらから彫ったのだろうか。