名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

レトロな伏見地下街

2016年11月01日 | 歩く

↑錦2丁目計画
今朝方まで降った雨は上がって、
時々青空が顔を出す日和となった。

朝の冷え込みで厚着をして出かけると、
強い日差しで汗ばむほどだった。


地下鉄伏見駅から、東西に240メートルほどの地下商店街がある。


↑伏見駅改札口
家に帰る方向と逆なので、めったに利用することはないが、
たまに通るとほっとする温もりがある。




ここは昭和32年の地下鉄東山線開通と同時に、伏見駅と
長者町繊維街とを結ぶ、地下繊維問屋街として開業した。


その後、繊維問屋の衰退とともに、地下街も
廃業が続きシャッターが目立つようになった。


↑開業当時はほとんど繊維問屋だった




↑レトロな店


↑垢抜け?した店

地下鉄利用客の通路と化した地下街は、新しい業種を導入したり、
トリエンナーレなどの企画も取り入れ、往時の賑わいを取り戻しつつある。


むき出しの配管やペンキで塗られた壁や天井は、昭和の匂いが
そこはかとなく漂い、少しうらぶれた下町の雰囲気がとてもいい。

上野や新橋のレトロな地下街は消えてしまったが、
ここだけはいつまでも残しておいて欲しいと思う。
コメント (2)
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