↑納屋橋再開発工事現場
今日は薄曇りで陽射しは少なかったが、
厳しい寒さはなかった。
工事現場の朝は早く、ビジネススーツ姿が目立つ前は、
ヘルメットや作業着で見を固めた人が多い。
↑右から御園座共同ビル中央は碧海信金左は岡崎信金建築現場
↑錦二丁目計画
↑盛田エンタプライズ旧本社ビルの解体が始まった
白川公園へ行く道すがらには、工事現場が多く、
その変化の様子が楽しめる。
話は変わるが、韓国で日本に関わる2つの
裁判が行われ、地裁の判決が下りた。
一つは対馬の観音寺から、韓国人窃盗団によって奪われた
観音菩薩坐像の所有権をめぐる裁判である。
所有権があると主張する韓国の浮石寺が「13世紀頃に倭寇によって
略奪された仏像であるから返還すべき」との訴えが認められた。
裁判所は、各種学術資料や仏像の毀損箇所、
焼けた跡などから見て略奪品と判断した。
鎌倉・室町時代は、大陸から朝鮮半島を経て文化交流も
盛んで多くの仏像や経典が多く渡来している。
倭寇による略奪と決めつける判断に唖然とするし、こんな論理が
通用したら、世界中の博物館や美術館は腰を抜かすだろう。
日本では、盗っ人の上前を掠め取るのは、卑劣で浅ましいと言われるが、
韓国の心ある泥棒は、恥ずかしさで身をすくめるだろう。
もう一つは、慰安婦を「自発的な売春婦」や「兵隊と同志的な連帯感を持った」
などと記述した『帝国の慰安婦』の著者が、名誉毀損で訴えられた。
検察は歴史的事実を歪曲し、被害者の名誉を傷つけたとして
懲役3年を求刑していたが、無罪の判決が出た。
判決理由で、「学問的な表現の自由と価値判断の問題であり、その正誤を
判断するのは裁判所の権限を越えている」と説明した。
歴史に関して自由な議論が難しく、政治や司法も民心によって動く国も
国際的な世論に腰が引けたのだろうか。