秋晴れの中、すいとぴあ江南で開催中の
「円空仏木彫教室」の手伝いに行ってきた。
高い空と澄んだ空気に誘われ、講座が始まる前に
木曽川河川敷を歩いてきた。
バッタやツバメが飛び交い、名残りの夏を楽しんでいる。
増水のせいか鮎を釣る人の姿は少なく、瀬音だけが涼しげだった。
円空仏木彫教室は、今日と最終回の来週で、飛彈千光寺
所蔵の小観音像模刻をすることになっている。
まず指導をする木端の会が準備した半完成の
像に顔を彫ることから始めた。
顔が完成した人は、角割の材料を使い
観音像に取り組んだ。
下絵を描き、切り込みを入れたあたりで
時間切れになり、次回に持ち越した。
作品の一部は館内に展示するので、
受講者も制作に熱が入る。
会員による彫刻実演も、大詰めの顔に取り掛かり、
完成に近づいてきた。