明日は南岸低気圧の接近で、再び太平洋側でも雪になり、
交通混乱などが心配されるとニュースが伝えていた。
雪には強いと思われる北陸などの日本海側も、水道管の破裂や
断水などが多発している。
雪や寒さに慣れている北国の人たちも被害にあうのだから、
今年の冬は余程厳しいのだろう。
以前暮らしていた飛騨の山里では、冬になると
水道の露出部分に凍結防止ヒーターを巻き、
湯沸器は毎晩水抜きをして凍結を防いでいた。
それでも地中の配管部分が凍結し、母屋の
外にある風呂場は、春まで使えなくなる。
湯沸器の水抜きをしても、細かい管に残った
水が凍結し、動かなくなることが度々あり、
石油ストーブからダクトを通して温風を送り
復旧していた。
陽射しのある部屋で彫刻をしたり、本を読んだり
していると、眠くなるほど暖かい。
蛇口をひねれば水やお湯が、いつでも
欲しいだけ出てくる。
当たり前と思っていることが、そうでなくなった
時のことを考える、背筋が寒くなる。