名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

街なかの空き家

2018年07月01日 | 雑感


20年以上も空き家になっていた西側の家の、
「解体工事のお知らせ」が業者から回ってきた。

付き合いのあった当主がなくなった以降は、
放置されたままだった。



蔵が破られたり、浮浪者が入り込んだりして、何かと
不安があったが、これで少しは解消される。



我が家の北側にも古い空き家が2軒あり、住む予定の
ないまま放置されている。

それぞれ事情があるようだが、他人事ながら
気がかりだ。

空き家問題は、過疎化が進む地方のことかと
思っていたが、意外に街中でも多く見かける。



近所には、古い民家や長屋があったが、歯が抜けていくように
取り壊されていった。

高齢者の住人が亡くなったり施設へ入ったりした以降は、
空き家になるケースが多い。



まとまった土地はマンションやホテル、オフィスビルなどに
生まれ変わるが、そうでない場合は、コインパーキングが
やたらに増えて、街の景観や機能を失う。

総務省データによると、空き家数は全国で820万戸。
日本の総住宅数6063万戸に対してだいたい7軒に
1軒は空きという。

少子高齢化、人口減少、相続問題などによって、近い将来
3軒に1軒は空き家になるという恐ろしい予測も出ている。

我が家の子供たちも独立して暮らしているので、
空き家予備軍になりかねない。

コメント (4)
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